2024年最後のはなしは、前回の予告通り、
こちらの製作記を少し書きます。製品を改めてご紹介しますと、METCURFEの「Low Relief Timber Framed Shop Fronts」というもので、もちろんNゲージのサイズです。「Relief」と言う言葉のとおり、建物の背面に板屋写真などを貼り付け、背景の一部のように表現できるようになっていた。そのため建物全体ではなく、前面の一部分を作る仕様になっている。日本のキットではなかなかお目にかかれないかなと思う。
さて、封筒状の製品を開けると、中身はこんな感じ。
A4に近いサイズのカードキットと、ベースとなる厚紙、窓が印刷されたプラシートなどが入っていた。
説明書は、当然ながら全部英語。英和辞典(!)やPCで分からない単語を調べれば読めるレベルですけど、写真が分かりやすかったので、これにおおよそ従って組立を一つずつ進めていく。メーカからも組立に関する動画がY○utub○でアップされていたのを事前に見たので、それも参考になるかと思う。
で、前回「楽しくて仕方ない」と言ったところについて。
カードからパーツを切り離して組立を進めると、部品を折り曲げたときにできる紙の白い部分が目立ってしまうので、これを周囲の色(茶色、グレー他)に合わせるように絵の具で調色、着色していく。
最初は壁面のエッジ部分が目立つので、そこだけ着色していったのだが、作っていくうちに、ここも白い部分が、ここも白が・・・と目についたところをモグラたたきの様に対処していくのが、だんだん楽しくなってきた。
この辺り、説明書や先の動画では、パーツを最初から全部切り離し、別の場所のどこか1カ所に纏めておくことと、先のエッジ部分の塗装も組立て前にするようにとの指示になっていた(他のキットはどうなのだろうか?)が、そんなことすると、自分は確実にパーツを無くしてしまうので
1手順ずつパーツを切り離し、エッジを処理して、ボンドで接着・・・という作業にならざるを得なかった。この辺は人それぞれであろうが。
あとは、パーツを切り離す時も、日本のペーパーキットのように手で押せば分離(?)できる、というわけではなく、一部のパーツは必ず1カ所以上、カッターで刃を入れないと分離出来ないようにもなっており、
その箇所には「Cut」の文字と矢印が印刷されていた。
・・・と、こんな風に、これまで作ってきたペーパー建物キットとの違いを意識しつつ、1日で完成までこぎ着けた。とりあえず、製作中のジオラマに置いてみて終了。
ということで、今年のブログは以上です。皆様、よいお年を。
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