Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

エンジンも加工しましょう

2012-08-19 14:05:39 | Wolf-Ford WR5 1978
昨日はエンジンの固定するステーを作りましてシャーシに取り付けましたがエンジン側も加工しないとエンジンが上側に持ち上がってしまいましてカウルに当たってしまいます。
オリジナルのエンジンを搭載してもカウルに当たってしまい1mmも持ち上がってしまいますから少しでもエンジンの搭載位置を下げる工夫をしなければなりません。
まずはエンジンの下側2ヶ所に止めビスのネジを切る為にエンジンブロックをハンダ付けします。
シルバーラインのエンジンはこの部分が丁度左右に分割されていまして接着ではネジを切れる程の強度が無いのです・・・でもってハンダ付けをしておいて穴を開けてネジを切るのです。

裏側もしっかりと・・・


中央部にフライスを使って深さ1.0mmの溝を掘ります。
幅は3.2mm程にしておきますとシャーシ側の真鍮製のステーがスッポリと収まります。
深さは心持ち深めにしておくとカウルに逃げ加工が少しだけ楽かもしれませんね~。


ここで気が付きました。
シャーシとエンジンの間に何やらオイルタンクの様な物が挟まっているのです。
と言う事はエンジンとシャーシのあいだに2mm程間を開けておか無いといけない事になります。
エンジンにはまだ穴を開けていなかったので余分な事をしなくて済みました。


エンジンの位置が決まったらカウルに逃げ加工を致します。
まあリューターで少しずつ削っていくだけなんですが穴が空きそうでいつも心配なんです。
まあ落ち着いて慎重に削れば何の問題も無いのですが・・・。


少し削ると色々な対策をうって来たのでカウルは奇麗に入りました、如何でしょうか?


カウルの後側だけはサイドポンツーンの上側の板がカウルの方に付いて来ますが理由はよくわからないのですがここの部分の板が先の尖ったハンマーの様な物で叩かれた痕が有ります、この部分のRが合わなかったので叩かれちゃったのでしょうか??
幸いにも奇麗にカウルが入りましたのでペーパーを木片に付けた物で削って合わせておきます。
画像の下側の部分は未修整、上側の部分は修正済みです。


これだけ一生懸命カウルを合わせても合っていない部分が有ります。
それはここです。
ファンネルの位置が有っていませんね0.7気筒分エンジンが前に寄り過ぎですね。




ノーズも付けてみないとよくわかりませんね~

2012-08-19 13:38:12 | Bluebird 1933
本日はお昼頃に夕立(?)が降りまして畑の為には丁度良い雨になりました。
私が畑の作業をして自宅にシャワーをしに帰っていた所だったのでバイクで雨に遭ってしまいずぶ濡れになってしまいました。
這々の体でアトリエまでたどりつき予備で持っていた服に着替えて一心地付いた所です。
また今は何事も無かった様に晴れています・・・。

さてブルーバードのボディの先端、つまりノーズを外したその中側ですが画像が無いのでまだ想像に域を出ません。
ノーズは1932年までと比較して見ると基本的な形状は同じですが上側の後半部分が延長されていて随分スマートに見えるのが1933年の特徴の様です。この部分はまだ加工をしておりませんでしたので加工をしてみましょう。
基本的なラインはオリジナルと同じですので延長する様な形状に古ハガキで型紙を作り、0.2mmの真鍮板に写し取り切り出します。
それをオリジナルのメタルのノーズラインと合う様に曲げて整形してみますとこんな感じでしょうか?


次はハンダ付けになりますが取り付ける真鍮板のセンターが狂わない様に目印をつけておいてからそれを合わせて片側だけポイントでハンダ付けしてみます。
形状やラインが乱れていないか何度も確認をしておきます。ここの状態ならまだ修正は容易いですからね~。


確認して異常がなければ全体をハンダ付けして完全に固定致します。
継ぎ目の多少の凸凹はメタルを流して削れば簡単に修正する事が出来ます。


修正したノーズを取り付けるとかなりスマートになった様に感じませんか?
ノーズの後側を修正しておりますのでノーズを付けた時に全長に違いは無いのですが形状でかなりスマートに感じますね。