Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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本日はまず事務処理から(笑)

2014-10-23 18:25:54 | Benz Tropfenwagen
本来ならビンセントブラックシャドウの所に書かなければならないかも・・・しれませんが。
朝から事務作業(と言うか雑用か??)本当は昨日からこの作業をしています。
何をしているのかと言うと、ビンセントブラックシャドウをご依頼頂いたお客様はインターネットをご覧になっていないらしいと言う情報が有りましてショップさんの方から改造箇所や作り方について写真と説明文が欲しいとご相談を頂きましたので昨日からブログの必要な部分を印刷しておりました。
必要な部分だけをと思いますがなかなかそれは難しく・・・カテゴリーを指定して印刷するという方法に落ち着きました。
部分的に画像が切れたり文字が切れてしまう部分も有りますが、ご容赦願うという事にしました。
雰囲気がわかって頂ければ良いな~と思っています。
印刷した物を順番にクリアーファイルに入れてお渡しする事に致しました。

印刷はA4版で300枚をカラー印刷しましたのでインクも用紙もかなりかかりましたが、作業の内容を正確に理解頂けたらと思っています。
毎日更新している意味はここに有りますからね。
クリアファイルは40ポケットタイプで4冊(1ポケットで表裏2枚入れています)にもなりましたが無事終了しました(笑)我ながら良く書いたものですね・・・乱筆乱文・・・誤字だらけですが・・・(苦笑)
こうなればもう立派な本ですね・・・。


さて事務作業が完了しましたので本来の制作に移りましょう。
今日の制作はエンジンフードのスリットですね。
ボディ右側のスリットの様子はこんな感じです。
大きめのスリットが5本切ってありますね、大きめなので今までの物とは違った作り方をしてみましょう。

しかし、キットのスリットは4本しかついていないですね~。
まあどうせ削ってしまいますから何本有っても良いのですけどね、さっさと削ってしまいます。

スリットを真鍮で作りたいのですが5本のスリットを同じ形状で作りたいのでプレスしたいのです。
いつもの様にスチールブロックを使ってスリットの掘り込みをします。
少々歪ですが・・・ご愛嬌という事で・・・これをメス型とします。

続いてオス型を作らなければなりません、オス型というのは先ほどに目姿の凹みに真鍮板を押し込む物でして基本的にはメス型にピッタリと合う形状が望ましいのですが100%は難しいでしょう。
それでもこの形状で十分使えます。

最初はこんな感じで木片で真鍮帯金を押さえておいてオス型で押さえますとスリット型にプレス出来ます。
真鍮板がプレスされているのが見えますね。

ボディのスリットを完全に削ってしまいます、これを削らないと話が進みません。
超硬タガネで削ってからヤスリで仕上げます。

先ほど作ったスリットを乗せて具合を確認します
大きさはまずまずですが前側がもう少し開いていた方が良いですね、理由はこの後の塗装でスリットが狭くなりますからこの時点でもう少し広い方が良い様ですね。

スリットを取付けるのに位置を確定しないとボディに穴が開けられませんのでまわりのつけなければならない部品を検討してみますとスリットの下側にボディの上下をつなぐ部分が有りまして、そこは何やら幅の狭い板が取付けられている様です。
この部品を0.5X0.2の真鍮帯金で再現しておきましょう。
この部品を取付けてみてわかったのですがリアアクスルの開口部の高さがさゆうで1.5mmも違っていました。
この開口部は一切触っていませんので最初からという事になりますね・・・この時点で気が付いて良かったですよ、後ですと修正が大変ですからね。


さてここで時間が来てしまいました、続きは明日にしましょう、明日も続いてスリットを作ってしまいましょう。