Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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記事の微速前進!

2014-12-01 19:13:26 | Benz Tropfenwagen
この所登場していなかったトロップフェンワーゲンですが少しずつでは有りますが前進しています。
一日の制作としてはそう進んでいなかったので何日分かを一度にお知らせ致しましょう。

まずサフを塗った所ですね。
サフを塗りますと問題の有る部分が出て来る事はまあご理解頂けるかと思います、使うのはウレタンサフなので少し位の傷は十分に埋めてしまうだけの能力は有りますので心配ない部分も有ります。
ただ塗り過ぎは禁物でどうかすると厚化粧になってしまう事も有りますので僕の中では2回までと考えています。
まあ薄く塗る事も出来ますので厳密に2回という事では有りません。

サフでは消えない傷や気を付けていても出来てしまうスが有る部分にはポリパテを塗ります。
今回はそう厚く付ける必要は無いのでウェーブのスベスベのみの仕上げとしました。

一日置いて完全硬化したら研いでおります、これもまた時間がかかる作業ですね、ついつい研ぎ忘れなどが有る事も有りますが目を皿の様にして研ぎます。
大きめのスリットの中はこんな感じでペーパーを突っ込みまして磨きます。
僕が磨く場合は出っ張った部分よりも入り角とか凹んだ部分の方に研ぎ忘れが出る事が多いのでその部分の確認をしながら研ぎますね。
これは癖なのかもしれませんね・・・沢山作っていますと自分の良い所や悪い所などが良く見えて来る事も有ります。

全体を800番くらいまで研ぎ上げまして様子を見ます・・・
いくつか埋め忘れた傷を発見しましたのでパテを盛る部分からもう一度やり直しを致します・・・これが奇麗に仕上らないと次ぎには進めません(笑)

泥よけ・・・と言うかステップと言うか・・・真鍮板で作った部品も平面を確認して研ぎます。
平面だから良いや・・・と言うのは有りません。
部品は確認しながら研げる部分は全て研ぎます。
エッジの部分はどうしても下地が出易いので注意はしますが・・・ここで下地が出るのはまだマシですね。
ボディカラー塗装以後ですとちょっとショックですね・・・また逆戻りが必要です。

2度目のサフを塗りました

この後下地が出ない様に1000番程度で研ぎまして次はボディカラーですね。


次の作業はカラーサンプルを作る事ですね。
ご依頼者様がいくつかサンプルを希望されていますので3種類くらい調色した物をアルミ板に塗ってお送り致しましょう。
色を選んで頂きましてボディカラーの塗装に移る事になります。

冬の準備・・・完了

2014-12-01 18:10:15 | Ferrari F2008
明日から山陰は雪のマークが出ていますね、皆さんは冬用タイヤに交換されましたでしょうか?
私、・・・実はまだです。
畑の野菜(水菜・ルッコラ・リーフレタス)にはビニールのトンネルをかぶせまして挿し木をしていたくだものパッションフルーツにはビニールをかぶせた上にビニールハウスの中に・・・つまり二重にビニールをかぶせて保温しておきました・・・何とか冬の準備を完了しましたが自分の車にはまだ冬用タイヤを付けていません。
パッションフルーツは南国育ちなので冬場は室内が安全らしいのですが室内ですと水切れになり易く(水やりを忘れるという事なんですけどね)また日が当たらない状況になり易いので僕の場合はあくまでも日の辺る外で栽培を試してみたいと思っています。

タイヤは明日になってから交換する予定ですが・・・間に合いますかね~。
今夜降ったらアウトですが・・・(笑)
明後日はお休みなのでいくら降ってくれても良いんですけどね(笑)

さて今日の制作です。
フェラーリF2008にはホイールのブレーキの冷却を制限する為にホイールのカバーがついているのをご存知ですよね。
これは最近ブレーキがカーボンブレーキになっている為にディスクの温度が下がってしまいますとブレーキが利かなくなってしまうからなのですね。
昔はブレーキディスクスチール製の時代はが冷却フィンを仕込んだカバーをかぶせて積極的に冷却する方向でいましたのに全く逆の方法になっているのが面白いですね。
そのカバーですがリアは平面なんですがフロントは少し丸く盛り上がっているのをご存知でしょうか?
そうなんです少しドーム状になっているんですね、ただキットの部品は当然平面なので何らかの加工をしてやらなければなりません。
鉛の板の上で大きめの矢坊主を使ってエッチング板をプレスしてやります。

そして中央につくこれもまたエッチングの部品は中央が凹んだ感じにプレスしてある様です。
これはまた小さな矢坊主で少々プレスしまして凹みをつけてやりました。

組み合わせますとこんな感じになりますね。
この状態ではカバー自体の丸みはわかり難いのですがたぶんデカールを貼ってみるとその模様が曲がって見えますので球面である事がよくわかると思います。
他のサイトでしているのを見た事が無いのでちょっとやってみました、一手間かけたという事ですね。

カウルのチムニーの後側は厚みがかなり厚く見える状態でしたのでこの厚みを斜めに削りまして薄く見える様にしておきました。
その上でその後の空力パーツ・・・エ~ット何て言ったんですかね~・・・をつけておきました。この辺りの精度はなかなか高くてピタリと収まりましたよ。

次はカウル類のスタンドを組立てます。
ノーズのスタンドは余り問題無く組めますがカウルのスタンドはちょっと問題が有ります

何が問題化と言いますと上側の角に付く三角形の補強プレートはエッチングでして表と裏の両側から挟んで留める様になっていますがハーフの部分が厚過ぎて収まりませんでした。
仕方が無いから一方は裏向きにハンダ付けをしまして不要な部分を削り取ってしまいました。

これでF2008の仮組を完了しましたね、なんとトロップフェンワーゲンに追いついてしまいました・・・(笑)

ところでこの部品わかります?
インストのカウルの下に置く様になっている黒い部品ですよ~。
どう考えてもこの部品がわからないんですよ~。
どこかに取り付けをするものでは無いらしくこんな部分に置く様になっているんです・・・無くても良い様な気がするのは私だけでしょうか?
誰かご存知の方が有りましたらコメントで教えてやって下さい(笑)皆さんのお答えをお待ちしています。
何の部品かわからないので削り方もわからないんですよね~

仮組が終わったボディの方はお風呂に入って頂いています。

4個のノーズはボディ側と部品が混じらない様に別の小瓶で仮組を解いています。

こちらは入浴をされない部品ですね・・・(笑)

今日中にはバラバラになってしまう事でしょう・・・