Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ミニカーベースの製作予定

2015-06-29 19:34:19 | 只今制作の御相談中のキットたち
良い作品を作ろうと思いますとやっぱり時間がかかりますね。
今回制作したFerrari 308GT Rainbowはエーダイグリップのミニカーがベースでしたがそれなりの時間がかかってしまいましたね。
キットベースとどちらがお求めやすい完成品になるか難しい所ですね。
僕としては何がベースになっても良いのですがダイキャストミニカーをベースに製作すると少しは安価になるかも・・・と思っていましたがウインドウの処理やボディをレジンに置き換える手間を考えますと手数は結構かかってしまう様ですね。
塗り直しくらいでうまくゆけば良いのですが、筋彫りはダイキャストミニカーの場合浅くて広いのは金型の耐久性を考えれば当たり前の事ですしね~。

現在ミニカーベースでの製作ではこんな物を見積もり中です。
いずれもご依頼を頂いたのはず~っと前でして、大変お待たせしてます。
マツダサバンナRX-7(FD3S中期モデル)
ご自分の乗っていらっしゃった車に作り替えます、ベースが初期型のRX-7ですので変更されたホイールやシートはもちろんですが中期型のリアウイングを作る事になります。
レジンキットはほぼ存在しないのでミニカーがベースになりました。

ウインドウはどうしようかな~


そしてマツダつながりで(笑)
キャロル360です
これも実車をお持ちの山口県のSさんのご依頼です。
古いキャロルを購入されて程度はよかったけどご自分でレストアされて今もお乗りになっています。
ベースはエブロのミニカーですが入手が難しかったですね・・・

現在はバラバラになっていましてどう作ろうか検討中です。




ドアの製作Ver.2

2015-06-29 19:13:26 | Bugatti Type57SC Atlantic
本日は天気が回復しまして一日中晴れていましたね~。
では暑かったかと言いますと実はそうでもなく、どちらかと言いますと涼しかったですよ。
雨の後で湿気が少なくカラッとした感じでして大変過ごしやすかったです。
夕方(と言っても4時頃ですが)歯医者に行く為にバイクに乗りましたが寒く感じました。

空気も澄み渡って遠くの山並みもくっきり見えて空も高く見えましたからひょっとしたら梅雨明けか?なんて思ったり致しましたがただ一つ足らない物が有りました。
畑で草を取っていると背中に感じるジリジリした日光が足らなかったのです・・・だから梅雨明けにはもう少し時間がかかりそうですね。
多分寒気が上空には入っていましてそれで涼しいのでしょう・・・梅雨明けなら太平洋高気圧が張り出して南から暖かい空気を運んできますからこの澄み切った空気で暑くなったら僕的には梅雨明けを宣言しても良いと思います・・・何か気象予報士みたい(笑)



さて仕事でも始めましょうか・・・

本日まず最初の仕事はFerrari308GT Rainbowの発送ですね。
予約は随分前(2~3年前だったかな!?)に頂いておりましたが見積もりをやり直したのが確か昨年の5月・・・
ミニカーをベースにする事を本格的に決めてボディのキャストをしたのは今年になって3月でしたね~
ホイールも何度かやり直しをしたし・・・
アレコレ考えていますと手元に残しておきたい衝動に駆られますが・・・
お客様も随分長い間お待ち頂いているのだから・・・そこはグッと飲み込んで発送致しました。
明日はお客様の手元にお届け出来ると思います、K様大変お待たせ致しました・・・そして有り難うございました。
本来ならお会いしてお礼を申し上げるのが当然なのですが・・・またのご相談をお待ちしております。


さて未来の為に製作を再開致しましょう。
今日もアトランティックのドアを作ります
本日はNo.2の車体です。
昨日と同じく曲げて叩いて・・・

ザックリとボディに合わせました・・・
最終的にはボディを塗ってからチリ合わせをしてドアを塗る事になると思います・・・どちらかを基準にしないとなかなか合わないんですね(笑)


反対側も同様に・・・

ボディのラインが大体合ったらボディに当てておきまして内側から油性マジックでラインを入れておきます。
切ったり削ったりした場合にこのラインを削ってしまいますと小さくなり過ぎになりますからラインの付近は十分注意ですね。

削ってゆきますとこんな感じに収まりますよ
ただこれでは塗装した後では入らなくなってしまいますからね・・・先ほども書きましたがボディを塗ってから再調整を致します。

次はNo.3の車体ですがこれ以降の車体はドアの開口部の処理が途中になっていましたね
100%合わせるのは不可能ですが出来るだけ他の車体と開口部を合わせたいのでアルミ板で治具を作ります。
ここでアルミ板を使うのは曲げてボディに沿わせやすいからですね~。

どうもドアの開口部の形状が違っている様でしてもう一度メタルを盛ってゆきます。
何で間違ったのかよくわからないのですが・・・変ですね。

盛ったメタルをリューターでおおまかに落とします。
特に考えなくても良いですね・・・盛っておいて削るだけです。
ただリューターの削りだけで仕上げようなんて思ってはいけませんよ(笑)

120番とかのかなり荒いペーパーを使って残っている余分なメタルを削って240番程度でラインを整えます。
そして320番で削ります。
そしてNo.2の車体から作ったドアパネルを持って来まして再びケガキ線を入れます。

No.3の車体の開口部を仕上げていますがNo.2のドアを合わせてみますとばっちりと決まりました。

まだドアの開口部の穴を開けていなかったNo.4の車体にも同様に穴を開けました。
明日は反対側も穴を開けなければ・・・(汗)