本日の山陰も暑い1日でした。
天気予報では最高気温は34度らしいのですが・・・
とにかく蒸し暑かったですね。
畑には十分に水分がありますので水やりはしていません・・・
こんな日は早めに本業を進めようかと思うのですが雑用も山のようにありますから(笑)
雑用第一弾です。
ガレージの中の段ボールを片付けます。
最近スーパーに買い物に行きますと買った商品を入れて帰られる様に空になった商品の段ボールが置いてあるのです。当方も当然エコバッグは持ってゆきますが業務用食材を買いに行きますとエコバッグでは収まらずこの段ボールを頂いて帰ります。
そうしますと段ボール箱が溜まってくるのです。
この段ボールはどうするのかと言いますとリサイクル業者が置いているリサイクルステーションに持っていってポイントと交換してもらって500ポイントで500円分のQUOカードと交換してくれます。
今日このステーションに持ち込んだのですが、溜まった段ボールの回収のためにゴミ収集車が来ていましてすぐ後ろに軽トラックを止めて待っていました。
通常なら2人くらいでやっているのですがしばらく見ていましたが1人なんですね。
車の中で待っていても時間がかかりそうなので外に出て「積み込みを手伝おうか?」って言いました。
ゴミ収集車の中に段ボールを投げ込むのは思ったよりも面白いですが重労働でしたね(笑)
終わってからその回収係のお兄さん(私よりも少し若そうだった)がポツッと一言。
「もうこの仕事を3年していますが、手伝ってくれるお客さんは貴方が最初だった」と・・・
皆んな車の中でエアコンつけて待っているのです・・・中には早くしろと小言を言われることもあるのかもしれませんね。
気がつくと私の車の後ろには2〜3台の車が待っていました。
ゴミの回収車が避けてくれて私がトラックを前に進めてカードを機械に読み込ませて振り返ると私の次に待っていた軽自動車の女性(歳は私よりも少し上かな!?)が「お手伝いしましょう」って手伝ってくださいました。
私が驚いた顔をしていますと「貴方はゴミ収集車に段ボールを載せるを手伝っていましたよね」って・・・
シャツの色が同じような色だったので回収業者の一人だったと思っていたらしく・・・
軽トラックを動かして段ボールを下ろそうとしていたので業者じゃないと気がつかれた模様です(笑)
そして次に待っていた人の段ボールも皆んなで下ろしました。
もちろん回収業者のお兄さんも全員で手伝ってね・・・
まさに「思いやりの連鎖」でした。
今日は朝から何となく良いスタートが切れたような気がしますね〜。
さて本業ですね昨日の続きでヒノサムライを進めましょう。
エンジンルームの中のフレームを作っているのですが頭の中で考えた事を区切りの部分まで進めておかないと何となく落ち着かなくてね・・・他の作品をお待ちのお客様もう少し待ってやってください。
今日はエンジンのサイドの上側のフレームからですねリアのバルクヘッドは1.0mmの穴を開けて中央のバルクヘッドまで通します。
これを付けてしまうのは簡単なんですがこの後の組み立てや塗装を考えながら進めておかないといけないのです。
作ったのは良いけど後でエンジンが入らないとかありますと最悪ですからね(笑)
左右のフレームがつきました。
リアのバルクヘッド側はハンダ付け、コクピット側のバルクヘッドは差し込んだだけです。
続いて左右の上下2本のフレームにトラスをつけます。
この部分は実車のフレームの画像があります
なので、そこから構造を想像して作ってゆきます。
ハンダが流れるほどコテを当てますとリアのバルクヘッドが溶けてしまうので注意しなければなりません、ここだけはホワイトメタルですし・・・なんせ細いので熱が回りやすいのです。
きちんと付いていればダンゴになったハンダは後で削れば良いのです。
続いて・・・こちらです。
また真鍮パイプと真鍮線で部品を作っています。
この部品はエンジンフードを下側で支えるステーなんですね。
キットでは細いエッチングと真鍮パイプを組み合わせて作るようになっていますが下の写真のパイプの部分はエッチングで断面形状が四角になってしまうのです。でも実車はパイプなんです。
この部分の写真は24日にブログにアップロードしたエンジンルームの写真に少し映り込んでいます。
ステーをエンジンルームのパイプフレームにハンダ付けしました。
この部分は強度が必要なので接着ではなくハンダ付けですね。
しかも塗装を考えてエンジンルームのフレームと一体で外すこともできます。
これで何とかエンジンの下の方は地面が見えるようになりました。
なぜこの部分のこんなにこだわるのか・・・もう一つの理由をお教えしましょう。
この車の制作のご依頼を頂いたのはもう随分前になります。
どの様に実車を再現するのが良いのか自分なりに考えました。
実車はカーグラフィックの1964年7月号を読む限りですがエンジンはヒノコンテッサの1300ccでヒノのスポーツキットを使っただけ、ヒノのツインカムヘッドもあったけど耐久性を考えてOHVのままとされたらしい。
そして富士スピードウェイに持ち込んで5ラップしたところ例の30度バンクでオイルの片寄りからコンロッドベアリングを破損してしまった。
なのでオイルの片寄り対策からオイルパンをヒノブリスカ(当時のヒノの商用車でエンジンはコンテッサと共用なのです)の深かいオイルパンに交換した為に最低地上高が8cmとなりレース前の車検にパス出来なかったと言うのは皆さんご存知だろうと思います。
モデルカーを作るに当たってこの低くなってしまったオイルパンも作るべきだろうと考えた次第です。
覗き込んでみないと見えないオイルパンですがその為にはエンジンが板の上に乗っているような形状ですとちょっとイメージが違うな〜と言う事でここの部分は出来るだけ(強度も絡んでくる部分なので)シースルーにしたかったんです。
ボディの中にフレームを収めてみました。
雰囲気を確認ですね・・・
このフレームですがこれから先アチコチに見えますから・・・随分苦労させられるかもしれませんね。
さて明日は今週の最終日・・・812GTSを進めます。
ピッチを上げてゆかなければなりませんが・・・
粗末なことは出来ませんからね。
楽しくも頑張らなければなりません(笑)