Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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5月18~19日までは静岡ホビーショーの為更新をお休み致します

2012-05-17 15:23:06 | Bluebird 1933
ストラトスが完成してサファリの方もこの19日にはお客様に納品させて頂く事になりました。
次の制作の準備も始めなければなりませんが、どのお客様もかなりお待ち頂いておりまして誠に心苦しい限りなのですが順番的に言いますとこの1933年のBluebirdになります。
ご依頼のお客様は東京の方でSさんと言う方でしてわざわざ電話番号を調べてお電話で注文を頂きました。
これ以降ジオログにもgooブログにも電話番号を記載する事に致しました。
たまには色々な商品の売り込みも有りますが・・・(笑)

Sさんのご希望は当初1933年のBluebirdをプロポーションでと言う事でして、元になるのはパンドラモデルのメーカー完成品を送って頂きました。
これはこれで貴重な物ですがこれを改造して1933年の車に加工して欲しいと言う物でした。
しかし当方がかなりお待たせしてしまっている間に私の作例のフルディティールをご覧になってどうせ作ってもらうならフルディティールが良いと言う事になりまして本日に至ります。

そのSさんから先日1冊の洋書が届きましてそれを拝見すると1933年からはエンジンが変更になっておりまして当初ロールスロイスエンジンと言う事で教えて頂いておりましたが今回の洋書でロールスロイスの"R"Schneider Trophy aircraft typeとなっておりますので当時の航空用エンジンと言う事になります。
何か似た様な物は無いかと探しましたらタミヤからスピットファイヤーのエンジン付きキットが1/32で出ておりますので比較の為に購入して来ました。

年代から考えるとホーカーハリケーンの方が良いのかもしれませんが・・・?
私は車の方が専門なのでこの辺りは手探りですよ(笑)
いずれにしても検討中ですので開始は5月25日以降になりますね。
ちなみにその次は奈良のHさんのリクエストのバードケージですね、こちらもフルディティールでと言う事を伺っていますが・・・変更は無いですよね(笑)また近い内に連絡を入れてみましょう。


本日製作中です

2012-05-16 18:12:45 | Honda NSX 1/12
本日は水曜日なので定休日なのですが、昨日のコメントにも有ります通り九州行きを断念致しましたので午前中にまた病院に行き点滴(昨日まで500mlだったのに1000ml・・・つまり倍ですね)を2時間かけて行なって来ました。
午後からはそのかいもあってどうやら体調が安定して来ておりまして一安心と言う所です。
後は無理をせずいつもの様に規則正しく生活する事が必要でしょう。
静岡の為に体調を整えなければいけませんね。

さていつもの様に規則正しくですから、いつもの様に制作し更新をしなければなりませんね(笑)
本日は時間のかかるカーボン部分からです。
カーボンデカールは昨日貼り終わっておりますので今日は確認とクリアーコートになります。
まずは確認ですが、デカールの浮きや貼り忘れまた角部分の押さえ忘れ等ですね。
これで問題が無い場合(今回は1ヶ所だけ少し浮いていた様なので軟化剤を少々付けて補修致しました)はクリアーコートに移ります。
まあこれはそんなに特別な物では有りません今回はデカールの上に薄く溶いたラッカークリアーを使いパラ吹きして一度乾燥します。
これでもう一度確認作業をして問題が無かったのでいよいよウレタンクリアーです。
なぜラッカーじゃないのかと言えばオーディオ部分にこの後セミグロスブラックを塗る可能性が有りますのではみ出しの拭き取りが楽な様にウレタンクリアーを使うのです。


次は内装のマスキング&塗裝ですね。
これはドアのポケットの部分がまだ塗装をされていないのですがこれはちょっとトーンを替えてやろうと考えた訳です、これは1/12モデルともなりますと大きいのでのっぺりとした感じになる事が有りますインストの通りに塗っても平面的になるのを防ぐ為にドアポケットのスピーカーの部分を少しグレーを入れたブラックに、ドアを開けた所に有る足元灯はデカールが準備されていますがこれもせっかく筋彫りが有りますのでこの部分で塗り分けておきますと仕上がりが良くなりますね。
まずはマスキング無しでそれぞれの色を塗っておきます。
ブラックを塗ってから個々にマスキングして塗るよりもこの手順の方が奇麗に楽に塗装をする事が出来ます・・・ここの辺りは手順を考えると時間の短縮や仕上がりもずっと良くなりますね。


ドアのポケットは塗装が乾燥するまでそのまま置いておきましょう。
時間が勿体無いので他の部分を進めますよ、まずはラジエターホースですがここにもワインキャップを使ってバンドを付けておいてやります。後では見えないかもしれませんが・・・簡単に出来るのでこれ位は付けておきますよ。


まだ塗装が乾きませんのでフロントのフード内を組み立てておきましょう。
スペアタイヤにもデカールを貼ってクリアコートしてフラットクリアーを塗ってあります。


やっとドアポケットのマスキングを剥がす事が出来ました。
こんな感じですが・・・如何でしょう?
インストではフラットブラックだけの指定なのですが・・・


それを組み立てるとずっといい感じになります。
ドアの内装の上側の部分はセミグロスブラックですが少し艶がある感じに振っております。
その下側は床のマットに合わせた赤いレザーでツートンカラーに・・・

まあこんな感じですね。

明日はこの所複数の方からご質問を頂いているフェニックスの250TRとミネルバ43の250TRのキットの比較をしてみましょうか?
数日前に完売の表示をしましたが未だにいくつかお問い合わせを頂く程人気があるのですね~。
明日の画像は私の手元に残している1個(当店から購入されたお客様のキットにパックミスが有るとこのキットからお渡しする為の物)と所蔵しているフェニックスを比較してご覧頂きましょう。
ちなみにどちらも販売をする事はございませんので悪しからずご了承下さい(笑)

時間のかかる部分を進めております

2012-05-15 14:05:20 | Honda NSX 1/12
先日塗装をしておいたホイールですがシルバーを塗って数日間乾燥させておきました。
その後クレオスの缶のクリアーをブラシに出してクリアコートしておきました、シルバーは塗膜自体が弱く少しこすれただけで傷が付いたり色が変わったり致しますのでそれを防止する為です。
もちろんシルバーが傷付いた場合は下地から塗り直さないと直りませんからね~。
それはセンター部分も同じ事でして最終的にはクリアー仕上げになっております。
センターキャップはホンダのマークのHのロゴが凹みモールドになっていますのでその部分にブラックをさしておきます。と言ってもそれはそんな難しい事では有りませんさす塗料はエナメル塗料をさしますので多めに塗っておいて後で溶剤を付けた綿棒で拭き取れば問題なく綺麗になります。問題が有るのは凹みの部分にしっかりと塗っておく事ですね、特に凹みの側面の部分・・・分り難い表現で申し訳ないですね・・・に綺麗塗ってないと拭き取った時にラインがヨレヨレして見えます。


昨日塗ったラジエターもこの通りです。
上下の部分が黒いのは今の時代のラジエターの上下のフネと言われる部分がプラスチック製なので黒いのです。そして真ん中の放熱部分は冷却効果が良い様にアルミ製なのでこの様に色あいになります。これ以上するなら放熱フィンの部分にスミ入れをするかどうかですね・・・行程を見ながら検討したいと思います。


いよいよダッシュボードです。
ここで気をつけたいのはパネルの部分はカーボン仕上げになるとかなり厚みが増してしまうという事です。
よって今の時点で少し取り付け隙間が大きめになる様に調整しておく事が大切です、という事でダッシュボードにとり付けてみました。裏側に少し当たる部分が有りましたので削って調整致します。


皆さんはカーボンデカールを貼られる時にどのようにされるのでしょうか?
私は可能であれば出来るだけ大きい物を一枚で貼る事にしています、理由はカーボンの柄がずれると見た目が良く無いからなのです。例えば下の画像の様にアームレストのカバー部分は一枚で貼っております一番大きな面に貼って乾燥を待ってはみ出た部分に少しずつ切れ込みを入れてソフターで馴染ませます。
デフロスターの部分がまだ馴染んであおりませんが御心配なく。


後でこの様に切り取れば良いのです。
この部分の部品はさすがにカーボンではなかった様なのでこれで良いのです。
気をつけなければならないのは新しいデザインナイフの刃を使う事でしょうか。


反対側もこの通りです。
こちら側はドライバー側になりますがスイッチ類が多いですからカットする時には十分乾燥させてから行う事ですね。


記事を書いているとさっさと短時間で出来ている様ですが実際には乾燥に時間がかかりますのでそう簡単では有りませんよ(笑)
特にこのセンター部分のパネルはなかなか複雑です。
このパネルはオーディオの丸いスイッチがパネル面よりも少し飛び出していますので、さすがに一枚で貼る訳にはいきませんね。
仕方ないから部分々々で分割して貼って有ります、また筋彫りはカッターを入れて有りますので後で浮かないと思います。

風邪でも仕事をしないといけない個人事業主です(笑)

2012-05-14 17:10:09 | Honda NSX 1/12
個人事業主は風邪ひきくらいではなかなか布団に入って寝ている訳にもいかないですね。
まあ体が重いのでいつも通りのペースは簡単には保てないのです・・・(笑)

本日も朝から病院に行って点滴と投薬を受けてアトリエに帰りましたが食欲・・・全然無しで体が重い・・・でも昨日よりは気分がいいので少しだけ進めておきます。これも24日が納品ですから時間が無い!

本日は残っていた塗装を塗ってしまいました、まあ塗装の部分は余り変わり映えが無いので特に写真がありません。
小技を効かす部分はセンターコンソールの部分でしてここをカーボン仕様にしてやろうと思っています。
実車ではこの部分とドアのパワーウインドのスイッチの有るパネルがカーボンになるオプションが有ったらしいですよ、NSX-Rだけかもしれませんがお値段は80万円なりだそうです。
前にNSX-Rを探していた時に1台だけ静岡方面で売りに出ていた物がこの仕様でして確か620~630万円くらいだったと記憶しています。修復有りだったので結果としてアバルトアセットコルサを買った訳ですが・・・。
話しが横道にそれてしまいました、その記憶が有りましたのでここの部品をカーボンにしてみようと思いました。
まず一番最初にオーディオ関係の影響に色を塗っております、ここはマスキング無しで黄緑色に少しブラックを入れた物を調色しまして塗っています。


そこにマスキングテープを貼って液晶部分をカバー致しましてこの上にカーボンデカールの下地になるグロスブラックを塗る訳です。


続きまして昨日熱が出て夢うつつで書いたセンターコンソールですがすでにフラットブラックで塗装済みです。そこに0.5mmのアルミ板を切って嵌め込める様にいたします。
ここにデカールを貼る訳です。


サイドステップのオープニングの部分に付くプレートにもこれが日本のスーパースポーツである証しが付けてあります。
ダイアリーのどこかで書きましたが、ほんの2日間程私のP4とNSX-Rを交換した事が有りましたね。
あの時に隅々まで観察したのですがここのプレートはステンレスに黒文字だった様に思います。しかし付いているデカールは白地にシルバー文字の印刷になっていまして少し雰囲気が良く無いのです。
とりあえず0.2mmのアルミ板をここ貼れる様に切ってみました。
ここは何故0.2mmのアルミ板かって?それは深さが違うからですよセンターコンソールは深く掘られていますので丁度良いのが0.5mm、ステップの部分は浅かったので0.2mmを使っている訳です。細かな事ですが気をつけないとアルミ板が黒いプレートから飛び出してみっともない事になってしまいます。


仕方が無いのでデカールを作ります。
どうしてもアルミ地を生かすた為に黒文字が欲しかったのでデカールを作りましたフォトショップとイラストレーターで簡単にデカール完成です・・・と言っても何時もよりも体が重くて時間がかかった様な気がします・・・そろそろまた発熱して来た様で帰って寝ます。
カラータイマーが点滅して来ました・・・ウルトラマンじゃないって!


風邪をひいてしまいました・・・。

2012-05-13 16:47:09 | Honda NSX 1/12
NSXの期限が迫る中、今週は水曜日と木曜日で次男のいる北九州に行かなければなりません、また金曜日と土曜日は静岡ホビーショーにも行かなければなりませんが・・・この所の寒さで風邪をひいてしまいました。
投薬のお陰で熱は余り無いのですが関節が痛くお腹の具合も良く無いのです。
私の風邪ひきはこんなパターンが多いですね。でも今日は病院がどこも休みなので受診する事も出来ず・・・フ~!

朝一度お店に行ってからどうも具合が良く無いので帰って寝ていました。
午後からは少し安定した状態になりましたので更新をしています。

明日は点滴と注射をしてもらわないと快復しないかもしれませんね。

そんな中でも少し製作を進めなければなりません。
まあどなたでも同じですが仕事は厳しい物なんです~(笑)

本日の製作はラジエターの冷却ファンのシュラウドです。
どうも厚みが厚くて不自然なので吹き出し口の厚みを削っております。
1/43なら厚みをカなる考慮に入れるのですが1/12のプラと言うと余り厚みに配慮していない感じがしますね。
ビッグスケールだから配慮して欲しい部分なのですが・・・

反対に配慮してある部分はこれです。
これは左右のシートの間に有る小物入れ兼アームレストなんですが右側の四角い凹みには確か「NSX」とエンブレムが入ります。
1/24ならせいぜいデカールが付いているだけかもしれませんが、このキットではデカールを付けた上に凹みまで付けてありますね。
こんな風にされるとデカールをアルミ板に貼ってクリアコートをしたものを取り付けたくなってしまいます(笑)

でもヒケが有ったのでとりあえずペーパーで研いでおります。