Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンをボディに積みました

2012-05-12 13:37:21 | Honda NSX 1/12
昨日までの所でエンジン部分はリアサスペンションと共に完成致しましたのでいよいよボディに搭載致しました。
この作業は特に難しい物ではなくどこにも干渉する事も無く何のドラマも起きずに・・・搭載完了です。


ラジエターのサブタンクや電気系のヒューズやリレーのボックスも取り付けてみました。
こちらもどこにも干渉する事も無く・・・。


コクピット内を進めたい所ですがその前に展示ベースに取り付ける為の作業をしておかなければなりません。
コクピットのバスタブはシャーシの部分と2階建て構造になっていまして間に少し隙間が有りますからその部分を利用してナットを埋め込む事に致します。そして気になるのがナットの取り付け位置ですね裏がなるべく平面になっていないとスペーサーを入れた時に担いでしまいます。
またナットを貼付ける部分も凸凹が有って奇麗に接着するのは難しそうですね。
位置は画像の位置に致しました。


ナットの固定はいつものGCオルソファストで固定致します。
まあ普通の方はそんなの持ち合わせが無いと思いますのでプラリペアーで埋め込みましょう。
ナットはビスで裏から止めておいてネジ部分にはCRCなどの油を付けておくと後ほど外れないなどと言うトラブルは無くなりますよ。
他の部分に油が付かない様に注意は必要ですね。


部品の研磨が続きます。
大物はシートです、これは結構金型が傷んでいたらしくパーティングラインが入りまくりです。
荒いペーパーでざっと落としておいてから細かなペーパーで均す2段階の研磨が必要ですね。


画像はスペアタイヤのホイールなのですがリムの部分は良いのですがディスクの部分がかなりヒケておりますかなりの量を削らないと良い形になりません・・・。素材は普通のプラスチックですね


こちらはスペアではない普通のホイールですが素材はABS樹脂らしいのですがこちらもヒケています。
いくら奇麗にメッキがかかっていてもヒケていては何もなりませんね。
研磨して塗装で仕上げる事に致します。



ミネルバ43フェラーリ250TR57入荷致しました

2012-05-11 22:28:46 | Honda NSX 1/12
本日、16時頃に予定より2時間遅れでキットが到着致しました。
早速中身を確認致しましたらほんの少し嬉しい誤算が・・・
4バージョンキットからセブリングの14番のキットへ変更されたのでそれしかデカールが入っていないと思っていましたらインストの中にブエノスアイレス1000kmのデカールでしょうか入っていました。
これだけかどうか今一歩自信が無かったので他のキットも開けてみましたがやっぱり入っています。
(キットをご購入になられた方はインストの中にデカールが入っている可能性が高いです、落として紛失されません様に・・・)


ボディはこんな感じです。
シャーシはフェニックスに比べて少し肉厚が薄い感じがしますがシャフトの高さの調整をする部分は同じ構造ですね。
ボディの肉も少し薄い感じがしますしボディは少し小さいのかな??これは並べて比較していないぱっと見の印象なので流してくださいね。


インストは紙質がコピー紙の様な薄い物になりました、以前の物は厚くて表面がツルツルした物だったので高級感は有りました。
紙質が落ちるのはキットの評価としては関係ないですよ。

当店からご予約を頂いた方々には本日メールや電話にてご連絡を差し上げました。
予約したけどメールが来ていない方はご一報下さい。
また数は極少ないですが3つだけ余分のキットを取っております、ご希望の方はお早めにご連絡下さい。

さて肝心の製作です。
セルモーター側から見るとこんな感じです。
なかなかメカニカルな感じが良く出ていて新しいキットだな~と感心してしまいます。


ドライブシャフトのブーツにバンドを追加します。
バンドの材質はアルミテープなども試しましたが少し厚みが不足する感じですね、1/43であればアルミテープでかなり良い感じになりますが1/12ですと少し厚みが有った方がバランスが良いですね。
結局使ったのは麗のワインのキャップの部分です幅を1.0mm程にナイフでカットしてクリアボンドをシンナーで溶かした物を塗って接着しております。


エンジンの前側にもう一つのサブフレームを取り付けてサスペンションを組み立てます。
ブレーキキャリパーは3.2l版の様にゴールドの物を再現しております。



ミネルバ43のフェラーリ250TR明日入荷します

2012-05-10 21:11:20 | Honda NSX 1/12
本日最初の話題は1年前くらいにアナウンスしていたミネルバ43のフェラーリ250TRが明日入荷致します。本日発送したと輸入元からご連絡を頂きました。
明日入荷次第ご予約の皆様にはご連絡致します。
お値段は当初のアナウンスの時には21000円(税込み)が23100円(税込み)になってしまいました。
ご予約の方にはご予約特典として送料をサービスしてお送り致します。まあお値段が上がってしまったのでほんの気持ちばかりの穴埋めと言う事です。
明日の入荷が大変楽しみです。

さてNSXはこんな部分も充実していますよ。
画像は冷却水のサブタンクのラジエターキャップですがキャップの上側に注意書きが有るのですがこれもデカールで準備されています。少し残念なのはこのキャップの中央部分がヒケていてパテによる修正が必要な事でしょうか・・・。
修正してからブラスとシルバーを混ぜた塗料で塗ってデカールを貼ってクリアーコートをしておきました。


エンジンの中央部の一番上側に誇らしげに文字の入ったプレートが付いていますが、これがちょっと厄介なんです。
3.0Lの物はここのベースカラーがブラックで文字がシルバー、3.2Lの物はカムカバーが赤く塗ってある物はこのプレートがガンメタで文字がレッドなのです。
難しいのはこのレッドの文字なのです。ガンメタに塗った物の出っ張った文字の部分にレッドを塗るのが難しいのです。
理由はその発色ですね、ご存知の様にレッドは下塗りにホワイトを塗っておかないと綺麗に発色いたしません。しかしこの小さな文字の僅かな出っ張りにホワイトを塗った上にレッドを塗る・・・これはちょっと無理ですね。
それを解消する為に全体にラッカーでホワイトを塗りレッドを塗る(もちろん塗膜が薄くなる様に注意が必要です)乾燥したら画像の様にエナメルのガンメタを塗ります。


細い綿棒にエナメルシンナーを含ませて飛び出た文字の部分を丁寧に拭きますと赤い文字が見えて来ます。これで問題解決出来そうですね。


今塗装を完了した部分まで組み立ててみました。
なかなか良い感じではないでしょうか・・・。





部品の塗装・・・その他

2012-05-08 22:31:36 | Honda NSX 1/12
相変わらずインスト1~2ページ分を仮組して分解して塗装の繰り返しです。
リアのサスペンションの部分はドライブシャフトも一体になっていますので丁寧にマスキングをしながら塗り分けてゆきます。塗装後の部品はこんな感じです。残った作業はドライブシャフトブーツのバンドを鉛かアルミテープを使って再現する位でしょうか・・・。


組み立てたエンジンは現状こんな感じです・・・それにしても1/12は大きいですね・・・。


組み立てを始めてから気が付いたら今まで使っていた瞬間接着剤の容器が空になっていました。
何時も使っているのはウェーブのハイスピードタイプの物で3本組みの物です最初の1本を開けると針を刺してみましたがどうも接着剤が出てこない・・・?
容器の周りに貼ってあるラベルをめくってみると何と中身が固まっている・・・。
他の2つは大丈夫なのに・・・。
仕方ないのでいつもの松江のウエストさんに返品に走りました。
不良品はとりあえず模型屋さんに預けておいて問屋さん経由でメーカーさんに聞いてみて頂く事にいたしました。全くないのも困りますのでとりあえず新しい物を購入しておきました。
画像は本日買って来た新しいタイプでして針を使わなくても開封出来る物です。


昨日ブレーキのディスクを作りまして簡易旋盤を使って削り込んだ事をご報告致しましたが、塗装をしてみるとどうも思った様に出来ていないのです。
仕方ないからもう一度削り直しをしました。
せっかく塗装まで進んだのですが・・・たとえ見えない部分でもインストのままの素組でも気になる事は気になります。
今ならやり直しは自由自在です(笑)


ついでに塗装も回しながらする事にいたしました、回転スピードはなるべくゆっくり回します。
早いと塗料が飛び散りますからね。


こちらはラジエターのサブタンクです。
中には不凍液が入っていまして冷却水の温度が上がると冷却回路からこちらのサブタンクに帰って来ます。
冷えるとまた冷却か色に戻ってゆくのです。
この容器は樹脂製の物で白い半透明なので中の緑色のクーラントが透けて見えるのです。これで内容量がわかる様になっているのですが部品は普通のプラ製なので塗り分けて中身が入っている様に見せております。

NSXはブレーキ周りからですね

2012-05-07 22:29:42 | Honda NSX 1/12
RossoのNSXのブレーキはディスクは2枚の部品を貼り合わせる事でベンチレーテッドディスクを再現する構成になっています。しかしよく見ると円周の部分の形状が少し甘い感じになっていましてこのままでは少し残念かな~。
久々に簡易旋盤を出して来てくわえて回してみますと少し振れている事も気になりますね。


外周部分を仕上げる場合にペーパーを木片に貼付けて削ると言う事を考えますがそれでは綺麗な角が出て来ません、こんな場合はナイフの背の部分を使って削ります。


回しているついでにディスクのパッドの当たり面に荒いペーパーを当てて円周状の傷を付けておきます。
実際には新品の時には旋盤の削り傷しかないので円周状の傷は無いのですが・・・雰囲気です(笑)


右側は未加工品、左側は加工した後の物でこの段階ではこれで良かったかどうか判断が難しいかな~!?


シルバーを塗ってからディスク面をマスキングしておきます・・・これはセンターの部分と外周のパッドが当たらない部分を塗装をする為です。


塗装の待ち時間でエンジンルームの中にコーションマークを貼っておきます。
普通ならクリアーコートしますがこれはクリアコートしません。


ドライブシャフトの付くリアの足回りは何回もマスキングをして色を塗り分けます。
細かな作業をすればするだけ良くなります、丁寧な作業が要求されますね。