Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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フットスペース?の制作

2017-04-22 23:59:59 | OM Superba 1927
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本日はブログにご訪問頂く方々にまずお詫びをしておかなければなりません、昨日アップした原稿が間違っておりまして写真だけを上げて途中まで原稿を書いた物が間違ってアップされておりました。
朝起きてチェックしたら間違った方の原稿を公開しておりました、大変申し訳有りませんでした。
改めまして正しい原稿を公開致します。





山陰は今日も良い天気でしたね、少し気温が低めでしたから窓を開けると足元が少し涼しくて・・・。

では朝から制作に・・・と言う所なのですが、お昼はCafeからの応援要請が有りまして2時頃までは厨房の応援に入りました。
いや〜混み合った中お待ち頂いたお客様には大変ご迷惑をおかけしました。
なかなか忙しい時とそうでない時の判断が難しいので事前の準備とか難しいのです、この部分で家内の判断にクレームは付けられないのですが(笑)
ただ忙しいのは有難い事なのです。

そんな事を言いながらも仕事を進めなければなりませんよね。
本日最初の仕事は写真撮影なんですね。
5月の当Cafeのギャラリーでは初めて模型関連の展示を行おうと思います。
どの様な展示かと言いますと・・・・
東京のお客様でS様と言う方がいらっしゃるのですがこの30年(いやもっとかもしれません)に渡ってレコードブレーカーの完成品を収集していらっしゃったのですが昨年末にそのコレクションの大部分をお預かりする事になりました。
頂いたとかと言うことではなく今の時点ではお預かりしたと言うのが本当のところです。
せっかくなのでお預かりした模型をお客様にご覧いただきたいと思いまして展示することといたしました
もちろん古いコレクションですから手直しも必要になってくる部分もありますが形から入るレコードブレーカーはなかなか楽しいものであると思います。
その展示のためのご案内ハガキを作るためにブルーバードの写真を撮ったのでした。
忙しかったのでハガキを完成するのには至らなかったのですが・・・(笑)
近日中にお送りできると思います。

昨日作ったエキゾーストとマフラーは切り刻んで取り外してしまいました。
大きさと形状が気に入らなかったのです。
昨日の仕事は何だったのか・・・という思いはありますが思いだけでは仕事は進みません(笑)

マフラーを作り直す前にドライバーの足元を何とかする事にいたしました。
キットには何もついていなかったのですがお客様からここはどうなの?とリクエストを頂いたので作り直す事にいたしました。
そのためにはマフラーが邪魔になったのも切り刻んだ理由の一つですね。
まずはフットスペース!?を作るために真鍮板をカットしてみました・・・・

これで良いのかな?????

曲げて成形をいたしました。
難しいところですがこの部分を曲げて形状を確認しないといけませんからなかなか難しいですね。
先端の部分は斜めになっている様にシルエットが見えるので斜めに削っておきました

前後長はこれで良いと思いますが・・・
写真と比べると少し短い様な気もします。
ベースとなったキットのエンジン搭載位置がここになっていますのでこれ以上前まで持ってゆく訳にもゆかずキットベースという事がここでは思わぬ障害になってしまいます
ただしボンネットの筋彫りとエンジンのオイルパンの位置は整合性があるので大きくは違わないかもしれません。
長いとエンジンルームへとはみ出してしまう可能性がありますからこれくらいにしておいた方が良いかも・・・

フットスペースの部分の寸法をきめていますが・・・なかなかむずかしいですね。

フットスペースがどんな形状なのかよくわからないのですが・・・。
この時代の車で床下の構造がわかる資料は期待出来ないのですから仕方が無いのですが、過去に作ったホワイトトリプレックスと言うレコードブレーカーの床下に同じ様な構造になっていたのを思い出しました。

この下側のアンダーカウルの様な部分は下からバンドで止められている様に見えますからバンドを取付けておきます。
この止め方もよくわからないのでバンドの部分のモールドだけ追加しておきます。
バンドをハンダ付けした時に先頃東京に行った時に買ったマッハ模型のキサゲを使ってみました。
結構きれいにハンダが削れるので楽ですね。
皆さんもお試しあれ!(笑)


本日最後の仕事は
発送です・・・一昨日のブログだったでしょうか?
一番最後の写真でショーケースの中にメイクアップのアイドロンコレクションの250GTOが写っていたらしく・・・
ご注文を頂きました別の意味で良くご覧になっていらっしゃる様ですね(笑)
ケースを木製ベースに変更して欲しいと言われましたので変更して発送しました。
もちろんオリジナルのケースも一緒に送ります。

ここで不思議に思われる方がいらっしゃるのでしょう、なぜ今時250GTOが商品として出てくるのか・・・?
250GTOは数個出てきましたから・・・私もびっくりです。
実は以前隣町の模型屋さんに貸し出していたのですがそれを引き上げた時に箱一つが倉庫の中で行方不明になりましてそれをこの度発掘したという事なのです。
他にもケーニッヒテスタロッサ710psのイエローとか出てきましたがこれもたまたまいらっしゃった方に引き取られてしまいました(笑)


スピナー・ライトカバー・マフラーの制作

2017-04-21 21:17:05 | OM Superba 1927
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本日も山陰地方は良い天気でして午前中は雲が多いながらも暖かでした、午後からは晴れ間が出てきましてアトリエの中はかなり暖かでした。
今日は畑仕事は無しでいきなり制作に集中しました。
と言うのもスピナーを削る部分からでしたのでフライス盤を動かすのに集中していないと怪我の元なのです。
と言う事で作ったのがこの4個です。
正確に言えば6個作ってその中で一番良い物を4つ選抜致しました。
後の2個はゴミになってしまいました。

スピナーの裏側の取り付け用のピンを削って取付けてみました。
と言っても差し込んだだけなので落として無くならない様に注意が必要ですね。

そしてヘッドランプを跳ね石から守る為のメッシュを作ります。
これもまたボディカラーではないかと思いますがブラックなのかボディカラーなのか判然としません、取り敢えずボディカラーという事で制作を進めてゆきたいと思います。
跳ね石防止のメッシュですが一般的な物ですとお餅を焼くときの網の様な編み込みの物を使いますがこの車はちょっと違うのです。
網が縦だけのメッシュになっていまして中央には横一文字の補強が入ります当然丸く縁取りが付いていますがこれをどのように表現しようか・・・?
なかなか難しいのです。
まあ普通に考えたらこうですよね・・・
問題はその線のサイズです。
この仕上げを考えなければなりません。
メッキならいざ知らず塗装でボディカラーでと言うことになりますと普通よりも細いものを使わなければなりません。
縦の線を0.1mm真鍮線、枠を0.23mmの銅線、中央の補強を0.2X0.5mmの真鍮帯金を使いました。
組み立ては全てハンダ付けで仕上げております。
これで予定通りの物ができるのではないかと思います。

ハンダ付けが終わったら余分な部分をカットして部品を取り出します。
そうそう、書き忘れましたが一番細い真鍮線は両面テープでできるだけ等間隔で固定しておきましてその上にリングをおきハンダ付けしています。
余分なハンダをつけますと不細工なことになりますから最低限のハンダで仕上げることが求められます。

作ったライトカバーを車体に取り付けて見ました。
縦の線が見えないくらい細くていささか頼りない感じがしますが塗装をしますと多分太くなりますからちょうど良くなると思います・・・いやそう思いたいですね。

そういえば大きな忘れ物がありました
マフラーなんです!
キットにはメタル製のものがついていましたがとても使えそうなものではありませんでした。
他のパーツがシャープさを増してきますと余計にそう思ってしまうのは作り手の欲と言うものでしょうか!?
まずはエンジンの下部から出てくる2本のエキゾーストパイプを2in1になる部分まで作りました。
素材はキットのものと同じ1.2mmの真鍮線です。

次はサイレンサーの部分ですね。
ここも真鍮の丸棒から削り出しています。
実車の形状は写真がはっきりしませんので丸なのか楕円の形状なのかはっきりしませんが今回はキットと同じく丸で作って見ました。

サイレンサーの後ろ側の排気管は・・・
排気管の出口は後部にしておきました。
サイドかもしれませんが写真でははっきりいたしません。
雰囲気はこんな感じです。

排気管を後部に出すためにはリアアクスルの上か下かどちらかを通さなければなりません。
普通は上側を通します、理由は下側を通すとアクスルの下側に飛び出すことになりますからロードクリアランスが少なくなってしまうのです。
公道を走る(特に当時のミッレミリアの様な)レースではロードクリアランスの不足は完走が出来なくなる原因の一つになる可能性が高いのです。
と言うことでアクスルの上側を通しております。

エンドパイプは少し色気をプラスしようと思いまして斜めにカットした真鍮パイプをプラスしておきました。
この辺りもまた写真のない部分なので想像による部分が多いのですが不自然にならぬ様に考慮したつもりです。

下の写真が仮組後の雄姿です(笑)
ところが・・・仮組を解いてから少し直すべき必要があることが発覚しています。
これもまた実車の資料がない事によるものなので・・・ある意味仕方がないのです。
ただそんな部分には柔軟に対応をする必要がありますね。

ダンパーとトノカバーの作り直し

2017-04-20 22:30:36 | OM Superba 1927
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本日は曇りながらも雨が降る心配はなさそうな空模様でしたね。
と言っても暑いわけではなく外で作業をしても汗を掻くわけではなく寒いわけでも無いちょうど良い気候というのはこんな気候を言うのでしょうか。
午前中は昨日も書いたかもしれませんが畑の草刈りでした。
タマネギ畑の畦の草が伸びていましてそれを刈っておきました。
刈ったものをそのままにして置くわけにはゆきませんので集めて積んでおきました。
そんな作業をしておりますと半日という時間はすぐに経ってしまいます。

お昼は厨房のK子さんがお休みなので私が厨房係です。
そうめちゃめちゃ忙しい訳ではなかったのですが2時半頃までは厨房から離れることはできませんでした。

ちょっと遅めの昼食をとってアトリエに戻ったら3時でした。
ここからは正規の仕事ですね。
今日はフロントサスペンションについているフリクションダンパーを作ります。
素材は0.2mmの真鍮のエッチング板です。
この様なエッチング板は一般的に売っているものではないのです。
このパーツはかなり前にお客様のLさんから自作のエッチング板を頂いたことがあるのですが、それが大変便利だったのでそれと同じものを作っておいたものなのです。
これを削り出して作るということになりますと無理とは言いませんがかなり難しいですね。
こう言うものであればエッチングで作るのが輪針一番良いと思います。

カットしてもそのまま使う訳にはゆきません。
丁寧にペーパーでエッジを整えておきます。

このフリクションダンパーですが組み付けに少々コツが必要になります。
アームをV型になる様に組み付けるのですがこの角度の調整が必要なのです。

このダンパーの枚数ですが車重やアームの長さによって変わってきます。
今回は比較的軽量級の車なので2枚と3枚の合計5枚で構成しています。


トノカバーの作り直しですが、少し前にお客様からご連絡をいただきましてガソリンタンクや工具箱をせっかく作ってもらったのでトノカバーで隠してしまうのは勿体無い。
脱着式にはならないだろうか!?と・・・
さすがに先日作ったカバーでは脱着は無理です。
しかもリアに取り付けられる幌や幌骨に干渉しますので脱着をしますと自然な仕上がりになりません。
よって脱着はしないけど中央部分のトノカバーを開けた状態になる様に変更しましょう。
実車ではこんな風にはなりにくいかもしれませんが雰囲気を壊さない程度にガソリンタンクや工具箱が見える様にして置くことにいたしました。
こんな感じでいかがでしょうか・・・!?
まずは幌を支えるための真鍮板を型取りいたします。

型取りしたマスキングテープを真鍮板0.2mmに貼り付けて切り出します。
そしてボディに合わせて削ってからなんとなく中央部分が下がる様に叩いておきます。
この様な場合には中央部分がトノカバーの重量で下がりますので自然な感じに下がる様にします・・・。

車体に取り付けて見ますとこんな感じになります。
ガソリンタンクの部分はもう少し後ろに寄せておいたほうが良いかもしれません・・・。

仮組終了・・・と思ったのですが
一つ二つ忘れ物がありました
ヘッドライトと補助灯の飛び石防止法のカバーがまず一つ。もう一つはホイールのスピナーですね。

まずはスピナーを作り始めます。
まずは素材の荒削りからですね。


明日はスピナーの削り出しから作業開始になる様ですね。

ヘッドライト/補助灯の制作

2017-04-19 20:01:52 | OM Superba 1927
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本日も大変良い天気でした。
しかし山陰は少し風が強かったですね。
定休日なので午前中はいつもの様に少し遅めの出勤そして畑仕事を致します。
と言ってもニンニクの草取りなんですけどね・・・草取りは畑仕事にはならないかもしれません(笑)
お陰さまでニンニク畑の草取りは午後までかかりましたが完了しました。
これでやっと一段落付いた感じです。
しかし畑の周りも草が伸びてきましたのでこの辺りでまた草刈りをしなければならない様です・・・エンドレスですね。

さてそれでも制作をしなければなりません。昨日のも合わせてご報告しておきましょう。
昨日本日とデリケートな作業が多くて何度もやり直しをしていますから皆さんが思われる程は進んでいないかもしれません。
まず旋盤を回しています。
ヘッドライトの部品はとても使えない部品しか付いていませんからこんな場合は作り直してしまった方が良い結果をもたらします。
ヘッドライトケースの後側の部分を削っています、OMは全部では無いかもしれませんがこの部分が丸みが少なくて尖った感じのケースが付いている様なのでその特徴を出す様に削ってゆきます。


反射板が収まる凹みを削っています。
手順の問題でこの凹みは旋盤では削れないのでリューターを使って削っています。

一番最初に取付けるのはこのライトを支える為のステーです。
普通の車では左右のフェンダーを結んでフェンダーの補強も兼ねたバーにヘッドライトが付く物が多いのですがこの車の場合は下から真上に延びるステーの上にヘッドライトが付いています。

ボディに取り付けますとこんな感じになります。
位置が高い様に見えますが下側のもう一つ補助灯が取付けられますからこんな位置で良いはずです。

ヘッドライトのステーからその左右のフェンダーにステーを取付けます。
左右のライトのステーの間にも少し細いステーが取付けられます。

そのステーの中心からラジエターグリルのメッシュの上側の中心に補強のステーが斜めに付きます。
このステーは上側だけをハンダ付けしまして下側は接着にしておかないと後で分解する事が出来なくなってしまいます。
最終組立てでもここだけは接着の必要が有りますね。

そして下側に付く補助灯を作っていますこれもまた真鍮丸棒を旋盤で挽いて作っています。
そしてフライスで固定用のステーの穴を開けておきましょう。

旋盤で大体の形状に削ってから切り離しています。
ライトの反射板が付く部分の中央に0.8mmの穴を開けておきましてその穴に真鍮線の0.8mmを差し込んでハンダ付けします。
こんな部分に線をハンダ付けしたらライトとして使えなくなると思われるかもしれませんね。
しかしこの真鍮線を使って補助灯の後部の整形をしてゆくのです。

先ほどの線をリューターのチャックに固定して削ります。
左右の形状が出来るだけ同じになる様に十分注意が必要ですね。
まあもっとも実車が左右同じ補助灯を使っているという確証は無いのですが、模型的にここは同じ形状の方が見た目が良いですね。

ヘッドライトと同様に補助灯の下にステーをハンダ付けします。
ヘッドライトの場合はここに真鍮線を使いましたがここは0.8mmの真鍮パイプを使っています。
実車ではここの下の穴から補助灯に電源を供給するコードが配線されているのです。
ですからここを線にしてしまいますとコードを刺す部分が無くなってしまうのです。

そして補助灯をヘッドライトのステーにハンダ付けしました・・・なかなか格好が良いと思いますが如何でしょうか?
如何にも競技車という感じがしますね。
これだけ照明を付けているという事はナイトステージも有ったのでしょうか?
それとも比較的夕方暗くなるまで走らないと次のチェックポイントまで着かなかったのかな??


Tameo World Champion 1/43 Lotus79 M.Andretti 1978

2017-04-18 21:50:08 | 最近手に入れたキットのご紹介
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本日は定休日なのでいつもの様に少し遅い出勤です。
出勤したらニンニクの草取りが残っていたのを思い出しましたので片付けてしまおうと思っていたのですが途中で雨に降られてお昼前に断念しました。
それでもあと残るのは畝が1列(この1列に5列植わっています)なので何とか明日には終わらせたいのですが・・・
除草剤とかを使えば簡単なんでしょうが・・・
自分が食べるものなので消毒も除草剤も使いたくないのです。ですから手でひたすら草を抜きます。
草を抜きますとニンニクは正直なものでして2週間ほどで大きく育ってくれるのです。

さて午後からは制作をしていましたが夕方ちょっと忙しくてブログに画像をアップしておくのを忘れてしまいました。
なので本日はキットのご紹介でお茶を濁しておきましょう。

本日ご紹介するのはタメオキットのロータス79です。
タメオキットをご紹介しますと何か珍しくない物をご紹介する様で大変申し訳ないのですが・・・
最近そういえばタメオの新しいキットがあまり出なくなった様な気がしますね。
そういえばタメオもついにフェラーリの版権問題が勃発した様な話をどこかで聞きましたが・・・これからは新しいフェラーリのFー1キットを作ることができなくなるのでしょうか・・・もしそうなら歴代のFー1をタメオで揃えていらっしゃる方はショックが大きいでしょうね。
これからはどこのキットを使えばいいのか・・・

さてそんなキナ臭いお話は置いておきまして
キットのご紹介です

このキットはワールドチャンピオンシリーズと名付けられたシリーズで歴代チャンピオンをとった車種がフルディティールで再現されたものになります。
しかしこのパッケージはかなり古い物でしてこの後はブルーとホワイトを基調にしたパッケージに変更されますのでロータス79はかなり古いキットということができるでしょう。
このキットもHさんのコレクションなので保管状態が比較的いですね白い箱も汚れはなくゴールドのラベルも傷がつきやすいのですがこれはかなり綺麗です。

キットの中身は下の画像で全部なのですが今のフルディティールキット(例えばMFH)などと比較しますとかなりシンプルな内容ですね。
これでも当時はフルディティールだったのです・・・。

細かなホワイトメタルのパーツはこの袋に入っています。
エンジンはいつものタメオチックな物ですがそのディティールは少し物足らないですかね・・・具体的のどこかと言いますとまずエキゾーストはまずダメですね。
ハンダ線で作り直したほうが良い物になりそうです。
ウイングとかも少し厚いので削る必要が出てきますね。
ただサイドスカートなどの厚みを嫌う部分はエッチングで準備されていますので・・・ここはタメオさんの憎いところですね。

デカールはこんな感じになっています。
今ならジョンプレーヤースペシャルはタバコデカールなので別なデカールで準備されることになると思いますが、この頃は一体のデカールになっています。
これで何ら問題は無い様に思いますが・・・このデカールを見てタバコが吸いたくなる子供がいるのでしょうか?
何か過敏な反応の様な気がしてならないのは私だけでしょうか・・・!?
別なデカールで用意されますとインクの色に僅かな違いが出たりして模型を作るときに大変困るんですよね。

インストはこちらです
このタメオが同時代のメリに比較して明らかに優れていたのはエッチングパーツの使い方とホイールをアルミに引き物にしていた事ですね。
エッチングはまだ今ほどメジャーな部品ではなかったと思いますが適材適所でうまく使って精度を高めています。
またホイールはアルミの引き物を使う事でシャープな仕上がりを約束している様な気がします。


そいえばこのキットを見ていて思い出しました。
確かず〜っと前にこのキットを作ったことがある様な気がします。
でも・・・マルティーニ版のグリーンのボディの物だった様な気がしますが・・・JPSだったかな〜???
古いキットながら意外と作りやすかった様な記憶がありますよ。