Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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KOBELCO Panther250Xの塗装 Ver.3

2018-06-25 21:10:44 | その他
本日の山陰も大変天気が良くて暑い一日になりました
予想気温は31度だったみたいですが・・・一体何度あったのでしょうか?

本日はなんとしてでも残った草刈りを終わらせてしまいたかったので、朝一番から草を刈りました。
そして雨が降らないので畑の潅水をしておきました・・・
これだけの作業をしますとほぼお昼になってしまいました
でも草刈りが終わりましてスッキリいたしましたよ、と言っても3週間のちにはまた草刈りが必要になるのですけどね〜。

さて午後からは本日の製作です
昨日に続いてKOBELCO Panther250Xの塗装を行なっています
昨日塗った部分んお補修塗装です
と言っても傷がついたりしたわけではなくキャビンの後部の部分ですが真っ直ぐ下に塗り分けるのがご希望のようなので塗り直しておきました。
マスキングをしてグリーンを塗っていますが赤の上にグリーンだから良いのですがグリーンの上にレッドはちょっと発色の問題がありますからね・・・この場合は赤の前にホワイトを入れなければなりませんから一手間多くなりますね。

シャーシ側のマスキングを全て剥がしました
多少吹き漏れがありますがまずまず合格点ですね
吹き漏れは補修しました

反対側はこんな感じですね
こちら側は全く問題がないと思います

フェンダーの上側のステップの部分ですがシルバーの上にマスキングテープを貼ったのでシルバーの表面に微妙な模様が入ってしまった部分があります。
硬化はしていたのでマスキングテープの上から色々な塗料を塗ったのでシンナーが浸透してしまって影響が出たのかもしれません。
あれた塗膜の面をそのままにして再塗装をしますと下地の影響が出やすいシルバーのことですので一旦ペーパーをかけまして再塗装をします


再びマスキングですね・・・
形状は単純なので楽勝です(笑)

シルバーは塗りすぎますと色目が変わってしまうので少し遠くからパラパラと塗膜を重ねてゆく感じですね。
均等に重ねてゆきますと今までと同じような感じに仕上がります

マスキングテープを剥がしますと・・・
今までと同じ感じで補修塗装が完了いたします
他の部分と全く変わりません

企業ロゴはご依頼者様の方でインレタをご準備いただくという熱の入れようです・・・
しかしながらこれが3000円もするんですね〜1色なのにね〜僕の仕事ももう少し高くても良いのかな(笑)
嘘ですよ値上げはないですから・・・(爆笑)

しかしながらインレタは使いません

プロの仕事というのはやり直しを大変恐れます
以前インレタを使った時にクリアーコートをしたのです(そのままでは耐久性が非常に良くないので)しかし弾くのですよ〜クリアーを・・・
まあ全て弾くとは言いませんが・・・弾いてしまいますと全部やり直しになってしまいますからね、間違いの無いものを作り直します
インレタの下に黒い紙を挟みましてねスキャンするのです。
こうすることでメリハリがつきやすくなって綺麗にスキャンできます。

インレタを元に新しくデータを作ります
これが結構手間なのですけどね〜

他のデータもこのように作りました。
データを作るのは本業では無いので時間がかかりますね〜
息子ならチョチョイノチョイで作ってくれるんでしょうね。

印刷をしてみました
まずまずですね〜

リキッドデカールフィルムで印刷面を保護します。
いつもやっていることはしておかないとちょっと心配ですね。

このブームの下側に「吊り荷の下に入るな」という文字がブームの下に入るのですが油圧のシリンダーの取り付けの位置がこんな部分なので文字の入る部分が短いですね
ウ〜ン斜めの部分にかけても良いけど見た目は真っ直ぐの部分だけで収めたほうがいいですよね。
しかも中央には分割線があります・・・これは処理が難しいですね

長さに対して幅も広いので文字が横長になってしまうんですよね。
う〜ん、バランスが難しいですね。
お客様の好みがどうなのかとりあえずデカールを貼ってみてお聞きしてみましょうかね〜。


明日も続きの製作を行います。
お休みなんだけどやっぱり仕事をしなくてはなりませんね。

KOBELCO Panther250Xの塗装 Ver.2

2018-06-24 21:25:27 | その他
本日の山陰は朝から良い天気でした予想される気温は摂氏30度!!
もう真夏の気温ですね〜
しかしながらもう二つだけですが外での作業が遅れている部分が有りましたね〜
雨が降らないのであればこれをまず先に片付けておきたいもの・・・
まず一つ目です
冬の為の薪割り・・・
次の冬にお客さんと一緒に暖かく過ごしたいのでこの時期の薪割りは欠かせないのです
最後に残った極太の丸太を割ります・・・右側に有る電工ドラム(コードリールとも言いますね)の大きさは大体わかりますよね、大きさを比べてみて下さい・・・。
まあコードリールは少し先側に有りますから比較には加減が必要ですが・・・薪割り機の上に載せるだけでも腰が痛くなる位重いです。
最後に残っていたこんな大きさの丸太を4つ全部割って薪にしておきました。

そして二つ目は畑の草刈りです
かなり伸びていましてね・・・雑草・・・このままにしておく訳にはゆかないのです。
薪割りの痕の草刈りなので既にフラフラ状態なんですが・・・
ほぼ90%の草刈りを完了しました
草刈りの写真は余りにも疲れていて忘れてしまいました・・・
ガレージでイスに座ってボーゼンとしていたらえらく人懐っこいトンボがやってきましてスマートのアンテナの上で休憩中です。
写真を撮ろうと携帯を使って10cm程に近づいても全く逃げるそぶりが有りませんでした。
彼等も警戒する時はこの様に羽をへの字にたたまないのです・・・
写真撮影が終わって携帯からPCに写真を送る操作をしていますと撮影が終わったならもう良いか・・・と思ったらしくどこかに飛んでゆきました。
ここまで人懐っこいのはなかなか珍しいですね。


午後からは昨日の続きでKOBELCO Panther250Xの塗装を致します
少し前に戻りますがご報告の漏れが有りましたのでご紹介しておきましょう
クレーンのワイヤーの作に付くフックの部分ですが滑車が付いていますのでこのまま塗る訳にはゆきません、塗料がかんでしまって動かなくなる可能性が有るのです。
と言う事で中央のピンを抜いて滑車を抜いています

延長用のブームの部分はプラスチック製なのでエポキシ系の下塗りは不要ですがプラスチック用のサフは塗らなければなりません
ここにも滑車が付いていますから外しましょう・・・

ブームの先の部分には少し膨らんだ部分が有るのですが・・・〜ん何て言ったかな?
ジブって言うのかな??
よくわからないのですが・・・
ここはプラスチック製の部品なのでバリが残ったまま組み付けられています塗装をする前にここをペーパーで削っておきましょう
せっかく塗るんですからね〜。

そしてマフラーの部品なのですが穴が無いのとプラ素材の為に整形が綺麗に出来ていなくて楕円形+バリで大いに変な形状なんですさすがにこれでは寂しいのでね〜。
仕方が無いのでエンドの部分をアルミパイプで置き換えました
そして穴の縁の部分は薄く見える様に内側を削っておきました・・・これで質感が少し良くなるのではないかと・・・。

車体の上側の部分にブルーの部分がありますのでブルーを塗るためにマスキングをやり直しておきましょう
なかなか塗り分けが難しいですね〜!

キャビンの部分を塗ってみましたこのキャビンですがブルー・レッド・グリーンと3色もありますしマスキングも同じ回数必要になりますからね
これもマスキングを剥がしてみないとうまく行ったかどうかわからないので・・・心配でもあり楽しみでも有る部分ですね。

車体の方はもう一色多くて上記の3色以外にイエローもあります
そして問題があるのは一部分の塗り分けがよくわからないことですね〜(笑)

キャビンの部分のマスキングを全て剥がしてみました
大部分はうまく行ったのですが・・・後ろ側の上部に少しガタガタした部分がありますね
ここはペーパーで軽くやすってからタッチアップしましょう

他の部分はまずまずですね〜
タッチアップが必要な部分はこの後簡単に完了ですね
赤いキャビンの部分の塗り分けですが
サンプルとしてお預かりしているミニカーでは後ろ側の塗り分けがまっすぐ下に伸びているのですがパネルラインが少し後ろにズレていますのでパネルラインに沿って塗り分けています。

タッチアップ後の姿です
グリーンとブルーの塗り分けですが自然な感じで収まっています

ブルーの部分をマスキングしてダークグレーに塗る部分を残してマスキングですね
上記の4色以外にダークグレーがありましたね〜塗り分けがなかなか大変だ〜(笑)

ダークグレーを塗りました
ウ〜ン全体がダークグレーなのでマスキングの下にカラフルな4色が隠れているのが想像できませんね。

デカールの無い部品にウレタンクリアーを塗りました


キャビンと車体の部分はデカールの位置を確認させてくれとありますので明日はデカールの製作をして上手くいけば貼って確認をしていただこうかと思っています。

KOBELCO Panther250Xの塗装

2018-06-23 19:17:17 | その他
本日の山陰は結構な降水確率で雨が降ると予報が出ていましたが・・・
昼間の一時期少し道路が濡れる位降っただけで、ほとんど降りませんでした。
雨という予報だったので着替えを準備していなかったので朝からキッチリ制作のお仕事です。
こんな事なら着替えを持って来るんだった・・・

さて本日はこれからYさんと二人でオフ会なのでチャッチャと更新です
帰りが遅くなりそうなのでね〜(笑)
さて昨日接着をしておいたF355ですが仮留めを外してクリーニングをしておきました
これでお客様の元に帰れますね〜。


今日は建機の塗装を始めます
まずは一液性のエポキシプライマーの上にホワイトを塗ります
企業カラーに塗りますので結構明るい色が多いですからね〜
下塗りのホワイトは必需品でしょう。

運転席の方にも塗っておきます
この運転席は大きくて重いので持ち手の取り付けがちょっと大変ですね、塗っている時に落ちてしまうと最初からやり直しになってしまいます。

最初に塗ったのはシルバーです
車体のサイドとマフラーの部分にシルバーの部分が有りますのでそれを最初に塗っておきました。

そしてその上面にもシルバーの部分が有りますから先に塗っておきました
本当はここはアルミの滑り止めのリブの付いた板が取付けられているかもしれないのですが詳細な写真が無かったので・・・塗装による表現と致しました。
後でアルミ板を貼っても良かったかもしれないですけどね〜。

そしてシルバーに残したい部分をマスキングします
参考用に小さなクレーンのミニカーを借りていますがその部分の形状がミニカーによって違う為に少し考えながらマスキングをしなければなりません・・・

余分な部分を新しい刃を付けたデザインナイフでカットしてみました
このマスキングテープが貼って有る部分がシルバーになります・・・

次にイエローを塗りました
この部分は作業時に車体を固定する為のアウトリガーという部分でして、この部分がほとんどイエローになります
勿論イエローはこの部分だけでは無く細かな部分にも有りますので塗っておきました。

ちょっと複雑な塗装があるのがこのキャビンの部分ですね
ドアはグリーン
キャビン自体はレッドです
お互いに下地の色に影響を受けやすいのでいちいちマスキングして塗ります・・・硬化してから塗りますから時間も手間もかかってしまいますね〜。

この後キャビンに赤を塗りましたが・・・なんと写真を撮り忘れてしまいました・・・。
そしてその後部の部分もグリーンです
エンジンルームの扉はブルーなのでこれもまたマスキングをして塗る予定です
ブルーは下地の色に影響を受け難いので全体をグリーンに塗っています・・・

他にもブームの一番先の部分とかブルーの部分も塗ってゆきました
ボディカラーの部分の80%程を塗る事が出来ましたが
まだマスキングを剥がしていないので出来が良いのか、良くないのかわかりません(笑)


明日も続きの塗装をして巧くいけばウレタンクリアーまで塗れると嬉しいですね〜
でも天気が良かったら明日は畑の草を刈らなければならないかも・・・。

Ferrari 288GTOとF40の修理

2018-06-22 21:47:00 | その他
本日の山陰は晴れて暑い一日でした。
明日は雨らしいのでジメジメして蒸し暑かったです
そんな天気だったのですが・・・午前中は外で薪を割っていました。
もうちょっとで終わるのですが最後に残った丸太はかなり太くて私の小さな薪割り機ではなかなか歯が立たないのです
少しずつ割ってゆきますが・・・残りが太いヤツ3本になりましたがここで時間オーバーとなってしまいました。
畑の草も刈らないといけないのですが・・・なかなか一日中模型を作らせてはもらえませんね〜
その内にブルーベリーも熟れてきますしね〜

本日は数日前に通販を頼んでおいた本が届きました
何かの資料という事では有りませんが・・・
少し前にこの雑誌の取材を受けましたのでバックナンバーとかを頼んでみました。
No.3は取材の前に頂いていましたのでまだ在庫が有るNo.2とNo.4を頼んでみました。
この雑誌写真がかなり良いので私がどのようにご紹介頂けるのか楽しみなんですが・・・余り似つかわしく無いと言うか場違いな・・・と言いますか。
変わった事をしていますと興味を持って頂ける様です・・・No.5が発行されるのが楽しみですね。
なんて期待してたら私は却下されたりして・・・(笑)


お昼ご飯を食べたら午後は仕事を始めます
まずはFerrari288GTOの展示ベースとクリアーカバーの注文ですね
ルックスマートの箱の中に収まる様に作らなければなりません
全体の内寸を測ってみまして・・・少し小さめに作りましょう

ざっくりでも良いので紙に書いてみますと寸法間違いも無く作る事が出来ます
こんな紙切れの・・・しかも端切れに書いて確認・・・

次は昨日の続きでサイドウインドウのサッシの補修をします
マスキングをしまして・・・ここはエアブラシで塗りましょう。

マスキングを剥がしますとこんな感じになります・・・
なかなか綺麗に収まりましたね〜

次はドアミラーの取り付けなのですが
ドアミラーの方にも瞬間接着剤がべっとりと付いておりまして・・・このままでは使えないので3000番のバフレックスを使って研磨してゆきます
瞬間接着剤なので白化している部分も有りますからその辺りを全て削っています

ラプロス8000番までペーパー目を細かくしてからコンパウンドをかけましょう
ここはハード1からですね・・・ボディと同じ処理の繰り返しですがボディと違ってかなり小さいので磨き難いのです

よく見ますと鏡の面がメタルテープでの再現になっていますがここにも接着剤が付いてしまったらしく白化しています

ここはペーパーを掛ける訳にはゆきませんからコンパウンドで磨いておきます
細かな事ですがやっぱり綺麗な方が良いですよね。

次は取り付け用のピンを立てます
元のピンはレジン製なので折れてボディの方に付いたままになっています
ミラーの足の部分に0.8mmの穴を開けまして真鍮線の0.8mmを使って足をつけてみました

ボディの方にも0.8mmの穴を開けて取付けします。

これでやっと修理完了ですね
修理した部分はこんな感じになりました
何所に接着剤が付いていたのかわからなくなりましたね〜

修理が完了しましたのでワックスをかけて掃除をしておきましょう

掃除も終わりまして綺麗になりました、プレートの移設などもしなければなりませんが展示ベースやクリアーカバーが完成するまでは元の箱の中でお待ち頂きましょう・・・

箱をよく見ましたら・・・14/149という事は限定品だったんですね。
それにしても149台とは中途半端な数字ですね〜!?


次は塗料がチップしてしまったF40の修理です
昨日ウレタンクリアーを盛っておいたアレです!
まずは2000番程度の比較的荒めのペーパーでザックリと削ります
ウインドウなどは傷付きを恐れてマスキングしたままです・・・

次はバフレックスの3000番で磨きまして・・・ラプロスの8000番まで番手を落とします
この時点で塗装面にクリアーの盛り上がりが見えてくるようならもう一度2000番まで戻って磨き直します
ボディカラーがブラックという事も有りましてクリアーも盛り上がりは写り込みで結構見えやすく何度かやり直しました

まだ小傷は見えますがクリアーの盛り上がりは見えなくなりましたね・・・
これくらいになりましたらさらにコンパウンドを細かくしまして磨きこみましょう・・・

ボディ全体を少し磨きまして修理完了ですね

次は少し前に私が塗り直したF355ですが・・・
やっぱりボディが収縮しているらしく金属メッシュ製のリアグリルが外れてしまった様です。
一度外してから付け直しました・・・接着剤が硬化するまでマスキングテープで仮留め中ですね
まあこれは修理という程の事ではないので・・・大変簡単です。


明日は関西方面からYさんがご来店の予定です・・・夜は楽しいオフ会の予定ですが・・・天気が良く無いかも・・・Yさん雨男でしょうか?
制作の方はまだまだ修理が続きます

本日も盛りだくさんの修理です

2018-06-21 22:27:57 | その他
本日の山陰はいい天気でしたね
背中に陽が当たりますと暑いくらいです。
今日の畑仕事は黒豆の苗を定植しました、何本あったのでしょう?
ウ〜ン80本くらいでしょうかね〜!?
どれくらい豆が出来るかは?なんですが・・・黒豆の枝豆でビールを飲めるといいな〜(笑)
飲むことばっかり・・・と言われそうですね。

お昼からは見積もり開始です
やっぱりF40とF50は多いですね〜
まあF40は販売台数が多いですからね(模型の方ですよ!)修理もたくさん入ってきます。
またか!?って感じです

少し前にスカイラインGTRのフロントウインカーの部分の隙間が大きいので直してくれと言われまして・・・
実物を送っていただいて見たらやっぱり左右でかなり隙間の違いが大きかったのです
削って治す方法もありましたが現行品ですし後でメイクアップさんに送って交換してもらえば良いと思いまして店頭に在庫していたものと交換してあげたのですが今度は左右のウインカーの色が違うので・・・と言われましてね(笑)
見てみたら・・・やっぱり違う。
左側は少し薄いんですね〜
部品は塗装してありますのでそのバラツキは仕方が無いのではありますが・・・

反対側はこんな感じ・・・確かに少し濃いですよね。

マスキングして塗装しました
こんな場合普通ならエアブラシで塗ると思われるかもしれませんが・・・
実は筆塗りなんです
取り外して塗るならエアブラシもいいのですが外しますと他の部分にダメージがあると困りますしね。
特に透明部品ですので取り外しの時に傷が付いてしまうと取り返しがつかないのです、それはボディの方も同じ事でしてガンメタリックのボディは補修がほぼ不可能なのです
塗料がマスキングテープの浮いた部分から漏れますとなかなか大変なのです。
なので補修は部品を取り付けたままタッチアップします、塗料の方に少しリターダーを入れまして筆ムラが出ないように配慮してます。
またオレンジ色は濃い方に合わせることになります。
如何でしょうか!?目元がぱっちりとなりましたでしょうか?

こちらはF40のフロントフードの角の部分がチップしている部分の補修です
ワイパーを取り付けた時にピンセットが当たったのかどうかわかりませんが修理の時にワイパーを外そうとしたら塗装が浮いていましてね。
見積もり時には気がつかなかったのですが・・・
ここはウレタンクリアーを盛って研磨して修正する予定です。
ウインドウに汚れや傷がつかないようにマスキングテープを貼ります
角の部分が少し凹んでいるのがわかりますでしょうか?

そしてウレタンクリアーを盛っています。
一度で盛ろうとしますと範囲が広くなってしまいますので一度に盛る量は少なくして硬化してから次を盛るようにして2〜3回に分けて盛っています。

ウレタンクリアーが完全硬化しないと次に進めませんからこの続きは明日にします
次の補修はラフタークレーンですね
昨日1液性のエポキシ塗料を下塗りしましたがやっぱり塗ってみますとゴミが噛んだりバリが出ているのが見えてしまいましてね〜
今日はペーパーをかけて研磨しています
まあ当然ですが・・・
下地が出たままベースのホワイトを塗るわけにはゆきませんからもう一度塗り足しておきます。
下地の出た所の写真は撮り忘れてしまいました・・・気がついたら塗った後だったと・・・。

次々に修理を進めましょう
次はルックスマートの1/18Ferrari288GTOです
あの瞬間接着剤が付いてしまった部分を補修するものですね
どの方法が良いのかいろいろ検討しましたが
まず2000番のペーパーでサンディングすることにいたしました
ペーパーがけはまず荒いものからというのが普通ですが荒すぎますと傷が深くなり傷を消すのが難しくなってきます。
また接着剤の部分以外のところを削ってしまうことが多くて下地を出してしまう恐れも大きくなります
だから今回は一般的な研ぎ出しに使う2000番から始めました

ドアミラーの部分の接着剤が完全に削れましたね
ウインドウの枠のあたりにまだ瞬間接着剤が残っていますね〜
なかなか研磨が難しいです
削りすぎますとそれで終わりですからね・・・真剣に研いでいます。

表面を確認しながら削っていましたら何やらポロっと外れました
どうやら瞬間接着剤が研磨されて薄くなって塗膜から剥離したらしい・・・
楕円形に凹んでいるのがわかりますでしょうか?艶のある部分ですね〜

今度は下側に垂れた部分です
こんな感じです・・・どうか下地が出ませんように・・・!!

大部分の接着剤が研磨できました・・・ここまでは2000番のペーパーで研磨作業を行なっています

次はバフレックスの3000番で少し広範囲に研磨します。
上の写真では垂れた部分の線が見えていますが3000番ではほぼ消えていますね

次はラプロスの8000番です
バフレックスの3000番よりももう少し広範囲に研磨します。
瞬間接着剤の垂れた後は全く見えません・・・。

次はコンパウンドで磨きます
使ったのは3Mのハード1ですね・・・ラプロスの8000番の後ならこのコンパウンドで始められます。

磨き終わりますと・・・ピカピカですね。
これなら部分再塗装をしなくても良いじゃないかな〜!?
このルックスマートのモデルのデカールはクリアーコートをしていないのでデカールの周りは綿棒を使って丁寧に磨きます。
万が一ペーパーで磨いていて下地が出てしまうとドアの筋彫りとドア中央の黒いラインのから上側の部分を再塗装することになりますが全く同じ色にはなりませんしお客様にも高価な修理代金をお願いしなければならなくなってしまいます。
出来上がりや予算を考えれば今の方法がベストではないかと思います。
もしも塗り直しをご希望ならもう少しモデルを楽しまれてからでも遅くはありませんからね。


明日はウインドのサッシの部分の補修とドアミラーの取り付け等を行います
そうそう!展示ベースとクリアーカバーもご依頼いただいていました。
そちらも手配いたしましょう。