Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

本日はロードスターの完成までの集中制作です

2019-05-21 21:49:02 | その他
本日の山陰はまたかなり天気が良くなりましたね〜日向に居ますと暑い位です。
今朝のTVのニュースによれば関東方面は比較的強い雨の様で電車が一部止まっていると言っていましたが・・・それが信じられない位の天気です。
一昨日でしたかね〜九州南部に大雨が降ってその雲が昨日は山陰に来てさらに東側に流れて行ったのでしょう。
山陰は溝から雨が溢れる様な事は無かったのですが・・・
梅雨には少し早い様ですし少々降ってもTVのお天気お姉さんは梅雨の一言も有りません(笑)
まあ僕の中では梅雨ってシトシトと一日中雨が降る感じなんですけどね〜最近の雨の降り方はドバ〜ッと降ってさっと上がる感じですよね。
昨日降った雨のお陰か・・・先週種を蒔いたオクラの芽が出てきました。
まだ双葉というには小さいですけどね。本当に芽が出ただけです。

今日も午前中は薪を玉切りしています。
午後からは急ぎの仕事をしなければなりませんので〜午前中だけチェーンソーを使って切っています。
刃の切れが良く無いのでそろそろ研がないとダメかな〜
刃物は良く切れる方が良いに決まっています。


なにしろ3〜4日でメイクアップのアイドロンのロードスターを塗り替えて欲しいと言う・・・隣町のエンジン模型を作っているS木さんの急なご依頼だったので。
まあ確かに気持ちはわかるので・・・(笑)
見た事が無いロードスターの30周年記念車のボディカラーを調色して塗って2日間でここまできました。
まあプロだからとかどうせ一日中作業をする時間が有るのだから・・・と思われると思いますが・・・半日は上記の様に薪の玉切りと畑ですしね〜。
それにプロだからといって塗料の硬化が早い訳じゃないですし・・・(笑)
まあプロユースの塗料は使っていますしコンパウンドもプロユースですがそんなに特別な物では有りません。
誰でも買える物ですし、その都度何の塗料を使っているのか公開もしていますから良くおわかりじゃないかと・・・。
などと考える余裕が出てきました。

昨日に続いて作業開始しましょう
まずはフロントのタイヤホイールの取り付けですね
左右の水平は昨日木片を当てて後輪を接着する事でバランスは取っていますのでまず問題無いでしょう
アイドロンの場合は設計が行き届いていますのでこの部分で車高がどうのこうのと問題が出た事は有りません。
同時に取り付けておきたいのがシャーシの黒いパネルですね。
そして忘れやすいのがフロント2枚とリア1枚の黒いリップです
実車では黒い樹脂製なのでしょうけどメイクアップのミニカーではホワイトメタル製の部品をおごられています。
コストだけを考えればレジンの方が良いかもしれませんが・・・耐久性ではやはりメタルの方が良いですね。

タイヤ/ホイールを付けてシャーシを付けますといよいよミニカー本体を組立て台に留めておいての作業になります。
組立て台に固定出来ますと完成も近い感じがしますね。

もう一つメイクアップの凄い所です・・・
フロントのインテークのラジエターが2枚重ねなの分解時に書きました。
あれだけでも凄いのに・・・
このラジエターの前側のメッシュをご覧下さい・・・
普通はエッチング一枚をペタッと貼って終わりになるインテークのメッシュですが・・・
何とエッチングを折って横のスリットを接着してメッシュが作られています・・・これは量産型のミニカーとしては驚愕ですね。
立体感も十分ですよ!!
ハンドメイドでもなかなかこうは作られていませんからね・・・
先日作ったFerrari Rossaで洋白板で格子を編んで作っていましたね〜
あれを量産型のミニカーで使用しているのと同じ事なんです。
これもミニカーを分解して塗り直しているからわかる事です、色々勉強ですね。
もしもこのミニカーをお持ちの方はフロントのインテークを目を凝らしてご覧になってみて頂きたいですね。
このミニカーが非常にお買い得だと言う事に気が付かれるんじゃないかな・・・。

そのフロントを組立てました
このインテークの中だけでも7つのパーツが使われていますよ。
塗り分けや組立てを良く考えた設計ですね。

まだライトが付いていなかったので顔つきがなんだか変ですね
と言う事でライトを付けてみました
このライトも非常に凝った作りでしてブルーのプロジェクターライトが大変良いですね。
ライトが付きますと魂が戻って来た感じがします・・・

続いてフロントウインドウですね
これは外したままなので接着すれば終わりです。
修理のためにウインドウの脱着は日常茶飯事なのでそう改めて書く事がないくらいですね
修理もやってみるものですよ・・・すごく練習になります。

続いてドアミラーです
ドアミラーはちょっと問題がありました
取り付け用のピンが細くて短い
・・・というかピンがほとんどありません
しかも穴はかなり大きめときました・・・
ピンが無かったらピンを作るしかないですよね
0.5mmの真鍮線をドアミラーの足に埋め込みます

そして車体に取り付けます
ピンは長めにしていますので太くて浅い穴の底に0.5mmの穴を開けて固定いたしました

最後にトランクの横あたりにアンテナを取り付けてなんとか完了ですね
これでなんとか締め切りまでには完成いたしました

そしてお客様に完成の連絡をしましたら今日のうちに引き取りに来られるとのこと・・・


仕事というのは色々な優先すべき条件があるんです
今回は時間的な事、そして仕上げ・・・もちろん本チャンの商品はメイクアップさんが作られるのでその品質を十分にわかっていただかなければなりません。
勿論、制作のご依頼をいただく場合は色々な目的がありますからね良いものを作るのは当然ですがお客さまの目的に沿ったものを作らなければなりません
そのご依頼の目的を十分理解してお客様のご希望を叶える事が私の仕事ですね。

下の画像は本日の夕日ですね
自宅に戻る途中に農道で写しました「本日の夕日」です
下側は田植えの終わった水田で田植えが終わっていますので小さな苗が見えますね。

明日からまたホットロッドにもどりま〜す

シリコン型の制作

2019-05-20 22:10:39 | Ford Model T Truck
本日の山陰は曇り時々雨の天気でした。
昨日から九州南部では大雨という事らしいのですがその雲がこちらに移動して来たのではないかと思われます。
降る時は結構強く降っています。

今朝は安来市安全協会安来支部の活動で交差点で立哨をする予定だったのですが丁度ピンポイントで雨が降って来まして中止になってしまいました。
出掛けてしまってからだと雨に降られてびしょ濡れになる所でしたが・・・助かりました。

さて先にも書きましたが朝から雨だったので外での作業(薪割り)は中止しました
濡れて風でもひいたら困りますからね。
と言う事で朝から制作を始める事に致しました、雨なので苗に水やりも必要ないですし・・・本当に恵みの雨ですね。
制作の最初の仕事はロードスターのAピラーをグロスブラックで塗装しました。
30周年記念のロードスターはピラーがブラックなんですね(他のもそうみたいですけどね)
ボディに吹き漏れが発生しますとやり直しになってしまいますのでここはボディ全体を丁寧にマスキングして塗りました
ちなみにこのブラックもウレタンカラーです

塗料を出しましたのでついでに昨日のF355のホイールナットにメッキ調の塗料を塗っておきます
出来るだけクロームに近い質感を出したいですからね。
ホイールと別部品にしていますので質が違う・・・と言う表現が大事なんですよね。
塗装が乾いたら上からウレタンクリアーをコートしておきます・・・これでホイールボルトは完成ですね。

ロードスターのデカールを作ります
と言うのは・・・このロードスターのエンブレム類は全てメタルインレットで作られています
今まではエッチングが多かったのですが・・・メタルインレットの方が安い(綺麗に貼付ける作業を含めてですけどね)のかな??
最近のミニカーのエンブレムはエッチングからメタルインレットになりつつ有りますね。
ですが塗り替えの場合はこれが問題なんです
外しますとバラバラになりまして再利用が難しいのです。
普通は事前にエッチングを作って置いて対処するのですけども今回は時間が無くてエッチングは不可能です。
なのでデカールを作ります
幸いな事にアルプスのMDプリンターはフラッシュシルバーと言うクローム系のイングが有りますのでこれで印刷してメタルインレット風のエンブレムを作る事が出来ます。
まずはデータからですね・・・

そして印刷しました・・・
如何でしょうか?
少しノウハウは要りますがメタルインレット風のデカールの完成です。

デカールを貼ってみました・・・
フロントのマツダのマークですね・・・。

デカールが乾くまで1時間程かかりますので少しずつですが組立てを始めておきましょう。
時間が無いので少しでも余分な時間が有れば前に進めたい所です

そしてデカールの水分を飛ばす為に乾燥機の中で1時間程乾燥させてウレタンクリアーを塗りました。
今日は風が強かったのでゴミが沢山付いてしまいました・・・塗装ブースが有っても外から風が室内に入りましてその空気がブースのドアを開閉する度に入ります・・・これはしょうがないですね。
風が収まるのを待っている訳にはゆきませんから・・・。

多めに作って置いたウレタンクリアーで昨日片面を塗っておいた展示ベースの残り片面を塗っておきます
時間も塗料も無駄にしない段取りです・・・(笑)
ここがプロは違う部分です(爆!)

ロードスターのウレタンクリアーの硬化待ちの時間で1/18のアイディングホイールの表面を研ぎました
と言うのも・・・3Dプリンター製なので表面に多少は凹凸が有りましてサフを塗ったらその凹凸が良く見えます、ここで修正をしておこうという事なのです。
そしてもう一度サフを塗って調子を見ましょう・・・

ついでと言いますと・・・
アイディングホイールを作る為に分解してホイールだけを取り外していました京商のF355ですが元通りに組立てました。
この個体はデータ取りの為だけなので元に戻したわけですね。

F355はほぼ新品なので発泡スチロールの箱の中でお休み頂きましょう。

さてここからがホットロッドの制作が一番近くなる部分でしょうか??
と言っても出て来たのは1/18のイグニッションモデルのナショナルのサニトラ用のタイヤでの原型ですね。
キャストがの準備で下側になる部分に湯口を付けています

ホイールはお客様のご要望で鉄チンホイールです
これを4つ複製してサニトラのタイヤ/ホイールと交換します。

こんな感じでキャストの為のシリコン型を作ります。
不安定に見えますが実は外れる事は余り有りません。

そして周囲4面に壁を作りましてこの中にシリコンを剥がします
・・・ここで不安になった方が居られるかも・・・
ホットロッドはどこにも出て来ない・・・
いやいやこの写真の左側のプラ板で囲まれた中にミッションが有りましてね、この複製の準備がメインです
ホイールやタイヤなどの複製はあくまでもサブなんですよ(笑)
直接ホットロッドは作っていませんがミッションを複製しないとホットロッドも前には進みませんからね。

続いてアイディングホイールにシルバーを塗ります
確かお客様の車のホイールはシルバーだったはずなので・・・


さてロードスターのウレタンクリアーが硬化した様です
さすがに乾燥機で2時間くらいで完全硬化です
早いですね〜
但し埃が沢山付いたので表面の研磨が必要でした
削っています・・・

一番荒いコンパウンドを掛けています
それだけでこれだけ艶が出ましたね〜。

そして最後の仕上げのコンパウンドですね
もうピカピカになっています

そして組立てを始めています
まずはダッシュボードからですね〜
そして内装を取付けまして次がタイヤ/ホイールです
まずは後から水平を考えて接着しています、この場合前側は檜の角材を使って調整しながら組立ててゆきましょう


明日は朝から最終組立てで・・・明日完成するかな?

ミッションの複製準備

2019-05-19 22:26:36 | Ford Model T Truck
本日の山陰は曇り時々晴れでしたね。
外は蒸し暑くて外ではなかなか過ごしにくかったですね。
それでも今まで放ったらかしだった薪の始末をしなければなりません。
5tくらい有るかな・・・?
2tのトラックで2台分と軽トラで3回350kgくらい運んだので5t有ったとしても不思議じゃないですよね(笑)
今日から少しずつ玉切りして・・・最終的には薪割り機で割って冬の暖房用にしますよ
暖房の熱源も自給自足ですね〜。

まだ終わったわけではありません・・・この様にまだ4tくらいありますよ。
これを全て切るのはいつの事になるのでしょう、遅くなれば木が乾燥して硬くなり切りにくくなってしまうのです。
困りますよね〜

今日はどこから仕事を始めようか・・・
先日作っていただいたチーク材の特製の展示ベースの着色をしてみました
使ったのはチークのオイルステインです。
加熱はせずに常温で乾燥させています

そして2時間ほどして乾燥したら次はクリアーですね
ウレタンクリアーを使いますが表裏の両面を一度で塗ることはできないので片面ずつぬりました
厚すぎず薄すぎず膜厚には注意をして塗ってゆきましょう
薄いと耐久性も落ちますからね〜。

次は1/18のフェラーリF355のホイールボルトですよ
以前作ったお客様のF355のホイールをアイディングの専用ホイールに交換されたので模型の方も交換したいと連絡をいただきましたのでホイールを作りました。
こちらはそのホイールナットです。
3Dプリンターで作った部品にサフを塗りました。

こちらは1/18の京商製のF355のホイールデータに合わせて作ったアイディングホイールです
サフを入れますと3Dプリンターの荒い仕事ぶりが見えてきます(笑)
ここからは部品を削って整形しましょう

次は隣町のS木さんに頼まれたデカールを印刷します
こちらはS20エンジン用のオイルキャップのデカールですねエレファントオイルの物です

そしてこちらはGT-Rの文字ですね
僕はどこに使うのか知らないけど・・・
データを直しています

次はやっとフォードT型のトラックですよ
あっと言う間に終わります
ミッションが車体の裏につくのですが真横から見ますとどうやら見えてしまう様なのです
仕方がないからコブラ用のミッションを複製して取り付けようかと思うのです・・・
何もないよりは良いじゃないかな〜

複製のために足をつけます
1.0mmのプラ棒を使いましょう

複製のために
プラ板の表面に接着します


そして本日の本題に入りましょう
アイドロンのミニカーを大急ぎでオレンジに塗り替えて欲しいと言うご依頼が入りました
期限は5月22日です
早速分解いたします

ドアの内装を外します
新品の商品がバラバラになります

内装を取り外します
知恵の輪の様になっていますから十分注意が必要ですね

テールレンズを外しても終わりではありません
内側にある反射板も綺麗に外しましょう

フロントのインテークの奥に見えますラジエターですが
恐ろしい事に2枚のエッチングで作られています
普通ハンドメイドでもここまでではありません・・・
しかも見えるか見えないか微妙なラジエターにこれだけの力が入れられています
メイクアップさん本気ですね〜。

ドアの内装の上側にもボディカラーの部分があります
ここも忘れずに外してリペイントしましょう
オープナーのレバーは別部品なので外しておきましょう

外した部品はこんなにも多量になりました
多いです〜

ボディはこれで何も無くなりました
分解完了ですね〜!


時間がないので早々にシンナーのお風呂に入っていただきます

古歯ブラシでこすって綺麗にいたしましょう
ボディカラーを落としますとこんな色になります
ボディカラーの赤が染みてしまって普通のレジンカラーにはなりません(笑)
ピンク色ですね〜

そしてホワイトサフを塗っています
サフが終わったら加温して硬化促進します
硬化したら600番くらいのペーパーを使って小さな埃や塗料の寄りを削ります

オレンジに少し黒を入れて調色します
少し暗くなりすぎたのでオレンジを足しました・・・
ほんの気持ち明るい気はしますがあまり暗くても軽快な感じがロードスターから消えてしまうので少し明るめにしてみました

ボディに塗ってみますと・・・こんな感じです
ディスプレーによっても色が違ってみますが・・・まあ雰囲気という事で。


センタートンネルの制作とリアサスペンションの組み付け

2019-05-18 21:23:10 | Ford Model T Truck
本日の山陰は朝の内風が強く薄曇りでしたね。
晴れた合間が少し有りましたので中庭の写真を写してみました。
見た目には空はこんなに青くなかったのですが・・・青空が出ています。
多少苦労はしますけど中庭の芝が刈られていますと実に気持ちが良いですね。

昨日作った床板にミッションの逃げを作ります。
この車のオリジナルの足元にセンタートンネルが存在するかどうかは全く知りません
昔の車では床下に全て収まっている物も有りますし、ミッション自体もそんなに何枚もギアが有る訳では有りませんし・・・エンジンのパワーも知れていますから・・・ミッションの大きさは小さめなんですね。
しかしホットロッドなのでエンジンはV8を使用しますからミッションもそれなりの物を使う必要が出てきますのでそのミッションを避ける為にセンタートンネルが必要になって来るのです。
真鍮板を曲げて作ります。

そして床にハンダ付けですね。
エンジン/ミッション/デフを一直線に配置した為にセンタートンネルは最小限で済みましたね。
この後側は平らな床の方が都合が良いのです・・・なぜならシートを付けなければならないからですね。
実車のオリジナルではベンチシートなんですが、ホットロッドになりますとセパレートのバケットシートが派手で良いですね。
ボディがキャンディレッドの予定なのでシートはホワイト・・・シートベルトはレッドというのが派手で良いかな?
完成した時の色まで考えながら整形して行きましょう。

シートを配置しますと・・・こんな感じですね
センタートンネルが床の後まで続けばシートの取付ける余裕が無くなってしまいます・・・これもまた実車通りですね。
この配置ですとステアリングはミニみたいに垂直にステアリングシャフトが刺さるタイプが良いですね〜
そしてメーターはステアリングコラムに最小限だけ付ける感じかな・・・夢がどんどん膨らみますね〜作っていて一番楽しい瞬間です。
実車で作るのはとても大変なのですがミニカーならそこまででは無いですからね〜。

ドアを作ります
と言ってもドアが開閉する訳ではないのです
この時代の車のドアは今の車の様にスジ彫りで再現出来ないのです
と言うのもドアの開口部は縁が盛り上がっているのです。
まあ全部がそうだとは言いませんがゴムのパッキンがドアの外側に付いていたりしますのでこの様な形状の物が有る訳ですね。
くれぐれも書いておきますが全部がこの様な形状では有りませんよ。

0.2mmの真鍮板を使ってドアを作ります。
その外側に0.5mmの真鍮線を潰した物をハンダ付けして行きます。
線の部分を少し削って平らなパッキン状にしましょう。
これをボディのドアの有る場所に接着します。
仮組はこのまま接着ですが、最終組立てでは塗装の後で接着しましょう。

ボディの加工をしておりますがシャーシの方を動かしますとデフがシャーシに取付けられていないのでバラバラになってしまってどうも具合が良く無いですね
デフをサスペンションのスプリングに留める為にUボルトを作りました
と言っても曲げただけですけどね・・・
実車もこの様な構造になっておりましてね、実車の構造をそのまま再現致します。


毎日色々な方がいらして下さいます、今日は岡山県からブログの読者の方がわざわざお越しでした。
お話を伺いますと1/43歴は私など足元にも及ばない感じです・・・ミニカーの完成品とキットを沢山お持ちの様でしてその数は私など足元にも及びません(笑)
遠い所からお越し頂き誠に有り難うございました、またのお越しをお待ちしております。

また色々なご相談を頂く事が有ります・・・
ちょっと急ぎの用件が有りまして、明日からそれに没頭したいと思います・・・。
締め切りに間に合わないとご迷惑をかける事にもなりますのでね・・・責任重大なのです。
と言う事で明日は少し変わった作業をやってみようかと思っています・・・もちろんホットロッドは少しずつでも進めますのでしばらくの間ご容赦下さい・・・。

クラッチハウジングとセンタートンネル

2019-05-17 20:51:51 | Ford Model T Truck
本日の山陰は大変天気が良くて空は青空・・・強い日射しが照りつけています。
一見、暑くて大変と思うでしょ?
僕もそうは思いますけど・・・天気が良いと気持ちも良いのです。
この天気の中ですが中庭の芝を刈りました。
昨日は際を刈っておきましたが、今日は芝刈り機を使って中庭の全体の芝を刈ります。
青い空が気持ち良いじゃないですか〜!!


皆さんはフェイスブックをご存知ですよね〜?
まあ今インターネットをしていてフェイスブックを知らない人は居ないのではないかと思いますが・・・。
このフェイスブック(ここ以降は省略してFBと書きます)ですがこれって凄いです。
他の物ですとハンドルネームを使いますのでどこの誰なのか全くわからないのですがFBは基本的に本名を使いますので同年代の同じ地域で育った方とかは「お友達では有りませんか?」と言う表示で画面に出てきます。
実は中学2年の時に転校していった友人に遭遇致しました。
今では連絡を取り合っていまして三重県に住む友人と再会のチャンスを待っております。
昨日、彼からカセットテープが送られてきました。
当時鉄道が好きでして2人で蒸気機関車を追っていました。
転校が決まった時に何をプレゼントしたら良いのか・・・迷っていた渡部少年は蒸気機関車の音を録音して送ったのでした。
当時14歳の私は中学2年生だったと思います。

幼なじみは何人かいましたが母親同士が友人だったので中学1年の時にお父さんの仕事の都合で転校して来た彼とはすぐに仲良くなりましたね。
中学2年の終わりにまたしてもお父さんの仕事の都合で転校していってからは一度も会う事が無かったのですが、まさかFBで出合うとは思いもしませんでしたね。
本当は静岡ホビーショーの帰りに寄ろうかと思っていましたが今年は静岡ホビーショーを欠席したのでこの計画は流れてしまいましたが、
今年は必ず三重県まで会いに行きたいと思っています。
45年ぶりなんだけど・・・お互いに歳をとっているでしょうね〜。

展示ベースの話題になりますといつも出て来るのが友人のN君ですが
彼とは小学校には入ってから知り合いになりました。
そして中学は同じでしたが彼は隣町の高校に進みましたので一時期音信不通でした。
社会人になってからもなかなか会う機会が無かったのですが・・・
僕が自営業になってからちょっとしたきっかけで再会しましたね。
今では毎月必ず会う友人ですね。
その彼が新しい展示ベースを持って来てくれました。
2つ共大きめの展示ベースでして・・・中には船が収まります。
どんな船が収まるかは後日ご紹介する事になります(笑)
楽しみにお待ち頂きたいと思います。

リアのリーフスプリングをシャーシに取付けましてからホーシングを仮組してみました
リアはかなり高くなりますのでホットロッドとしてはなかなか良い感じになりますね。
ホーシングとリーフスプリングはUボルトで取付けられますが今の時点ではまたUボルトは取付けていません。
まだまだ作らなければならない部品は多々有りますが全体の雰囲気がつかめられればと思っています

横から見ますとシャーシは前下がりになっていますが、エンジンは後下がりになっているのがわかりますでしょうか?
理由は一つです。
実車がそうなっているからですね。
エンジンのクランクシャフトからクラッチ/ミッションを通ってデフギアまで一直線になっているのが一番効率がいいのです。
当然ですがミッションの出口とデフの入り口にはユニバーサルジョイントが付けられていますので一直線でなくても問題は無いですが曲がっていますと効率は下がってしまいます。
なのでなるべく一直線にしておく方が良いのです。

次はクラッチハウジングですね
この部分は半分くらいキャビンの中に埋まっているのが普通の位置なのですね。
キャビンのバルクヘッドを少し削らなければなりませんがその位置を確認する為にもクラッチハウジングの仮組が必要になります
しかし中心の穴の大きさが2,0mm現在シャフトを通している真鍮線が1.5mmなので真鍮パイプをスペーサーとして穴の中に入れておきました。

セルモーターの位置が右なのか左なのかまだ調べていないのですがどちらになってもキャビンのセンタートンネルの位置には関係がないので取り敢えずこちら側にしておきました。

全ての部品を仮組してみました・・・
よりホットロッドらしく見えますでしょうか??


本日はここまでになります、明日はセンタートンネルやキャビンのフロアーなど作ります