Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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リアサスペンションの制作

2019-05-16 22:34:47 | Ford Model T Truck
本日の山陰も天気が良くて暑かったですね〜
この暑さの中ですが、今日はサクランボをムクドリと競争しながら収穫しました。
そしてトマトの苗を追加したので植え付けておきました、これにて今年の夏のトマトは植え付け完了ですね。
ピーマンは後2本、茄子は6本追加してやると終了かな〜!?

そして植え付けが一段落したら次は中庭の芝刈りの準備で他の植物が植わっている際を草刈り機で際刈り致しました。
芝刈りは芝刈り機で行ないますが角の方とか建物の際の辺りには刃物が届かないのです。
この際を綺麗に仕上げると芝生が大変綺麗に見えますからね〜ここは大事な所ですね。
2時頃までには際刈りも完了しまして・・・やっと昼ご飯ですね。

クタクタになった所でアトリエに戻りました。
なにやら荷物が届いていまして開けてみますと・・・
すっかり忘れていましたがM2のネジでした。

作品を展示ベースに留める時に使うのがこのサイズの物なんですね。
今までは近くのホームセンターでナットやワッシャーとセットの小袋を150円くらいで買っていましたが・・・入荷する数が5個くらいでして一袋に10本までは入っていませんでした、余りにも効率が悪いのでAmazonで買ってみました。
1500本も入っていて2000円くらいなのでこちらの方が良いかな〜
しかも使うのはビスだけなんでね・・・ナットやワッシャーは余ってしまうのです。


さてさて、仕事を始めることにしましょう。
今日はリアサスペンションを作りますよ
その前に昨日作りましたデフキャリアーですがまだ部品がありました
デフキャリアーとホーシングの間にボルトで止めるためのフランジがありました
作るのを忘れていましたね
丸い円板の様なものはそのフランジの部品になります
まだこれにはボルト時目の穴を空けなければなりませんボルトの穴を10等分できるかな?
まあそれは明日のお楽しみですね

次はリアのリーフスプリングを作ります
これがないと足回りの製作は全く進みませんよね〜

リアのリーフスプリングの後ろ側にあるリーフを支えるステーを作ります
洋白帯板をつかって3.0mm間隔で0.5mmの穴を開けておきましょう
端の部分を丸めるように削っておきましょう

先ほど削った部品と真鍮線や真鍮パイプを使ってこんな感じに組み立てましょう
太い側がフレームに差し込まれる様になります
あ〜まだどんな感じになるのか皆さんには想像ができないでしょうね・・・
私の頭の中にはもう設計図が完成しているのですけどね〜(笑)

最終的には・・・こうなります。
なぜこんな形状になるのかと言いますと
リーフスプリングは弓なりになったスプリングが真っ直ぐになったり弓なりになったりしてショックを吸収するのですが長さが変わってしまうのが難点なのですね
なので先ほど作ったステーで長さが変わるのを吸収してしまおうという考え方なのです

リーフスプリングはこんな感じに付きます
前側は位置が変わりますとホイールベースが変わってしまいますので前側は完全に固定しておきます。
後ろ側はステーによって前後に変わりますよ。

明日はエンジンのマウントやサスペンションの仮組などを出来たら嬉しいかな〜
でも朝一では中庭の芝刈りもしなえればなりませんね〜
なかなか進みません(笑)

デフキャリアーの製作

2019-05-15 20:52:22 | Ford Model T Truck
本日の山陰は大変暑い1日でした。
それは私が1日中外で働いていたからでしょうか?
日が射しますと背中が暑いし・・・風がないのでムシムシしますしね〜
汗をかきましたよ〜!!

お昼にはお休みのCafeで一人で昼食をとります。
今日は家内はお出かけだったので・・・
昼休みも最低限とりましてまた外で一人で仕事です。
まあ詳しくは畑ブログをご覧ください。

お昼のCafeから外を見ますと・・・なんて天気がいいのでしょう。
部屋の中が真っ暗に見えてしまいますね

外ではこんな風景が・・・FBのお友達の皆さんにはもう少し早めに写真をご披露したのですがブログにお越しの皆さんにはこちらでご披露しておきます
餌をねだるスズメの雛です
羽をバタつかせて餌をねだる姿はとても可愛いですよ。

リアアクスルのデフキャリアー(デフの前側の部分ですね)を削っています
素材は洋白です
テーパー削りが大活躍ですね

今度はフライスで1/3ほど削っています

バイスに固定して0.3mmの幅の刃の糸鋸で切り目を入れます

0.3mmmの洋白板をカットして糸鋸の刃で入れた切り目の部分に挟み込みました。
多少削らないと綺麗に収まらない部分もありますが・・・微調整で大丈夫でした

ハンダで接合しますけどハンダを流すのは太い部分からですね
この太い部分は不要な部分なので最終的にはカットしてしまいますからね。
母材にきちんと熱を伝えれば前の方まで綺麗に流れてくれます
不必要な部分にはハンダごてを当てないことですね
ハンダごてを当ててしまいますと不必要なハンダが付いてしまいますからね、それを掃除するのがなかなか大変なんですよね

先ほど取り付けた補強の部分んを削っています
綺麗に整形して納得いく形状になりましたら不要な部分をカットします

まだ余分なハンダが付いていますけど・・・一応完成ですね
デフの前側に見えますかね〜??


明日は明日でサクランボの収穫と追加のトマト苗の植え付け・・・そして中庭の芝刈りの準備から芝刈りまでできるといいな・・・
でも全部は無理だとおもう

定休日は・・・サスペンションの製作Ver.2

2019-05-14 21:31:12 | Ford Model T Truck
本日の山陰は曇から雨、そして夕方は晴れてましたね〜
どうも天気の移り変わりが早くて荒れ模様ですね。
と行っても雨は場所によって降ったところと降っていない所が混在いたします。
どうも良く分からないですね
買い物や地元産の「ハチミツ」をお客さんの元にお届けして帰ってから畑に出て見ますと
サクランボが結構熟れていましてね〜
ムクドリが頻繁に食べに来ていました
鳥に負けては・・・と言う事で収穫することにいたしました。
大きめのボールに1杯分収穫して今夜は家内がコンフィチュールを作っています。
うまくいけば良いですがね〜色が薄っすらとピンク色になれば嬉しいですね。

今日は時間が短かったので少しだけ更新ですね
フロントサスペンションはこのように付きます
普通はフロントアクスルに対して90度に2本つくのですけどね、フォードは合理的な設計!?らしく1本で全てをまかなっています
そして後ろ側には三角な形に位置決めのアームがつくのですがそれではちょっと強度が足らないでしょうね

比較的最近のレースカーのように斜めに補強のロッドをつけています
左右で別のロッドにすることで強度が2倍になりますね〜
そして細かな調節が可能となります

後ろ側のリーフスプリングを取り付ける部分を作ります
リーフのつく部分の強度は大変重要なので左右を結んで強度アップは必須ですね
穴を開けて左右のフレームを結ぶフレームを作ります
このフレームにパイプを使いましてリーフを固定する穴にしたいのです。

リアのドラムブレーキを削って作りました
素材は洋白です・・・実車で洋白の素材はあり得ませんけどね〜
まあ模型ですから。

リアのブレーキドラムを取り付けてみます
一見何のこだわりもない画像に見えますが・・・
リアのブレーキドラムはフロントと比べて小さいのです
リアはフロントに比べて効きが弱くなるように設計いたしますので直径は小さく、幅も少し狭く作るのが一般的ですね

こちらはフロント用ですね
フロントはディスクブレーキかドラムブレーキか迷いましたがホットロッドの場合ブレーキ性能はあまり問題にならないのでオリジナルのドラムブレーキにしました。
まあベースが古い車なのでこの方がいいかな・・・
裏側の穴は何のためか・・・
しかも片側は1つ穴もう一方は2つ穴
1つ穴は右側のフロント用で左右を結ぶロッドがつきます
2つ穴は左側のフロント用ですね1つの穴は反対側からのロッドを結ぶ穴
もう1つはステアリングからの作動ロッドがつきます、そのために片側だけ2つ穴になっています。

次は荷台の改修ですね
どうも荷台が大きくてバランスが悪いように見えます
トラックなので働く車ですから荷台は大きい方がいいですがホットロッドですからね〜荷台はそんなに大きく無くても良い訳でして・・・
幅をちょっと詰めます

板製のアオリもどうせ作り直すのですがこの時点では小さく削って仮組をしておきましょう

リアのサスペンションはまだ作っていませんがとりあえず仮組みしてバランスを確認します
荷台を詰めたのはタイヤとのクリアランスが少し狭かったのもありますしアメリカ製のトラックはリアタイヤのホイールアーチを避けて幅の狭い荷台のものが多いのでその雰囲気から荷台の幅を少し狭くしています。
何と無くアメリカのトラックみたいに見えませんか?(笑)


明日も定休日なんですがリアサスペンションの製作を続けましょう。

サスペンションの制作Ver.1

2019-05-13 21:04:34 | Ford Model T Truck
本日の山陰も薄曇りです、まあ青い空は見えていますにでデジカメで写せば青空なのかもしれませんね。

本日は四国の愛媛県宇和島市からKさんがFerrari Rossaの納品でお越しになられました。
奥様もご一緒にいらっしゃいまして出雲大社にお参りをしてから当アトリエが有る島根県安来市まで来られた様です。
日帰りらしいので余りゆっくりと出来ないかもしれませんがお時間の許す限り山陰を楽しんで頂きたいと思います。
このブログを更新する頃には無事にお帰りになられたかな〜?
Kさんお土産まで頂戴し誠に有り難うございました。

また今日から春の交通安全週間という事で安全協会安来支部として朝の通勤時間帯に立哨してきました
旗を持って道ゆく人にガムやティッシュをお配りして交通安全を呼びかけています。
まさか私がそんな事をしているなどと思う人はいないでしょう(笑)
まあ田舎で生活していますが・・・ささやかな社会貢献です。
60歳目前ですが一人で育った訳では無いですからね。
(ちなみに写っているのは私ではなく対角線上に立っていらっしゃった方です写真が小さいし携帯のカメラなのでピンボケですね・・・修正しなくても良いので丁度良いかも)


さて本日も制作をご紹介してゆきましょう
また旋盤で何か削っていますね〜
リアのホーシングを削って作ります
またクローム仕上げにするかもしれないのでここは洋白で作っておきます
テーパー削りをしていますね。

こちらは中央の膨らんだ部分
この中にデファレンシャルギアが入りますそして最初に削っていたテーパーの付いた部品ですがこれを取付ける為に中央の丸い部品の側面に穴を開けています
左右の車軸を真っすぐに配置したいので中央に1.5mmの真鍮線を通します。

まだ組立ててはいませんが・・・仮組しますとこんな感じですね
中央に真鍮線が通っているのがわかりますね〜
仕上った時の色を想像して作りますがこの時点ではっきりしない部分は先手を打っておく事が必要です。
例えばクロームのしたい部分はなるべく洋白で作って置くとかね・・・。
メッキの方が都合が良い場合は真鍮でも良いのですけどね。

ハンダを流しました
中側まできちんとハンダを流す為にハンダゴテを当てておく時間が長くなりましたのでハンダだらけですね〜
まあこれは十分想定内なんです

リアアクスルにタイヤ/ホイールを組み付けてみます
とっても接着剤は付けずに仮組ですね

デフケースの後側の部品を作ります
この中にはリングギアという丸いギアが入っていますので半分は丸い形状をしています。
半分は平たい形状の事が多いのでフライスで削り落とします。
もちろん古い時代の車ではここが半球形の物も有りますがデフオイルの量が多くなってしまうので比較的新しい時代の物は半分は平らな形状になっています。

半球形の部分に黒い点が一つ・・・
ここには穴を開けておきます
デフオイルの給油口なんですよ
普段はここにボルトが入れられて閉じてあります。
ドレンは一番下の部分に付きますが給油口は少し高い部分になる様になっていまして、この穴まで一杯に入れるのが適正な量になります。
まあそれ以上は車載になっている限り入りませんけどね。

ホーシングに仮組です
これでいつも皆さんが良くご覧になる!?物になりましたね。
でもまだ前側のデフキャリアーになる部分を作らなければならないのです、しかもそちらの方がず〜っと難しく面倒なのです。

さて難しい作業は後にして・・・いや元へ!
早く4点着地をさせたいのでフロントの足回りを先に作りましょう
1.5mmの洋白線を折り曲げてフロントのアクスルを作ります
出来るだけフロントを下げたいので折り曲げ量が多いですね
曲げる量が多いと地面に着いてしまうと走行する事が出来なくなりますのでホイール・タイヤと相談しながら折り曲げます。
そのアクスルにリーフスプリングの留めを付けます
これもまた洋白です
フォードのT型のフロントサスペンションは普通のクラシックカーと違う1本リーフなのでそれを再現しておきます。
と言うのもここを普通の2本リーフにしたらその特徴が生かせなくなってしまいますからね。

フロントサスペンション用のリーフスプリングを作っておきましょう
今回はT型フォードに倣って横置きなので1本でいいですが、厚みが出ない様に気をつけなければなりません
両端のマウント部分は重ねてあるスプリング側にしておきますと全体の厚みが薄くなりますので車高を下げることが出来ます
中央にはフレームのに取り付けるためのボルトを植えておきます

何枚か重ねたリーフスプリングがずれない様に金具が付いているのが普通なので金具を作っておきます。

スプリングはこの様な位置に配置いたします
両端はアクスルに止めて上側の中央はシャーシ側に留めます
この状態ではスプリングが100%の機能で動作できないのですが・・・昔はこれで良かったんですね。

この構造のリーフスプリングでは前後方向の位置決めが不明瞭になるので後ろ側からロッドを伸ばして位置を決めなければなりません
その取り付けステーをアクスルに取り付けましょう
まずステーを取付けますが強度を考えますとアクスルに切れ込みを入れて洋白板を差し込んでハンダ付けします

左右に2つずつステーをつけますが一度に2つつけるのではなく片側ずつそれも1つずつ取付けてゆきます
あせって作ると結果が良くないことが多いのでね・・・


明日も続いてサスペンションを作りましょう。
下側が決まらないと上側が作れないのでね・・・
明日は休みですが引き続き楽しみましょう。

シャーシの製作

2019-05-12 21:13:21 | Ford Model T Truck
本日の山陰も天気が良かったですね
夕方には少し雲がかかってきましたがまあ薄い雲なので晴れといていい感じでしょうね。
本日は朝一番でスナップエンドウを収穫してからキュウリのタネを蒔いておきました。
スナップエンドウが終わったらその場所に植えてみようかと思いましてね・・・苗を準備してみようかと・・・。

何気なくFBを見ていたら・・・
オクタンの日本語版にポルシェのタイプ64が載っていました、何処かで見たな〜と思っていたら
机の上にありました
数日前にヤフオクでいつものNさんから落札させていただいたキットが・・・
これ、同じものですよね。
ブルームのキットですけどね〜。
偶然ですが・・・

箱はこんな感じですね
これで間違い無いですよね〜
次の号のオクタンに詳細な写真が出るのかな?
良い資料になりそうですね。


昨日、仮組の前に・・・と言う事でホットロッドとしてのバランスを考えてみましたね。
ホットロッドの製作はちょっと難しいんだよね〜
何をどうすれば良いのか決まりはないのですよね。
ですからもともとホットロッドのキットを組むのはなんの造作もないのですが・・・ノーマルのクルマをホットロッドにすると言うのは自由度の範囲が広くてなかなか難しいのです。
でも手を動かさなければ完成はないのでシャーシを作ってみます
参考にしたのは427コブラのシャーシですね。
強度が高いパイプフレームにしてみました

フレームの長さは基本的に元キットと同じ長さです
まあこれも決まりはないのですけどね

荷台の固定を考えます
もともとダンプカーの様な構造のものなので荷台は後ろ側にヒンジが付いています
フレームの後ろ側を使ってダンプする様にしておきますが・・・
ダンプにするのか普通のトラックにするのか車体のバランスで決めようかと思っています。
後ろ端の部分に真鍮パイプをハンダ付けしておきます
ここが支点になってダンプする予定です

文章の説明ではわかりにくいのでシャーシをあてがってみますとこんな感じですね。

次はキャビンとフレームの合体ですね
キャビンの部分の下側は少し歪みがありましてぴったりとフレームに合わないのです
こんな場合は下のフレームに沿って真鍮線をハンダ付けします
これをガイドにメタルで埋めてゆきます。

メタルで盛った部分をヤスリで削って仕上げましょう
そうそう、使うメタルはキットの余剰部品を使っています
違った質のものを使いますと後で引ける恐れがあります
同じロットの部品が一番安全ですね

足回りはまだ作っていませんがだいたいこんな感じでいいのかな?
ここから足回りを作って行くことになります


このタイプの製作は実車一台作るのと同じですね
サスペンションだって実際に動く感じに作らなければなりませんしね・・・
明日も頑張りましょう。