踊る小児科医のblog

青森県八戸市 くば小児科クリニック 感染症 予防接種 禁煙 核燃・原発

「第九」まであと1週間~ナゾの“音楽一家”

2005年11月12日 | ART / CULTURE
#今朝の地元紙に家族全員の写真つきで掲載されてしまいましたが、子どもたちがそれぞれ男声・女声の最年少メンバーであり、一家四人で参加しているのはうちだけのようなので、取材の対象になったようです(最初は子どもたちだけのはずだった)。
ただ目立たずに練習に参加しているだけで特別なことではないのですが、どうも「音楽一家」に仕立てあげたかったようで。。
(もちろん、そんな大それたものではありません)
合併についても、特別な意義など何も考えていなかったので、その場で取り繕って答えた言葉の一部だったか、、(よく覚えていない)。
「気持ちよく歌えて感動があればいい」というのも、なんか自己満足みたいに取られかねませんが、何というか、全体の中で足を引っぱらないようにしながら、それぞれの目標のレベルまで歌えて、結果として自分たちにも観客の方たちにも何らかの感動が得られ、自分がその一部になれれば良いなという意味合いで言ったのだろうと思います。実際には指導されている先生方やベテランの方たちも合唱団に入ってますから、私たちは単なる一員に過ぎませんので。。
(一応、ここにも記事を引用しておきます。?は機種依存文字か)

歓喜の歌声 高らかに -新生八戸を祝う「第九」
(2) 共に達成感味わいたい (2005/11/12)

 八戸市合唱連盟と一般公募の団員を合わせて三百人を超す市民合唱団。その中に、同市湊高台一丁目の医師久芳康朗さん(43)、妻の助産師裕子さん(44)、市立東中学校三年の長男草佑君(14)、同一年の長女実都さん(12)の一家がいる。実都さんは最年少の団員だ。
 気が向けば、家で四人の誰かがピアノを連弾、誰かが歌ってオカリナを吹く?ミニ演奏会?を催すという音楽一家。
 「この機会を逃せば、(数年後に)子供たちは進学などで親元を離れてしまう」と家族を説得、公募に応じたのは裕子さん。同市の女声コーラス「プリマベーラ」のメンバーで、新幹線開業記念のマーラー演奏会に参加した経験から、合唱の楽しさ、達成感を味わってほしいと話す。
 練習は五月から半年間の長丁場のため、抜けた団員もいる。合唱初体験の康朗さんも、ドイツ語の発音や音程の取り方に苦労し、脱落しそうになりながら、ようやくみんなのレベルに追いついてきたという。「気持ちよく歌えて感動があればいい」と本番に臨む。
 草佑君はチャレンジ精神が旺盛。昨年の新潟県中越地震の際は八戸からの民間ボランティアに加わった。「第九」の練習で日曜日はほとんどつぶれたが、「オーケストラの後ろで歌う機会はそうはない」と貴重な体験を積むことに胸躍らせる。同校ブラスバンド部員の実都さんも「とにかくステージに立ちたい」と待ち切れない様子。
 「合併の目に見える一つのシンボル」(康朗さん)である「第九」。その場に立ち会い、市民として少しばかりの貢献ができれば、というのが久芳一家の願いだ。

このブログ内の関連記事
新・八戸市民の歌は『新しい風』という曲名なのだが(2005年10月15日)
「第九」の練習も佳境へ、チケットも11日より発売(2005年10月13日)
初心者でも歌える第九(2005年05月15日)
『アランフェス』と『第九』(2005年03月04日)