今週末に職場を去る同僚と2時間程話し込んだ。今までそれほど親しく言葉を交わすことはなかった。その言動や立ち居振る舞いに何とも言えない微妙な違和感を覚えていたので、敢えてこちらからは近づかなかったのである。しかし、よくよく話してみると、そうした違和感が、どのような事情に起因するのか、おぼろげながら見えて来た。改めて時間の連続性とか、重ねてきたものの重さを感じる。
今という瞬間の風景を見れば、平面的に知覚されるものが、そこに至る時間軸を想定すると、たちまち奥行のあるものに見えてくる。そう思って自分の周囲を見渡せば、それまでとは全く違った風景が見えて来るのだろう。
今という瞬間の風景を見れば、平面的に知覚されるものが、そこに至る時間軸を想定すると、たちまち奥行のあるものに見えてくる。そう思って自分の周囲を見渡せば、それまでとは全く違った風景が見えて来るのだろう。