秋の休暇を利用して、伊勢・南紀2泊3日の旅をしてきました。
今回はマイカーの旅で、全行程の走破距離は約1500kmでした。(平均燃費17km/L)
1日目:伊勢神宮参拝、夫婦岩
2日目:熊野本宮、橋杭岩
3日目:那智大社、那智の滝、太地町
それでは1日目のお話です。
朝の7時に自宅(東京)を出発し、東名高速厚木IC → 伊勢自動車道を経由して、終点の伊勢ICを降りて間もなく、ちょうど正午頃に伊勢神宮内宮へ到着です。
途中1回の休憩を挟んで、渋滞無しの快適なドライブでした。
伊勢神宮は45年ほど前に小学校の修学旅行で来たことがありますが、断片的な記憶しか無く、実質的に「初めてのお伊勢参り」です。(小学校の修学旅行なんてのは、大概そんなもんでしょうね)
内宮の市営駐車場に車を入れ、まずは古い建物が立ち並ぶレトロな参道「おはらい町」へ入っていきます。
この通まずは、あの有名な伊勢名物の「赤福」本店もあります。
ここを通り抜けると「内宮」へ着くわけですが、ちょうどお腹も空いてきたので、途中の「おかげ横丁」へ入って「ふくすけ」というお店で名物の「伊勢うどん」の昼食を摂りました。
この伊勢うどんというのは、煮込んだ太めのうどん(コシは殆どありません)にちょっとドロっとした濃いめのダシを掛けてある、ちょっと名古屋っぽい感じのうどんですが、見た目ほどは濃い感じではなく、なかなか美味しいです。
さて、お腹も満たされたところで、いよいよ「お伊勢参り」です。
参道の途中にお清め場所がありますが、五十鈴川のほとりの御手洗場もあります。
五十鈴川です。
途中、鳥居を2つくぐって、
社務所に着きます。 ここで御朱印をもらっていると、警備員に先導された神主さんの厳かな行列に出くわしました。
更に奥に進むと、神楽殿、五丈殿の前を通って、
正宮(正殿)へ到着し、ようやく参拝です。(正宮内部は撮影禁止でした)
正宮の直ぐ隣では20年に一度の式年遷宮に備えて新しい社殿の建築中でした。
正宮参拝を無事終えた後、杉の巨木、御稲御倉、外幣殿の前を通って、荒祭宮の前へ出ます。
荒祭宮まで来たところで、先程出くわした神主様の行列の意味が判りました。
詳しいことは判りませんが、何やら厳かな神事が執り行われている真っ最中です。(TVの取材も来ていました)
帰り道で風日祈宮橋(かざひのみのみやばし)を渡って、風日祈宮(元寇の時に神風を吹かせた、風の神)を参拝して、内宮の参拝は無事終了です。
実は、帰り道になって知ったのですが、伊勢の食べ物の名物として、「伊勢うどん」と「手ごね寿司」の2種類があって、この2種類がセットになったメニューを提供しているお店が沢山ありました。 最初からこれを食べておけば良かったんです。
参拝でちょっと小腹が空いていたので、「手ごね茶屋」というお店に入りました。
名物「てごね寿司」はヅケまぐろの丼と言えばピッタリの感じです。
ついでに「さんま寿司」もいただきました。
こちらは、サバ棒寿司のサンマ版です。
どちらもなかなか美味しかったですよ。
午後2時半頃、伊勢神宮を出発し、伊勢志摩スカイラインを通って、鳥羽へ向かいます。
途中、標高500mの朝熊山というところに展望台があって、鳥羽湾が一望できます。
なかなかの絶景ですよ。
30分程でスカイラインを抜け、鳥羽へ降りてきます。
20分くらい海岸沿いを逆戻りすると二見浦の「夫婦岩」があるので、足を延ばして観に行きました。
その場所に行ってみると、子供の頃の記憶が鮮明に蘇りました。
鳥羽湾の遊覧船にも載りたかったのですが、残念ながら時間切れで無理でした。
そろそろ4時近くになり、1泊目の宿のある英虞湾入口へ向かいます。
海沿いのパールロードは遠回りになるので、内陸の国道167号線を近鉄志摩線に沿って進み、英虞湾の入り口近くにある磯笛岬展望台へ着いたのがもう夕焼け時刻でした。
本当は夕焼けが美しい場所だそうなんですが、この日は少し雲が多くて、「夕焼け」とはいきませんでした。
ここから1泊目の宿「夕雅」までは車で1分の距離、ちょうど6時頃のチェックインとなりました。
非常に綺麗で、落ち着いた、少し高級感のある良いホテルです。
お風呂は勿論天然温泉で、オーシャンビューの露天風呂です。
部屋からもオーシャンビューです。
広々とした部屋です。 軽く50㎡はありそうです。 テレビは32インチです。
夕食は和食のコース料理で非常に美味しかったです。
朝食は和洋のバイキングです。
1日目の走行距離、約600km 燃料ランプ点灯。