「旅行」というにはお恥ずかしい限りですが、9日間の休暇の2~3日目を利用して、草津温泉に一泊で行ってきました。
1日目は草津温泉に直行するのも能が無いので、関越自動車道の沼田ICから20分程のところ(我が家から草津温泉に行く途中)にある「ロックハート城」に立ち寄りました。
ちょっと遅目の9時前頃に自宅を出発しましたが、途中大した渋滞もなく、昼頃にロックハート城に着きました。
一言で言えば、中世のスコットランドの貴族の屋敷を購入し、解体・移築しテーマパークの様にしたした所です。
【ロックハート城について】
ロックハート城は1829年に英国のウィリアム・ロックハート伯爵がスコットランド、サウス・ラナークシャーのカールークに建設した地上3階、地下1階のカントリー・ハウスで、英国における名称はミルトン・ロックハート・ハウスでしたが、日本ではロックハート城となりました。
1987年に俳優の津川雅彦さんが、北海道に計画していたレジャーランド「夢の王国サンタ愛ランド」の中核とするために私費でロックハート城を購入し移築しようとしましたが、諸般の事情でこの計画は頓挫しました。
1992年、沼田市の総合石材業「サンポウ」がロックハート城を買い取り、同社が高山村に建設していたテーマパーク「大理石村」内で復元を実施し、現在に至っています。
津川雅彦さんはロックハート城の名誉城主に就任し、氏が収集した1,100体以上のサンタクロースが、城内の「世界のサンタミュージアム」で年間を通して公開されています。
また、その佇まいから多くの映画やTVドラマでもロケ地として活用され、パーク内には俳優やタレントのサインギャラリーがある程です。
詳細は下記URLにてご覧ください。
テーマパークのHP
https://lockheart.info/
入場料金は1,100円ですが、HPのクーポンを見せると1,000円になります。
お腹が空いていたので到着して直ぐに園内のカフェで昼食にしました。
林の中にある、石造りの趣のあるカフェです。
このカフェから徒歩3分程で、移築されたロックハート城に着きます。
最初に出てくるのが「ロックハートスプリングベル」という鐘塔です。
内部に螺旋階段があって、てっぺんまで登って鐘を鳴らすこともできます。
塔のてっぺんから見た前庭と城(屋敷)本体です。
内部には主ウィリアムの書斎等が再現されていたり、津川雅彦氏のサンタクロースのコレクションが展示してあったりします。 勿論、ミュージアムショップもあって、スコットランドの輸入品が沢山販売されています。
私は中世の剣を模したペーパーナイフを購入しました。
屋敷の全景です。
屋敷の横手には1988年型のロールスロイスと1932年型のプジョーが展示されていますが、ロールスロイスの方はなんと、ダイアナ妃の御用車として使われていた車で、現在はこの施設の賓客等の送迎用に使用されている実働車です。(ちゃんとナンバーが付いています。)
この施設では結婚式も挙げられるようになっていて、チャペルもあります。
ロックハート城で3時間程散歩した後、草津温泉に向かいました。
写真は撮りませんでしたが、途中、紅葉が凄く綺麗でした。
1時間程、17時少し前に宿の「草津ホテル」にチェックインできました。
ホテル(というより温泉旅館)は朝食のみの予約だったので、部屋で一休みした後、夕食がてら温泉街の散歩に出掛けました。
歴史のある温泉街だけあって、古い風格のある旅館もあります。
ホテルから徒歩7~8分で有名な「湯畑」に到着です。
日曜日の夜ですが、かなりの人出で賑やかでした。
辺り一面に硫黄の匂いが立ち込め、湯畑からもうもうと湯気が立ち上っています。
湯もみ歌で有名な湯もみの実演を行っている熱の湯です。(既に実演の時間は終わっていました。)
夕食は湯畑の目の前の「吾妻」という焼肉屋さんで頂きました。
ここは焼き鳥のテイクアウト販売でTVのバラエティ等で何度か紹介されて有名なお店で、当日も大行列になっていました。
写真は翌日の朝に撮ったものです。
この後、ホテルに戻り露天風呂に2回浸かってから寝ました。
勿論、源泉掛け流しのちょっと熱めのお湯で、殆ど貸し切り状態でリラックスできました。 極楽々々・・・。
これで一日目は終わりです。
【おまけ】
関越自動車道のSAで50年代のアメ車の集団に出くわしました。
巨大なキャデラックなど、7~8台の集団でどれもピッカピカで目がテンになってしまいました。
ゆったりとした秋のバカンスを楽しまれていらっしゃる様ですね。
UPされた画像が、前半と後半ではイメージがまったく真逆!。
前半はTVのポアロかマープルの背景、後半の9~11枚目は”千と千尋~”のシーンを思い出してしまいました。
とどめは50’Sのアメ車とリーゼントにジャンパー姿の若者、もうタイムマシンで時代を駆け巡ったような気持ちになりました(画像を見ただけですが(笑)。
しっかりお休んで、しっかり楽しんでくださいね。
に行ったので湯気が、すごいでした。
温泉で、ゆっくり寛げるのが、何よりです
ロックハート城は、初めて聞く名称です
のんびりと旅行楽しんでください。
それもミニチュアではなく本物を移築してあるとは驚きです。
ちょとした海外旅行気分ですね。
草津温泉も改めて日本の温泉の良さを見せてくれます。
我が家もどこかドライブに行きたいと思いながら僕が運転を止めてもう6~7年経ちますが家内が高速が運転できず去年買った新車も宝の持ち腐れ状態です。
奥様には内緒でギラつくほどに見聞してこられたみたいで(笑)ゆっくりと秋を満喫されたようで何よりです。
お陰様で休暇を満喫しています。
仰る通り、50年代のアメリカ→中世のスコットランド→大正・昭和の日本という感じでした。
本当はもう少しゆっくりとした旅ができると良いのですが・・・。
真冬の草津も良いでしょうね。
冬の湯けむりの中でスキーで疲れた体をほぐす・・・至福の一時ですね。
西の河原公園にある大露天風呂は最高でした。
ロックハート城は津川雅彦さんの見果てぬ夢という感じです。
維持管理が大変そうで、ちょっと先行きが心配です。
ロックハート城は確かに本物で、それなりに見応えはありますが、内部があまりにも営利・観光目的で変更されていて往時の「面影」だけになっていたのがちょっと残念でした。
草津温泉は数少ない「日本の温泉街」の佇まいを残しがらも反映している点が凄いですね。
お車の運転が無理なら、バスツアーという方法もあります。
ちょっと忙しない面もありますが、お任せで楽ちんで、しっかりと見所は回れるという利点があります。
お城の塗装の下調べ・・・見破られましたねぇ。
確かにそれも目的のひとつです。(笑)
時期柄、紅葉もとても綺麗でした。