政府紙幣・無利子国債発行に向け、3月末までにとりまとめ=自民有志議員(トムソンロイター) - goo ニュース
ここ数日の間に、政府紙幣案や無利子国債発行案など、立て続けて政府の財源確保のための提案が続いています。もしかしますと、これは、日本国の財政危機が近いことのシグナルなのではないでしょうか。
日本国政府は、不況の悪化を背景に、今年も国債発行額を増やす方針ですし、アメリカ政府の70兆円規模の財政出動を始めとして、各国とも国債発行額を増加させる予定です。世界同時の国債発効は、市中の国債消化を難しくしますし、民間の金融機関とて、国債の入札に応じる余裕がなくなってきています(国債の購入を増やすと、民間への資金供給が減少・・・)。こうした状況を考えますと、政府は、国債の買い手を確保する自信がなく、ややもすると市中の未消化、あるいは、近い将来に財政危機を迎えることを予測しているのではないか、とも推測できるのです。
政府発行紙幣は劇薬ですし、日本経済を破壊させるほどの副作用が発生するリスクもあります。また、無利子国債の発行でも、政府の負債が減るわけでもありません。こうした案よりも、如何に国債発行額を減らすかを、まずは、考えるべきなのではないでしょうか。いたずらに政府が財政危機を推測させるような提案を行いますと、市場がそれに逸早く反応し、円や日本国債に対する信用を落とすことになりかねないと思うのです。
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政府発行紙幣は劇薬ですし、日本経済を破壊させるほどの副作用が発生するリスクもあります。また、無利子国債の発行でも、政府の負債が減るわけでもありません。こうした案よりも、如何に国債発行額を減らすかを、まずは、考えるべきなのではないでしょうか。いたずらに政府が財政危機を推測させるような提案を行いますと、市場がそれに逸早く反応し、円や日本国債に対する信用を落とすことになりかねないと思うのです。
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