万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

タコのパウル君は黄色が好きだった?

2010年07月12日 15時04分02秒 | ヨーロッパ
タコのパウル、予想した8試合の結果を全的中!(サンケイスポーツ) - goo ニュース
 W杯の勝敗予測を見事に的中させたタコのパウル君は、一躍、世界中に名を知られる”有名タコ”となりました。対スペイン戦でドイツの敗北をも当ててしまったため、危うく”サラダ”にされそうになったのですが、この時、パウル君を救うべく考えを巡らしていて、ふと、頭に浮かんだのが、パウル君は、黄色が好きなのではないか、ということです。

 よくよく箱に貼り付けられている対戦両国の国旗の色を見てみますと、パウル君は、どうやら黄色がある方、あるいは、黄色の面積が大きい方の箱を選んでいるようなのです。ドイツの対戦国であったイングランドも、アルゼンチンも、ウルグアイも、何れも、国旗には黄色は含まれていないか、わずかしかありません。準決勝戦では、一面黄色のスペインの国旗と比べてドイツの黄色は面積が狭いので、パウル君は、ついついスペインの国旗に魅かれてしまったようです。優勝決定戦のスペイン優勝の予測的中も、オランダの国旗には黄色がないことから頷けます。

 パウル君の予測は、国旗の色につられた結果であったのでしょうか。もしかしますと、パウル君の大好物には、黄色いものがあったのかもしれません。それとも、W杯南アフリカ大会では、国旗が黄色の国が勝ち進むという新たな神話が誕生したのでしょうか。

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