連立政権は短命に終わる運命なのか 55年体制以前の歴史に学ぶ“望ましい連立”の姿(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
一国の首相が頻繁に交代することは、政治の安定性から見ますと、決して望ましいことではありません。現に、米高官の辛口の批評を受けています。しかしながら、その一方で、首相交代のメリットというものもあると思うのです。
例えば、鳩山政権が続いていたとしますと、普天間基地問題は、八方ふさがりとなり、泥沼化していたことでしょう(再び、雲行きが怪しくなってきていますが・・・)。首相に就任した人物が、首相としての任に適さないことが判明した時点で、速やかに交代できることは、むしろ救いとなる場合もあるのです。特に、議院内閣制では、与党内の力関係や派閥の力学で首相が選ばれるケースが多々ありますので、首相の資質は未知数です。新たに就任する首相には、常に、未知数であるという不安要因がつきまとうのです。
このように考えますと、日本国の首相交代の容易さは、不適任な首相に対する安全装置として働いているのかもしれません。民主党内では、9月の党首選に向けて党内が揺れているようですが、政権の長短にこだわるよりも、国民から委託された職務を誠実に果たすべく、首相としての資質や適性を基準として判断すべきと思うのです。
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一国の首相が頻繁に交代することは、政治の安定性から見ますと、決して望ましいことではありません。現に、米高官の辛口の批評を受けています。しかしながら、その一方で、首相交代のメリットというものもあると思うのです。
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このように考えますと、日本国の首相交代の容易さは、不適任な首相に対する安全装置として働いているのかもしれません。民主党内では、9月の党首選に向けて党内が揺れているようですが、政権の長短にこだわるよりも、国民から委託された職務を誠実に果たすべく、首相としての資質や適性を基準として判断すべきと思うのです。
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