風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「小さな花壇を占領する『トラノオ』の花」

2015-09-04 07:58:03 | アート・文化

          

いま、自宅の小さな庭に咲く花の主役を描きました。
「トラノオ」です。

ネットでトラノオを検索すると、2つの植物が出てきます。「サンスベリア」とも呼ばれる観葉植物のトラノオと、この花壇で咲くトラノオです。

トラのしっぽのような形の花穂。種類によって白やピンク、紫などの花が穂の下から先端に向かって次々に咲いていきます。
花期は7~8月のようですが、我が家の庭は日当たりが良くないせいかやや遅れ気味に咲き、その代わり秋が深まるころになっても咲き続けています。


多年草で精力旺盛。根から芽が伸びて増え、背丈が1メートルほどになって、周りの低木や草花を包み込み、占領状態になります。
弱ってきたシャクヤクを掘り起こしたところ、シャクヤクの根と根の間にトラノオの根がびっしりと入り込んでいました。

数年おきにクワでトラノオを根っこごと掘って減らすのですが、たちまち元通りになっています。