風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「ゆずの王様=凸凹のジャンボユズ」

2015-11-01 07:18:42 | アート・文化

  


家内が「珍しいものが並んでいた」と買ってきたのを描きました。

「ジャンボユズ」というようですね。これまで目にしても、夏ミカンの出来損ないぐらいに思っていたのかもしれません。

文旦やザボンの仲間らしく、全体が動物にいるヨロイサイの皮膚のような大小の凸凹で覆われています。ネットを開くと、「獅子ユズ」とか「鬼ユズ」とも呼ばれる、とあります。頷けますね。

絵にしたジャンボユズのサイズは直径14㎝前後ですが、大きいのは20㎝もあるそうです。大きさを表すために、冷蔵庫の野菜室にあった普通サイズのシイタケを添えました。

飾り物や縁起物、鑑賞用かと思ったら、ネットには分厚い皮の部分を使っての調理方法が何例か。家内はマーマレードにするというので、せっかくだから中の果肉を味わってみました。

い部分を含めて厚さ2㎝ほどもある皮に包まれた果肉は、文旦や夏みかんのように薄い黄色がかっていますが房は小ぶり。味は酸味が強いようです。

香りの方は、ユズの名が付くだけあって、強くはないもののユズの香りがありました