風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「子どもたちが、働く大人たちの姿を捉えた写真展」

2018-01-23 16:12:52 | アート・文化

小学生の部グランプリ  「子どもたちと遊ぶ保育士さん」  

中学生の部グランプリ    「大将の神対応」

高校生の部グランプリ    「職人の背中」


子どもたちが、働く大人たちの姿を写真に収めた第13回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」の入選作品展を、名古屋市民ギャラリー栄で見てきました。名古屋では5回目の開催だそうですが、数多くの写真展の中で最も楽しみにしているひとつです。28日まで。

総合人材サービス会社アイデムが主催、朝日小学生新聞などの後援。今回は全国から7.650点の作品が寄せられたといい、うち約50点が展示されています。

介護士の父、人形作りの母、僧侶の祖父、農作業に懸命の祖母・・・。
カメラを向けたのは肉親にだけではありません。観光列車の機関士、ピザ屋の店員、学校の食堂で
働くおばちゃん。カメラを手に近所を歩き、父母らと出かけた旅先でもカメラを手放さなかったことが分かります。

作品に添付されたコメントに目を通すと、働く姿への感動や尊敬、感謝の気持ちがあふれています。写真に収まった大人の側からも、仕事に対する誇りはもちろん、カメラを向けた子どもたちに対する愛情が伝わります。

展示作品は小学生・中学生・高校生の各部に分類。それぞれグランプリをはじめとする賞が付いていますが、「審査員もさぞかし大変だっただ
ろうな」と思う力作ばかりでした。

小学生の部準グランプリ    「スーパーマンパパ」

中学生の部準グランプリ    「ミツバチとの生活」

高校生の部準グランプリ    「力強い手」