水彩画仲間とのグループ展、連日の大雨、W杯サッカーのテレビ観戦と、目まぐるしい日々にやっとひと息。東海地方も梅雨が明けて青空が広がった9日朝、庭に出るとオニユリ(鬼百合)が花数を増やしていました。
背丈が1㍍以上あり、黒紫の斑点が目を引くオレンジ色の花弁、毛が生えた茎に並んだ小豆大のムカゴ。
食用の球根(ユリネ)を取るために栽培され、子どものころの田舎ではよく見かけたものです。
名前だけでなく、毒々しささえ感じる容姿。しかし、その個性と降りしきる雨にも負けずに咲く力強さが魅力なのか、庭の季節花として人気を保っているようです。
我が家の庭にも数年前に球根を植えました。垣根のそば、しかも正午近くになるまで日の当たらない場所なのに、毎年、花を咲かせくれます。