風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「子どもたちがカメラで捉えた大人たちの『はたらくすがた』展=名古屋市民ギャラリーで開催中」

2020-02-05 06:29:25 | アート・文化


父や母、祖父母、そして地域のおっちゃん、おばちゃんらの働く姿を撮った第15回アイデム写真コンテスト「はたらくすがた」の入選作品を、名古屋市民ギャラリー栄で見てきました。
働く大人に対する子どもたちの感動や尊敬、カメラに収まった大人たちの仕事への自信と誇り。例年楽しみにしている写真展のひとつです。9日(日)まで。

総合人材サービス会社アイデムが主催、朝日小学生新聞、朝日中高生新聞などが後援するコンテストに全国から寄せられた作品は8274点。うち50点の入賞・入選作品や団体奨励賞を受けた3校の作品などが展示されています。

酪農家の祖母、コーヒーを入れる喫茶店のマスター、花屋さん、人形を作る職人、テレビ局のディレクター、地域を守る消防士、和箪笥職人、三味線奏者、紙芝居師・・・。さまざまな働く現場に出向き、子どもたちの目線で素直に捉えた写真が並びます。

スマホで撮影した写真や、撮影後に補正や加工した写真も増えてきたとか。先日見た愛知県内の高校生による写真展もそうでしたが、数年前に比べてモノクロが激減したようです。
しかし、働く大人たちを見る子どもたちの感動と、カメラを向ける子どもたちに対する大人たちの優しい眼差しに変わりはありません。