まだまだ続きそうな梅雨空の庭で、細かなピンクの花と白い花が次々に咲いています。ピンクの方はムラサキシキブというより、コムラサキと呼んだ方がよさそうな花、一方はハーブの仲間でしょうか、小さな白い花弁が並んでいます。
どちらも、全く派手さはありませんが、目を近づけてみると、結構楽しめます。
コムラサキは、長さ1㍍ほどに伸びた細い茎にある葉の付け根に、直径1㍉あるかないかの蕾がびっしり。茎の本数は年ごとに増えており、紫色の実が並ぶのが楽しみです。
一方の名前の分からない花は、草丈80㌢ほど。数年前から他の草花と競いあうように伸び、増えてきました。茎から出ている葉は緑色ですが、先の方につく花の周りでは白色の葉になっています。手元のハーブ辞典などを見ても、よく分かりません。手入れをせず、伸び放題にしている庭の象徴のような草花です。
どちらの花にも、アリや体調2~3㍉の虫が食事を楽しんでいます。