風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「とにかくデカいカルドン」

2021-07-16 06:32:41 | 日記・エッセイ・コラム

名古屋市農業センターの花壇で、この時期の入園者が一番多く足を止めるのは、このカルドンでしょう。とにかく、デカい。草丈は2㍍近く、羽状の葉は幅25㌢以上、長さ80㌢以上。頭頂部に咲く紫色のアザミに似たブラシのような花を包む総苞片は、鋭くとがっています。

もともと、古代ギリシャや古代ローマ時代から食用とされ、一部では今も食べられているとか。農業センター内では、これまで宿根草園での栽培が主力でしたが、今年から温室の近くでハーブなどが栽培されている花壇へ移され、10本ほどが育っています。

宿根草園にも数本残って大きくはなりましたが、風で倒れるなど精彩を欠いています。