風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「ユリの花とセミの抜け殻」

2021-08-15 07:00:00 | 日記・エッセイ・コラム



自宅の庭で、数年前からこの時期に咲く2本のユリが、梅雨期のような天気の中で開花しました。

半日陰の雑草の庭。数が増えることもなく、品種も知りません。図鑑ではタカサゴユリに思えますが、自信はありません。半日陰のせいか130㌢前後まで伸びた茎は細く、ヒョロヒョロしています。2本のうち1本は蕾の重さに倒れ、根元を痛めて葉が萎びるなどしましたが、蕾は数日遅れで開きました。

花弁には、セミの抜け殻も。そういえば、今年はセミが例年以上に賑やかでした。傍にある高さ1・2㍍ほどのサクラの若木を見ると、葉の裏などに7個もの抜け殻がありました。



若木の葉に残されたセミの抜け殻