風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「残暑の庭に白いタマスダレ」

2021-08-29 07:00:00 | 日記・エッセイ・コラム

庭のタマスダレ(別名ゼフィランサス)が、数を増やしています。
南米の原産。明治初期に入ってきて、人家の周りで野生化して居場所を確保したようです。

我が家でも庭の隅の何カ所かに定着して、踏まれようが、少々、引き抜こうが平気。日当たりさえあれば、球根から丸みのある葉を何本も伸ばし、その中に伸びた25㌢ほどの花茎の先に白い花を一つだけ咲かせます。

花期は初夏から秋までと長いですが、我が家ではこの時期に咲くことが多いようです。タマスダレの名は、球に見立てた花の周りを葉が囲むような様子から付いたそうです。