風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋・堀川フラワーフェスティバルの裏方さん」

2014-05-08 09:18:18 | 日記・エッセイ・コラム


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名古屋・伏見の堀川に架かる納屋橋を歩いていて、緑色のユニホーム姿の婦人たちが、欄干や街路樹に掛けたハンギングの花を囲んでいるのを目にしました。こんもりした花の間をかき分けて、何かを摘み取っているようです。

――何をされているのですか?

花殻を取っているのです。花をきれいに長生きさせるためです。花殻を残しておくと汚れるし、種を付けたままだと栄養がそこに取られて花が弱るからです。

――ということは、毎日のように摘み取らねばなりませんね。

そうですね。おうちの花壇でも同じですよ。

――はい、僕も毎朝のようにパンジーの花殻を取っています。

納屋橋が花で飾られているのは、都心を流れる堀川を市民に親しまれる存在にしようと納屋橋を中心に催される「堀川フラワーフェスティバル2014」(5月9日~5月24日)を彩るためです。

フェスティバルのテーマは「堀川に花と灯りで賑わいを」。欄干などには、市民や日本ハンギングバスケット協会愛知県支部の協力で植え込んだペチュニアやベゴニア480鉢と、100基の行灯が取り付けられています。

期間中には、週末を中心に「ゴンドラ乗船」「堀川探検ランチクルーズ」、各種コンサートなどの企画がいっぱい。http://horikawa.flower-festival.com/2014/ 


ユニホーム姿の婦人たちは、ハンギングバスケット協会のみなさんだそうです。
華やかなイベントの陰には、このようなボランティアの裏方さんたちがたくさんいるのですね。


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