この時期の花壇を彩るのは、当然ながら猛暑に強い草花たち。名古屋・名城公園のフラワープラザ前の寄せ植え花壇も、照り続ける強い直射日光をもろともせず、秋まで咲き続ける草花たちがスクラムを組んでいます。
こんもりとした緑色が見事なコキア。南ヨーロッパの原産地から平安時代の伝来し、「ホウキグサ」の別名通り、箒の材料にもなってきました。黄金色のマリーゴールドと並ぶ赤いベゴニアも、一般的なベゴニアより暑さに強い品種が植えられ、サマーウイングの名もあります。
カスミソウに似た小さな花のユーフォルビア・ダイヤモンドフロストは、暑さにも乾燥にもめげません。スミレのような青い花は、スーパートレニアカタリーナ。花壇の周りを爽やかに包んでいます。