今日もまぶしいっ!明け方の最低気温はマイナス5度だったとか。カレシは大事な鉢ものを
温室に避難させて、ヒーターを入れて、無線の温度計をチェックするのに大忙し。電気料金、
ずいぶん高くなったよ。でもまあ、曲がりなりにも真冬にちょこちょこと新鮮な摘み菜を食べ
られるし、冬の間だけだし、月に2万円やそこらの電気代、ワタシがちょこっとひと仕事すれ
ば稼げるんだし、ま、いいっか。温室菜園はカレシの趣味。何であれ、趣味ってお金のかか
るものが多いしね。ワタシの劇団支援なんかもっと、もっとかかってるし・・・。
けさは年金や給付の一括窓口みたいなService Canadaから薄茶色の封筒。ヨーロッパに
住む友達も言っていたけど、お役所から来る郵便は茶色の封筒に入っていて、良い知らせ
じゃないことが多い。でも、今日のはCPP(国民年金)の給付額が増えるというお知らせ。
今まで年金受給申請があった時点での記録から計算した金額を支給していたけど、65歳
になった年(つまり去年)の納税申告を加味して計算し直したら、月400円ほど増えること
になったんだって。へえ。で、11月分からその金額を払って、ついでに去年の支給開始月
まで遡って差額(7千円ほど)も払ってくれるとか。へえ。まあ、考えたらワタシが長年働いて
せっせと払い込んだお金から出るんだから、あったりまえだけど。
毎月末近くに振り込まれる年金を見るたびに、30数年ひたすら働いて来て良かったなあと
思う。CPPは18歳以降の所得に応じた掛け金で計算される。今は所得が少ない順に8年
まで除外されるけど、30代、40代で移民して来て働き始めた人にはちょっときつい。(対象
所得の上限を超えるといくら高所得でも年金は増えない。)ワタシのCPPが平均より30%
以上多いのは、フリーになってから所得がカナダの有職女性の上位1%に入っていた時期
もあって、限度いっぱいの掛け金を払えて来たから。ひとりで太平洋を渡って来て、まず実
感したのがサバイバルは経済的な自立にかかっているということ。何しろ「結婚して専業主
婦になる」という思考すらないところで、周りはみんな普通に仕事をしていた。(だから仕事
していないと昼間はひとりぼっち・・・。)
勤め人時代にアシスタント役のワーホリ嬢が「だんなさん、稼ぎがないんですか?」と聞い
て来たことがあった。当時の日本はバブルの絶頂。バブル女子の観念では「共働き=貧乏
=外れくじ」だったらしい。あれにはびっくりした。仕事が全然できなかったので早々にお引
き取り願ったけど、あのコも今では50代。どこの誰と結婚したか知らないけど、当たりくじを
引けたのかな。でもまあ、男女に関わらず、独身、既婚に関わらず、相手の稼ぎの多寡に
関わらず、自分の経済基盤があるのは何よりも心強いと思うけどな。小町横町のオクサマ
連中だって常々仰ってるでしょ、愛だけで結婚しても幸せにはなれないのよって。力を合わ
せて豊かになろうという気概がなきゃだめよってことだと思うけどな。
温室に避難させて、ヒーターを入れて、無線の温度計をチェックするのに大忙し。電気料金、
ずいぶん高くなったよ。でもまあ、曲がりなりにも真冬にちょこちょこと新鮮な摘み菜を食べ
られるし、冬の間だけだし、月に2万円やそこらの電気代、ワタシがちょこっとひと仕事すれ
ば稼げるんだし、ま、いいっか。温室菜園はカレシの趣味。何であれ、趣味ってお金のかか
るものが多いしね。ワタシの劇団支援なんかもっと、もっとかかってるし・・・。
けさは年金や給付の一括窓口みたいなService Canadaから薄茶色の封筒。ヨーロッパに
住む友達も言っていたけど、お役所から来る郵便は茶色の封筒に入っていて、良い知らせ
じゃないことが多い。でも、今日のはCPP(国民年金)の給付額が増えるというお知らせ。
今まで年金受給申請があった時点での記録から計算した金額を支給していたけど、65歳
になった年(つまり去年)の納税申告を加味して計算し直したら、月400円ほど増えること
になったんだって。へえ。で、11月分からその金額を払って、ついでに去年の支給開始月
まで遡って差額(7千円ほど)も払ってくれるとか。へえ。まあ、考えたらワタシが長年働いて
せっせと払い込んだお金から出るんだから、あったりまえだけど。
毎月末近くに振り込まれる年金を見るたびに、30数年ひたすら働いて来て良かったなあと
思う。CPPは18歳以降の所得に応じた掛け金で計算される。今は所得が少ない順に8年
まで除外されるけど、30代、40代で移民して来て働き始めた人にはちょっときつい。(対象
所得の上限を超えるといくら高所得でも年金は増えない。)ワタシのCPPが平均より30%
以上多いのは、フリーになってから所得がカナダの有職女性の上位1%に入っていた時期
もあって、限度いっぱいの掛け金を払えて来たから。ひとりで太平洋を渡って来て、まず実
感したのがサバイバルは経済的な自立にかかっているということ。何しろ「結婚して専業主
婦になる」という思考すらないところで、周りはみんな普通に仕事をしていた。(だから仕事
していないと昼間はひとりぼっち・・・。)
勤め人時代にアシスタント役のワーホリ嬢が「だんなさん、稼ぎがないんですか?」と聞い
て来たことがあった。当時の日本はバブルの絶頂。バブル女子の観念では「共働き=貧乏
=外れくじ」だったらしい。あれにはびっくりした。仕事が全然できなかったので早々にお引
き取り願ったけど、あのコも今では50代。どこの誰と結婚したか知らないけど、当たりくじを
引けたのかな。でもまあ、男女に関わらず、独身、既婚に関わらず、相手の稼ぎの多寡に
関わらず、自分の経済基盤があるのは何よりも心強いと思うけどな。小町横町のオクサマ
連中だって常々仰ってるでしょ、愛だけで結婚しても幸せにはなれないのよって。力を合わ
せて豊かになろうという気概がなきゃだめよってことだと思うけどな。