リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

じじとばばの井戸端会議

2017年02月09日 | 日々の風の吹くまま
2月8日(水曜日)。曇りのち雪のち・・・?雪にするか雨にするか決めてくれないと下界の人
間は迷惑なんだけどなあ。この2ヵ月の間に事故続出で州営の自動車保険公社への保険
請求が激増。来年また保険料が上がるのかなあ。バンクーバー市では雪道に対応していな
い車が混乱に輪をかけるんだと、冬タイヤの装着などを義務付ける「条例」を検討中。月光
市長どんは条例さえ作れば問題解決だと思っているらしい。一番の問題はせっせと撒いた
融雪塩のおかげで河川や地下水の塩分濃度が基準を超えて、生態系に悪影響を及ぼしそ
うなことかな。これって環境汚染だよね・・・。

今日は午前10時からマンション住人の交流を図る「コーヒークラブ」の第1回目。魔法瓶に
入れたコーヒーとカップを持って1階のパーティルームへ。エレベーター2号機には新しい
「1階」の押しボタンがついていたけど、表示ライトは赤じゃなくて白。ま、機能していれば色
なんてどうでもいいか。ロビーやエレベーターのモニターで案内していたけど、午前中なの
で集まったのは企画した老夫婦(デイヴィッドとベル)、その隣のヘレン(ゴードンの奥さん)、
ひとり住まいのドリス、そして私たちのシニアばかり6人。

それでもわいわいとニューウェストやバンクーバーの昔話をひとしきり。クリスマスツリーの
飾りつけにも来ていたドリスは杖をついているので、この天気でひとりで大丈夫なのか聞い
てみたら、子どもや孫のほとんどがニューウェストに住んでいて、入れ替わり立ち代り来て
は買い物や掃除の世話をしてくれているという返事。「今年88歳になるのよ」と言うので、
日本では88歳は盛大に祝うおめでたい年齢だと教えてあげたら、「あら、子どもたちにそう
言っておかなくちゃ」とうれしそう。とってもすてきなかわいいおばあちゃま・・・。

ヘレンが泥棒が入った経緯を説明。どうやら駐車場からロビーに入り、ロックされていない
防火ドアから非常階段に入って、最上階(26階)へは防火ドアのロックをカードか何かで開
けて入ったらしい。ロックは警察官がクレジットカードで開けて見せたくらいちゃちなものだっ
たそうで、全館の防火ドアと希望者の部屋のロックを取り替える見積もりを取っているところ
だとか。最後におばあちゃん4人がコーヒークラブを理事会の「影の内閣」にしてコミュニティ
作りに貢献しようと気勢を上げて、今日の「じじばば井戸端会議」はお開きとなった。