リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

人生ドラマの総集編もいいかも

2017年02月27日 | 日々の風の吹くまま
2月26日(日曜日)。うす曇のち晴れ。夜の間に雪が降って、ルーフデッキに1センチ。気温
が上がったら早々と解けて昼過ぎには消えたけど、北国育ちのワタシもさすがに春が待ち
遠しい。命が一斉に芽を吹く春に生まれた子は根っからポジティブで、遅霜や季節外れの
雪になんかに負けない強い生命力があると言われるけど、その春に予定日を大きく過ぎて
4月も末近くの雪の日に自分のへその緒を巻きつけて仮死状態で生まれたのがワタシ。生
と死の狭間に生れ落ちてかなり病弱な子だったけど、あと2ヵ月で69歳の誕生日を迎える
というんだから、春に生まれた子は生命力が強い!(そう、その命、大事にしなくちゃね。)

めんどうくさい仕事をきのうさっさと片付けて、期限より1日早く納品してしまったおかげで、
今日は心置きなく遊びモード。カレシがママのご機嫌伺いがてらメープルリッジの園芸セン
ターをのぞいて来る計画だったけど、朝の雪を見て「明日にしよう」。カレシのドタキャン、ド
タチェンは慣れっこだから、あっ、そ。洗濯かご代わりにしているドライヤーをのぞいて、じゃ、
今日は洗濯でもしようっと。ついでに針と糸を出して来て、カレシお気に入りのズボンの底
が抜けたポケットも修理。気づかずに鍵なんか落したら困るから、ちょっと浅くはなるけど、
薄っぺらな生地の底の部分を三重に折り返して、ちくちくと返し縫い・・・。

午後は遊びモード満開で、15年前に書いた2本の短編を見直して、芝居としての骨格を考
えてみることに没頭。ランガラカレッジで取った一連の創作講座の最初のコースで書いた
『Dream』とその後先生の個人的な創作スタジオで書いた『Seafarers』 を統合して、ある女
性のいわゆる自分探しの葛藤をメタファーとイメージで綴るファンタジーの形で芝居にして
みたいと思っていた。デール先生が教えるThe Writing Tablesはストーリーを書くことによ
るセラピーの性格があって、そこで8週間様々なトラウマを抱えた10人の仲間と一緒に泣
いたり、励まし合ったりしながら、壊れてしまった自分をいったん解体して再構築する過程を
「夢の中」の世界でのメタファーとイメージで書き綴った「力作」・・・。

あれから15年経ってやっと傷を弄ることなく読み返せるようになって、芝居脚本として構築
できるという気がして来た。まあ、上演できるレベルに到達できる、できないは別として、ワタ
シの人生ドラマの総集編として書き上げてみたいもんだな。