リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

「ひょっとしたら」はあり得るのか

2018年05月20日 | 日々の風の吹くまま
5月19日(土曜日)。その2。午後は曇ったり、晴れたり、通り雨が降ったり。早朝の携帯騒
音騒ぎもさることながら、起きて冷蔵庫を開けた朝ご飯当番のカレシが「牛乳がないぞ」。慌
てて身支度をして、お札を1枚握って牛乳を買いに向かいのスーパーへ。きのう午後の買
い物で買い忘れたので、夕食後に買いに行こうと思っていたら、Arts Clubの舞台監督のカ
リンからリハーサルのスケジュールが送られて来たもので、興奮しちゃって牛乳のことなん
かすぱっとど忘れ。

だって、リハーサル初日の月曜日のスケジュールの他に公演期間全体のスケジュールや
場の構成表、さらにはコンシェルジュを通さずに直接リハーサルスタジオに行けるように楽
屋口のアクセスコードまで送ってくれて、もう「関係者」に準じた扱い。カリンにリハーサルの
邪魔にならない程度にできるだけたくさん見学させて欲しいと言ったら、「いつでも来ていい
のよ。あなたにとっていい勉強になるから」。何か、ファンドレイジングのオークションで「1日
演出助手の特典を夢中になって競り落とした物好きなお客」以上の待遇で、特訓してやろう
というオーラが伝わって来るもので、こりゃがんばって絶対にモノにならなくちゃいかんとい
うプレッシャーがひしひし。

もしかしたら、Onceを演出するビルか新芸術監督のアシュリーか、あるいは他の誰かがこ
いつはひょっとしたらモノになりそうかもしれないぞと思ってくれて、ちょっと勉強させてどこ
まで本気か試してみようということになったのかな。何だかでき過ぎた話のような感じだけど、
モノになるならないはまったく別の次元の話としても、部外者がうろうろしていたら邪魔だろ
うに、ミュージカル制作の上演までの全過程を現場でつぶさに見学させてもらえるんだから、
ほんっとに一生に一度の機会。脚本の個人指導を買って出てくれたキャシーを初めとする
Arts Clubのみんなの厚意に感謝して、目と耳をがしっと開いて、貪欲に勉強させてもらお
うっと。

さて、月曜日から来月20日のオープニングナイトまで、リハーサル通いで忙しくなりそうだ
から、大きな仕事が入って来ないことを祈って、まずはよく寝ておかなくちゃ。

親切心も場合によってはよけいなお世話

2018年05月20日 | 日々の風の吹くまま
5月19日(土曜日)。曇り。今日はカレシの携帯がオフィスでピーピー鳴り出して7時前に起
こされてしまった。「切り忘れたかな」と起き出したカレシが戻って来て「電池切れだった」と
言ったので、3日前に充電してからあまり使っていないのに、こんなに早く切れるなんてお
かしいなあと考えているうちに、ピーン。きのう1日中出どころがわからなかった「雑音」と関
係ありそうな感じ。ほんの2秒くらいのブーンと言う耳元で蚊が飛んでいるような音で、最初
はダクト掃除の関係かと思って気に留めなかったけど、オフィスのカレシの側のどこかから
聞こえているのは確かで、どうやら2分刻みで鳴るらしい。夜になってもまだブーン。寝る頃
にもまだブーン。午前4時過ぎに目が覚めたときにもまだかすかに聞こえていた。

そこで、早すぎる電池切れと朝には「ブーン」が止まっていたことを考え合わせて、まず充電
してから設定をチェックしたら、あはっ、メールの着信を2分間隔のバイブレーションで知ら
せる設定になっている。2人とも携帯メールは使わないから設定をいじったことはない。それ
がきのう英語教室の新しい生徒からメールが来たもので、カレシがデスクの隅に置いてい
た携帯が2分おきに「ブーン」とやっていたわけか。それを1日中、ひと晩中ブーン、ブーンと
やっていたから電池が切れちゃったんだな。ばっかじゃなかろうか。

ま、さっそく通知は1回だけにセットして、鳴らないようにしてバイブレーションも解除したけ
ど、ほんっとに人騒がせもいいところ。売る方は考えなくても親切心のつもりで着信通知を
デフォルト設定したんだろうけど、カレシは「よけいなお世話だっ」とプンプン。たしかに最近
のIT系機器は「よけいなお世話」的なデフォルト設定が多過ぎる感じだけど、ユーザーの利
便性を考えてというよりは、ユーザーによけいなことを考えさせずに想定通りに使わせるよ
うに仕組んでいるように見える。まあ、個人情報収集の機能を最大限に利用するには、何
でもカスタマイズしたがるようなユーザーは困ったチャン的存在なんだろうな。

音源の電池切れというなるべくしてなったような現象で原因がわかって解決したから、管理
人や管理会社に「騒音問題」を持ち込んで赤っ恥をかかずに済んだけど、便利、便利って、
ほんとはいったい誰にとって便利なんだろう。消費者やユーザーのための便利じゃなくなっ
ていることは確かな気がするんだけど・・・。