リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

英語がダメで母語もダメって

2018年05月08日 | 日々の風の吹くまま
5月7日(月曜日)。曇りのち晴れ。4月の請求処理も済んで、居心地が良くなった「普通の
日常」に復帰。まずは運動のウォームアップを兼ねて、カレシとスーパーの薬局へ。処方箋
を見ながら記録をチェックした薬剤師さんが「薬の量が減りましたね」。血圧の薬が1回1錠
半ずつから1錠ずつ、1回のコレステロール薬が80mgから40mg。どっちも家庭医のスラ
ニナ先生が肝臓に悪いから早めに減らそうねと言っていた薬で、まじめに運動をして来た
成果というところ。でも、3か月分だと全部で540錠になるので、「今日の4時以降か明日取
りに来てください」。

ジムでひと汗かいた後はのんびり。小町横町でも散策しようと更新リストを見ていたら、『伯
母の日本語』というトピックがあって、23歳で結婚して渡米した64歳の伯母の日本語がす
らすら出て来ないのが「不思議」。日本の生まれ育ちだから日本語が伯母の母語のはずな
のに、21年に数回しか日本に帰国しなかった伯母の日本語が危うくなっているのは「なぜ
でしょうか」。伯母さんはアメリカ暮らし40年と読めるから、「21年」は投稿主の年齢かな。

大学生の年だろうけど、日本語を母語とする日本人なら外国で何年暮らしても「日本語ペラ
ペラの日本人であるはず」と思い込んでいるようで、想像力ってものが全然なさそう。予想し
た通り、外国生活が長いと「日本語がすんなり出て来なくなる」と言うコメントが大半だった
けど、中に日本語がすぐに出て来なくなることはある(自分はそうならないように気をつけて
いる
)と言いながら「こちらにも日本語が拙い人はいっぱいいます。でも彼らは英語も下手く
そなんですよね。アメリカ人配偶者とどうやって会話してるのか、っていうレベルの下手さで
」という、すごい上から目線のコメント。

この人は続けて「日本語が流暢な人は英語も流暢で、社会的地位の高い職業や高学歴の
人に多い」。へえ。こっちには日本語は流暢なままで英語はいつまでもへたくそな高学歴の
人はたくさんいるけど、英語がへたなままで日本語も拙くなった人っているのかな。英語は
へたでも日本語は日本から持って来たままで話してるようだけどね。「私、日本人ですから」
と肘を張っている人に多いように見えるから、コメントの主もほんとはそうなのかもね。だっ
て、いくら日本語が母語でも、異国で異言語での生活に長年専念していたら、日本語はどう
しても二の次になるんじゃない?