リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ミュージカルのリハーサル風景

2018年05月22日 | 日々の風の吹くまま
5月21日(月曜日)。曇り。三連休の最終日のビクトリアデイ。目が覚めたらもう8時で、目
覚ましが鳴り出す直前。念のためにセットしておいて良かったぁ。今日は『Once』のリハー
サルの初日で、10時半から台本の読み合わせがあるので、寝過ごすわけには行かないの
だ。朝ご飯を食べて、9時半近くに(ひとりで)ジムに行くカレシと一緒に出て、一階で下りる
カレシにじゃあね。半袖のTシャツ1枚で出て来たので風がちょっと冷たいけど、何のその。

もらったアクセスコードで楽屋口からアーティスト用のラウンジに入ったら、まだオリエンテー
ションが続いているらしく、だぁれもいないので指示通りにラウンジで待機。長年の支援者
が残した遺産で設けたのでラウンジにはその人の名前が付いている。床にだだっと流した
ブルーの半透明の塗料が海のような感じでいい雰囲気。ここでみんなリハーサルの間に休
憩したり、ランチを食べたりするんだな。ふむ、隅っこのテーブルにやりかけのジグソーパズ
ル。冷蔵庫には「22日トータルクリーニング」という張り紙。そう、オフィスの休憩室にある共
有の冷蔵庫って、持って来た食べ物を入れたまま忘れてしまう人がけっこう多くて、ときどき
そうやって強制的に空っぽにして掃除をしないとならないんだよね。

舞台監督のカリンが「読み合わせが始まるよぉ」と言って来たので、彼女の後ろにくっついて
スタジオ入り。ぐるっと並べたテーブルの彼女の隣にワタシの席が用意してあって、ビルが
「自己紹介やり直し」と言って、隣にいた父親役の俳優から(ワタシへの)自己紹介が一巡し
て、ワタシも座る前に「壁に止まった世界一幸せなハエです。よろしく~」と自己紹介。カリン
が台本のコピーを入れたバインダー用意してくれていたので、テーブルに開いて「いっぱし
の関係者」(のつもり)。

読み合わせの後は、まず全員で発声練習。音楽監督が弾くピアノに合わせてみんな声を出
しながらてんでに歩き回ったり、ストレッチ体操をしたり、ヨガのポーズをとったりしてウォー
ムアップ。次に全員が席に着いて楽器の音合わせ。普通のミュージカルと違って、映画を舞
台化したこのミュージカルでは実にいろんな楽器が使われていて、それをキャストが演奏し
ながら歌い踊るところが異色。ブロードウェイでトニー賞を8つもかっさらったわけがわかる
な。ランチタイムの1時間にお暇して、実質的なテーマ曲のFalling Slowlyを口ずさみなが
ら帰って来た。