リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅の空から~食べ物がおいしすぎて・・・

2018年10月11日 | 日々の風の吹くまま
10月11日(木曜日)。曇り。目が覚めたら7時半。曇り空でスカイツリーが見えない。朝ご飯はロビーにあるレストランのバフェ。バフェ(昔バイキングと言っていたあれ)は人間観察ができるのがおもしろい。ずらりと並ぶ料理を全部お皿いっぱいに盛る人、好きなものだけをたくさん取る人、少しだけ取る人、いつも食べている量だけ取る人、がっつり食べなきゃ損だとばかりに何度も足を運んでお皿を山盛りにする人。ラスベガスのバフェではタラバガニの足を何度もどっさり取って来て、ひたすら食べては殻をテーブルの真ん中にうずたかく積み上げていた夫婦がいたっけ。アリゾナあたりから来たようで、この際だからふだん食べられないカニの足を腹一杯食べようってことだったんだろうな。旅先では日常生活でお目にかからないもの、食べられないものを味わうのも楽しみのひとつだもんね。

ゆうべのご飯は友だちのボブに連れられて甲州街道沿いのベルギービールの店。大きなクーラーに並んでいるビールから好きなのを選んでカウンターに持って行くと、グラスと一緒にテーブルに持って来て栓を抜いてくれる。大きなのを3人でシェア。料理もシェアすることにして、まずサラダ、そしてベルギー名物のムール貝のワイン蒸し。ぷっくりしたムール貝を食べ終わった後に残った蒸し汁でリゾットを作ってもらったら、これがめちゃくちゃ美味と来ている。最後にとろりとしたイベリコ豚のシメイビール煮込み。おいしかったぁ。

食べるものにかけては日本は世界でもトップクラスで、特にベーカリーは星を10個くらいあげたくなるくらい。もっともデパートのレストラン街はどこに行っても同じような店ばかりでバラエティに欠けるけど、長逗留のときは今日はここ、あしたはあそこと自分なりにメリハリをつければいい。とにかく食いっぱぐれの心配はなくていいのが東京なもので、カレシが塩分とコレステロールを摂りすぎないようにするのにひと苦労。まあ、外食はどこに行っても塩分が多めなもんだけど、特に日本食は何でも醤油(と味噌)で味付けだから見るからに塩分が多そうで、カレシが好きなラーメンもカレーも今回はちょっと控えないとね。でも、2年前と比べると、グリーンサラダを単品料理としてメニューに載せているところが増えていて、野菜ファーストのカレシにはうれしい。日本の外食風景もかなり様変わりしたという感じがする。おかげで、どこへ行ってもまずサラダ。デパ地下のテイクアウトもまずサラダ。サラダがあればおなかも心もハッピーなカレシ。

外食はまたカロリーが高めなので、コレステロールと合わせてこっちも考えながら毎日食べるものを選ばないと、帰って秤に乗ったら「ムンクの絶叫」になってしまいそう。何しろ朝ご飯からして日常より格段にカロリーの高い内容になっているからタイヘン。そこで、友だちとランチの予定のない日はしっかり朝ご飯を食べて、ランチは抜きで行くことにした。東京は食べ物がおいしすぎてタイヘン・・・。

旅の空から~原宿界隈(迷子も楽し)

2018年10月11日 | 日々の風の吹くまま
10月10日(水曜日)。晴れ時々曇り。ぼちぼちと友だちと会う予定が決まり始めて、忙しくなって来た。友(私たち)、遠方より(押しかけて)来たって感じだけど、それでも会いたいねと言ってくれる友だちはうれしいね。今日の夜はワタシの仕事を通じて仲良く‘なったアメリカ人日系三世のボブと晩ご飯。ベルギーのビールと料理の店に連れて行ってくれるんだって。

午前中いっぱいのんびりした後で、今日は原宿。ホテルへのアクセスは新宿駅南口よりも山手線代々木駅北口の方が便利なので、その次の原宿駅までは20分かそこいらで行けるだろうと推測して、ランチをかねての今日のウォーキング運動に出発。ところが、JRの線路が見えているうちは良かったけど、いつのまにか見えなくなって、何だか迷子になっていそうな予感。そのうちに能楽堂があって、玄関をのぞいたりしていて方向感覚がずれてしまった感じ。行けども行けども原宿らしいところがなくて、電柱に表示されている住所は「千駄ヶ谷4丁目」。ふむ、ちょっとおかしいねえ。神宮はあっちの方向、いやこっちの方向と議論しながら、どんどん原宿から遠い所へ歩いている感じ。思いあまって信号待ちしていたおねえちゃんに原宿駅はどっちかと聞いてみたら、うしろの小路の方をさして「あっちの方」。なぁ~んだ、「あっちの方」か。

何か原宿っぽくない小路を指された方向に歩いて行ったけど、う~ん、やっぱりヘン。明治通りはどっちだ、参道はどっちだと、住所表示板を見つけるたびに、現在位置はここで、原宿はあっちの方向だから・・・なのに、ちっとも近づいている感じがないから困ったもんだ。そのうちに国立競技場の工事現場に出て、住所表示地図でやっとそれらしい道路を見つけて、少し行ったら道路標識に「原宿」というまっすぐな矢印。よし、今度こそはどこまでもまっすぐ行こう。何となくすでに通ったような風景に出くわしてもひたすらまっすぐ。ホテルのすぐ近くのNTTのタワーが見える中、やっとのことで原宿駅の前に出た。ホテルを出てからすでに1時間30分。いったいどこをどうやって彷徨していたのやら。

   
   

駅前から人でびっしりの竹下通りの写真をパチリ。表参道をそぞろ歩きしながら写真を撮りまくり。なるほど、これが名だたる原宿かぁ。欧米アジア各地からの外国人観光客がぞろぞろ。小旗を持ったガイドに率いられたグループもぞろぞろ。東京住まいらしい(何かしょぼぉいアニメやゲームおたく風の)外国人お兄ちゃんたちもぞろぞろ。その人込みの中を精一杯ファッショナブルに装って来たらしい女の子たちがぞろぞろ。きょろきょろしているうちに結局ランチを食べ損ねて電車で帰って来たけど、みんないったい何を求めて原宿の人込みを歩いているんだろうと思ったな。