リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅の空から~隅田川散策

2018年10月12日 | 日々の風の吹くまま
10月12日(金曜日)。曇り。朝のうちは何となくぽつり、ぽつり。今日の朝ご飯は新宿バスタにある沢村。日本ではアボカドが大人気みたいで、前回カレシがアボカドエッグを食べてえらく気に入って「まだ食べたい」。ワタシは普通のベーコンと卵で、バーのカウンターでちょっといいジャズを聴きながらの朝ご飯。夜にちょっと飲みに来てみたいね。今日はスカイプレッスンがないので、どこに行きたいか聞いたら「橋の写真を撮りたい」。ちょこっとググってみて、東京の「母なる川」みたいな隅田川に行ってみようということになった。地図を見ると、新宿駅からなら各駅停車の総武線に乗って両国まで行けば目指す川はすぐそこなので、今日は迷子にならずに済みそうな感じ。

まずは洗濯物をランドリーバッグにまとめて客室係に電話。ニコニコしたおじさんが取りに来てくれて、さあおでかけ。カレシのSuicaが見つからなくて慌てたけど、バッグのポケットをあちこち探し回って無事に見つかったので、10時近くに出発。ホテルからは新宿駅新南口がすぐ近くて便利なんだけど、山手線同様に総武線も長い、長いホームの先。両国駅で降りて、川岸に出そうな方向へまっしぐら。おお、川沿いに遊歩道があるんだ。下流には蔵前橋、上流には両国橋があるけど、どっちに行こうかと考えて、2人とも何となく上流へ。あちこちに浮世絵の壁画や歴史の説明があって、ところどころに川沿いの区の小中学校の生徒の壁画作品がある。タグボートや水上バスが行き来して活気が感じられるところは、我が家から見えるフレーザー川のよう。昔から川は人類の大切な交通の要所だったんだもんね。川の上をいくつもの橋、さらに上を二重、三重の高速道路、そして電車の鉄橋。これは東京でなければ見られない景観かな。

   
   
   
   
   
   
   

遊歩道から両国橋に上がって、反対側に渡ると神田川にかかる柳橋。橋こそ何の変哲もない現代の橋だけど、川端には「船宿」があって、屋形船が何隻もつながれている。さしずめ江戸時代のパーティボートってところかな。ここから折り返してさらに上流へ。川の反対岸なので堅川水門が良く見える。どんどん歩いて行くちょっときれいな新大橋。わたる途中でさらに上流に青い覆いをしたものがあって、ズームで撮ってみたら、「橋梁工事中」。遊歩道のライトアップの作業もしていたし、どうやらオリンピック関連でいろいろな工事があるらしい。新大橋を渡って、川に沿った道路を両国駅を目指してテクテク。川べりに幅広の高層マンションが並んでいるかと思うと、食べ物屋や飲み屋がある道路沿いには玄関の幅しかないような細い4、5階建ての建物が並んでいたりする。地震が来たら倒れるんじゃないかと思ったけど、隣のこれまた細い建物とぴったり寄り添っているから、あんがいお互いに支えあって倒れないかもね。

いつのまにか両国駅の前に出て、おお、今日は迷子にならなかった。総武線が代々木駅に停まるとは知らなかったけど、アナウンスがあったので慌てて下車。(ホテルへは新宿駅よりこっちの方が近い感じだし、人込みもないから便利。)今日はよく歩いたあ。沢村にひとっ走りしておやつのクッキーとコーヒーを買って来ようっと。