リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

旅の空から~きのうは浜離宮、今日は小石川植物園

2018年10月21日 | 日々の風の吹くまま
10月21日(日曜日)。晴れ。今日も予想最高気温は23度と、私たちには夏の陽気。朝のNHKで「今日は行楽日和です」と言っていたから、どこへ行ってもすごい人出だろうな。きのうの午後は浜離宮庭園。おととい来るつもりで電車に乗ったけど、地図を見て近そうだと思った浜松町で降りたら、なぜか「旧芝離宮恩賜庭園」というところに行きついてしまった。あまり人のいない静かな庭園で、シニア料金が70円。石橋を渡っていたら鯉が大きな口を開けて押すな押すなだったので思わず大笑い。もっとも、近くのビル工事の音がガンガンとものすごくて、日本庭園に期待する「和の静寂」のような風情はまったくなかったけど、それでもなかなか趣のある庭園だったな。
   
   

それできのうは出直しというとことで、ちゃんと浜離宮庭園への道筋を調べて出発。新橋で降りたら、人の流れが同じ目的地に向かっているらしかったので、後について行って今度は道路工事の迷路でも迷わずに到着。土曜日だから混んでいるかなと思っていたけど、ピクニックをしている人たちに交じって着物を着た人たちがぞろぞろ。「大茶会」なるイベントであちこちに茶席や野点の席ができていて、さらに団体旅行の外国人たちもぞろぞろ。まあ、広いところだからいいけど、そうでなかったら混雑していただろうな。でも、周囲を超高層ビルに囲まれた日本庭園は、日が当たってきらきらさざ波が立っている水面に映った茶室と高層ビルがおもしろい絵になっていた。昔の水門から水上バスの乗り場を経て、レインボーブリッジを眺めて、水に映る東京タワーを写真に収めてと、2時間ほど歩き回ったら2人とも足がくたくたの細かい砂利を敷いた道って足にあまりやさしくないね。
   
   

何だか空模様が怪しくなって来たころに帰って来てひと休み。窓から見ると北の方の空が真っ黒で、おっ、稲光り。朝の予報で雷雨があるかもと言っていた通り。5時過ぎ、おなかが空いたのでデパ地下に晩ご飯を買いに行こうと下に降りてみたら、うわっ、どしゃぶり。サザンテラスでは手作り品を売るテントが並んでいたけど、集まった人たちは建物の中で雨宿り。私たちも回れ右して部屋に戻って、スーツケースに入れっぱなしだった傘を引っ張り出して出直し。東京に腰を落ち着けて2週間で初めての本格的な雨はかなりの雨脚で、サンダル履きのワタシの足は庭園の砂利道を歩いて来た汚れを洗い落としてもらってさっぱり。

そして今日は小石川植物園。乗り換え不要の地下鉄丸の内線で行くことにして、新宿駅でホームを探すのにひと苦労して、ぐるっと遠回りして茗荷谷駅に着いたらあとはけっこう簡単。ところが、切符を買って中へ50メートルも歩かないうちに(スカートだったので)むき出しだった足にチクッ、チクッ。あ、あ、あ、虫刺されだっ!足を見下ろしたら、小さな黒い虫がいたので払いのけたけど、あっという間にひざやふくらはぎに10個くらいの赤い点々。芝生に入らずにできるだけ通り道の中心を歩いていたけど、しまいにはちょっと広がった腫れが20個くらいできて、かゆい、かゆい。誰も見ていない時を見計らっては手のひらいっぱいに唾をつけて刺されたところに擦り込んでその場をしのいだけど、カレシはいつものように被害ゼロなもので、もうよけいにかゆいぃ~っ!

ものすごい人混みの池袋で山手線に乗り継いで帰って来て、カレシが昼寝をしている間にかゆみ止めを買いにドラッグストアへひとっ走り。液体の薬を足に塗りまくってひと息ついたけど、頭に来たからホテルのレストランで豪勢にコースディナーをご馳走を食べて、今夜は早寝しようっと。あしたはつくばへ1泊旅行。ホテルには帰って来ていなくても心配しないでと言ってあるし・・・。