リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ムッシュヘネシーのおかげで袖にされたレミ

2019年11月07日 | 日々の風の吹くまま
11月6日(水曜日)。☀☀。7時に起床して、まぶしい日の出を見ながら朝ごはん。今日も忙しいぞ。今日からシーラにプレゼントするミニチュアキッチンの「工事」を始めるので、プチアトリエを整理整頓して、キットの材料と道具を点検。これはパーツが精密にカットされているRobotimeのものだし、前に一度作ったので、さほど時間はかからないはず。壁と土台になるパーツに白い塗料をていねいに塗って、乾くのを待つ間にウォーキング。

今日は寒くもなし、暑くもなしと言うところ。去年、おととしと2年続けて大雪と寒波の冬だったから、この冬は長期予報の通りに「平均的な」(雨ばっかりの)バンクーバーの冬になればいいね。雪や寒さに慣れているはずの道産子のワタシもさすがに年には勝てないということを証明しているみたいだけど、冬が温暖な気候帯で44年も暮らしていると、身体の感覚が鈍ってしまうのかな。あるいは、平熱が37度はあって、いたって薄着なので、寒さに弱くなったと言うよりは雪が降ると出歩くのがめんどうになるのが嫌になったいうことなのかも。もう自分で雪かきをしなくても良くなったんだけど、はて、これも年のせいなのかな。

午後、お酒の買出し。マティニに欠かせないジンを切らしちゃったので、車の運動がてら旧居に近いオークリッジまで遠出。カレシはブードルズのジンを3本、他にシチリアのアヴェルナ、ヘイマンのスロージン、ブランディ。ワタシはヘネシーとグレンフィディックのFire & Cane。帰りの車の中で、レミがセールになっていたけどヘネシーにしたと言ったら、「愛しのレミはどうなったんだ」とカレシ。うん、新しい恋人ができたもので、レミはもうモンシェリじゃなくなったのと言ったら、「ふむ、今度はアイリッシュマンか」。そっか、ヘネシーは元々アイルランドからイギリスの圧制を逃れてフランスに渡ったんだよね。コニャックを飲み始めた頃はクルヴォアジェが好きだったけど、いつのまにかレミマルタンに惚れ込んで、ずいぶん長いことワタシの「愛しのレミ」だった。でも、切らしたときに近くの酒屋で売っていなくて、たまたまあったヘネシーを買ったのがそもそもの馴れ初め、レミよりもリッチな感じのまろやかさに惚れ込んであっさりムッシュ・ヘネシーに乗り換え。レミよりちょっと高いんだから、アップグレード。

さて、あしたはシーラがバスルームの掃除に来てくれて、ついでに来月の留守番サービスの打ち合わせ。最近ちょっと厳しくなっているビジター用駐車場の利用規則について、管理会社に問い合わせて「長期パスを請求すれば問題なし」との確認を取っておいたので、シーラに18日間ずっと泊り込んでバルコニーのコールドフレームで冬越しする古いゼラニウムの世話をしてもらえるね。