リタイア暮らしは風の吹くまま

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遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

シニアには抗原が4倍の高用量インフルエンザワクチン

2019年11月16日 | 日々の風の吹くまま
11月15日(金曜日)。☂☁☀。1週間があっという間に過ぎた感じで、またもう土曜日かぁ。でも、ここのところ気分が何となくしゃきっとしないでいたのが、やっとエネルギーが上げ潮に転じた感じ。カレシにそういったら「オレも何か気分がすっきりしなかったけど、元気が出て来た」。あら、やたらとソファにひっくり返っていて、居眠りも多いなあと思っていたら、カレシもそうだったのか。

何で2人揃って下げ調子だったのかなあと考えていて、はたと思い当たったのが「インフルエンザの予防注射」。今年から65歳以上には標準の4倍の抗原が入ったシニア用の高用量ワクチンを投与することになったんだそうで、注射した薬剤師さんが「2週間くらいはちょっと具合が良くないかもしれない」と言ってたっけ。そう言えば、ワタシは珍しく注射の後がちょっと腫れて熱っぽかったな。加齢によって免疫機能が低下しているシニアはインフルエンザによる入院や死亡のリスクが極めて高いので、防御効果を高めるために抗原の量を増やしたワクチンがシニア用に開発されたそうで、アメリカでかなりの効果が認められたという話。

毎年10月に入る頃にはあちこちの薬局に「インフルエンザ予防注射開始」の看板が登場する。もう何年も前になるけど、新型のインフルエンザが大流行したときに医者のオフィスやクリニック、はては救急センターに予防注射を受けようとする人たちの長蛇の列ができて、医者や看護師の業務に支障が出たことがあった。その苦い教訓から、薬剤師に注射の訓練をして、インフルエンザの他にもいろんな予防注射を受けられるようにしたわけで、ドラッグストアや大手スーパーの店の中に薬局があるから、買い物のついでに注射してもらえるので便利になったと言えるかな。それに、いつも忙しい看護師よりも薬剤師さんの方が注射のしかたがていねいで痛くない傾向があるのはおまけのご利益。

インフルエンザの予防注射は65歳以上のシニアや一定の要件を満たす人たちは無料で受けられるし、シニアは肺炎の予防注射も無料で受けられるので、受けなきゃ損だよね。これからクルーズで行く南半球のオーストラリアとニュージーランドではインフルエンザの流行期は過ぎているはずだけど、船という閉じられた空間ではどこのどんな人がインフルエンザのウィルスを持ち込んで来るわからないから、抗原4倍でがっちり防御体制を整えて出かけるに越したことはない。元気が出たところで、よぉしっ、気合を入れて準備にかかろうっと。