11月19日(火曜日)。☁☀☀。うっすらとした朝霧が晴れて、今にも青空がのぞきそうな明るい曇り空になって、昼時には清々しい青空。きのうまでは南のアメリカ側で晴れていそうな明るい空だったけど、今日はあっちの方がもやっとした曇り空。アメリカ側の北カスケード山脈最高峰のベーカー山(標高3285m)はニューウェストミンスターから93キロの距離で、(陸上の)国境線までは直線で約25キロしかないので、晴れた日には南にサンフアン諸島(アメリカ)の島影が見える。こっちがまだ雨なのにあっちではもう晴れていたりすると、おい、早く雨雲をどかしてくれという気分になるし、東の方まで晴れ渡ると、カスケード山脈の山々が行列して国境を越えて来るのが見える。小型飛行機で国境を越えると緑地帯がどこまでも一直線に続いていて、国境という「線」が厳然として存在するのを実感するけど、地球の上には川や山脈という一種の境界線が縦横に走っているから、それが人間の「線引き」好きに反映されているのかもしれない。
きのうがっちり(急な坂道や階段を含む)ウォーキングをしたので、今日はペースダウン。朝のうちにニュースレターを書き上げて、「やらなきゃリスト」に実行済みの線を引いて、さて、ランチは今話題の「Beyond Burger(ビヨンドバーガー)」。まだ「健康に良い」と推奨できるデータがないので、栄養学の専門家が「高度に加工された食品だから・・・」と口を濁している段階だけど、先週パブで食べたカレシが「うまいっ」と評価したし、行きつけのスーパーで普通に売ってるので、百聞はひと口にしかずと、ランチの食材として試してみることにした。
スーパーで栄養データをじっくりチェックして冷凍のパッケージを買って来たけど、値段はパティ2個入り800円と、けっこうお高いな。それに、地球を救うために肉食をやめて植物を食べようとぶち上げるわりには少々過剰なプラスチックの包装で、リサイクルできるとはいえ、ワタシには何だか偽善的なミレニアル世代の発想のような感じがしてしまう。それでも、、エアフライヤーで調理してハンバーガーらしく焼き上がったのをバンに載せて、トッピングは最後に一緒に温めた植物ベースのベーコンもどき、玉ねぎとトマトのスライス、レタス、そしてカレシにはきゅうりのピクルス1枚。
食べてみると、たしかにハンバーガーらしい味だし、ひき肉風の食感。ワタシとしては野菜バーガーとして売っている方がおいしいと思うけど、カレシがご満悦の様子なので、たまにランチに作ってもいいかなというところ。でも、後になって出たゲップが何となく豆っぽい味がしたような、しなかったような・・・。