リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

パーティが楽し過ぎて携帯を忘れて来ちゃった

2022年09月02日 | 日々の風の吹くまま
9月1日(木曜日)☀☀。9月。日の出、6時半。湿度はこのあたりにしてはちょっと高めだけど、それほど暑い感じはしない。午後8時前にはもう日が暮れてしまって、日が照っている時間が短くなったおかげで、道路のコンクリートが吸収する熱の量が減ったからかな。でも、あしたはまた一時的な猛暑になるらしい。まあ、公式に秋が始まる「秋分の日」まであと3週間・・・。

きのうはArts Clubのファンドレイジングの一環であるSignature Dinnerシリーズの「夏の終わり」のディナーパーティがあって、会場はグランヴィルアイランドにあるホテルのレストラン。イベントに使われる部屋の外にある広いパティオに8人ずつのテーブルが9つあって、私たちは3番のテーブル。名札を見て席を確認したら、ワイングラスを片手に親しい常連やArts Clubのスタッフ、初対面の人たちとおしゃべり。ぼちぼちテーブルに着いて同席の人たちとおしゃべり。私たちの隣は欠席になったと言うことで、他のテーブルの人たちが来ては座っておしゃべり。(みんなほんとによくしゃべる。)専務理事のピーターの挨拶でディナーが始まって、前菜はサラダ、メインは私たちはベジタリアンパエリャ、デザートはティラミスで、コースの合間に向かいの夫婦とパエリャ談義から旅行の話になって、奥さんがカルカソンヌに行ったとわかって、ワタシの携帯に保存してあった写真を見ながら互いに思い出話。

これが事の始まりだったんだな。向かいの夫婦が他のテーブルを「訪問」している間、カレシと空席の方に移動して、新たに向かいになった夫婦とおしゃべり。そろって教育家で、奥さんは中国系3世で、互いに異人種カップルと言うことで、インクルーションやダイバーシティについてごく軽い論議に花が咲いて、ピーターの挨拶でお開きになったのはもうとっぷり日が暮れた頃で、テーブルを離れてしばし親しい人とおしゃべりに花を咲かせて、Arts Clubのスタッフに挨拶してお暇したのは9時過ぎ。ほんとに楽しかった。あまりにも楽し過ぎたせいで、携帯をテーブルに置き忘れて来たのに気付いたのは帰って来から。タイヘンだぁ。でも、たぶん誰かが見つけて、後片付けのために残っていたArts Clubのスタッフに渡してくれているかもしれないと高をくくって就寝。けさになって、世話役のイマンが遅出して来そうな時間を見計らってArts Clubに電したら、「オフィスにあるわよぉ。いつ頃取りに来れるか教えて」。うはぁ、やったぁ、良かったぁ。ありがとぉ~。ホテルにあったら電車2本とバス1本の乗継ぎになるけど、Arts Clubのオフィスなら電車1本。ああ、良かった、良かった。じゃあ、2時頃にそっちに行きまぁ~す。(帰りに駅から直接ファーマーズマーケットに寄って来れる時間・・・。)

オフィスに着いたら、ちょうどランチから帰って来たピーターが2階のイマンたちのオフィスに連れて行ってくれて、無事に「迷子の携帯」と対面。「ディナーのときには携帯の置忘れがよくあるのよ」とイマン。うん、年配者が多いし、おしゃべりに夢中になって、つい忘れてしまうんだろうね、ワタシみたいに。ほんとにありがとうね。電話は使わないし、テキストメールだってごく限られた人としかやりとりしないので、依存している感覚はなかったから、手元になくなったとたんに存在を意識したのは新発見。デスクトップを離れているときの「支店」みたいな使い方なので、実質的な不便はなかったけど、それでも携帯が手の中になくなって初めて、毎日相当な「思考時間」を携帯に費やしていることに気づいたのは、ある意味で災い転じて何とやらかな。なぜかいつも画面を下にして置く携帯、あは、失くしてしまわなかったのは神田明神のお守りがあったからかもしれないな。


神田明神の霊験あらたか