リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

たまには陽だまりでのんびりと

2022年09月20日 | 日々の風の吹くまま
9月19日(月曜日)。☀☀。夜の間ちょっと冷え込んだようで、5時半頃にトイレに起きたら、寝室に暖房が入っていた。朝方の最低気温が9度と言う予報を見て、慌ててフリースの毛布に替えて寝たのは正解だったな。シーツは夏物のままだから、薄手のアクリルの毛布では寒かっただろうと思う。ワタシもそろそろ衣替えをした方がいいね。週中に最高気温が27度なんて、夏の最後の足掻きみたいな予報が出ているけど、夏のTシャツを2枚ほど残しておけば十分。と言うわけで、15分で衣類の入れ替えを完了。はあ、秋が来るんだなあ・・・。

今日はカナダの君主でもあるエリザベス女王の葬儀の日。連邦政府は臨時の連邦法定休日にしたので、連邦政府管轄下の機関のお役人たちはカナダのどこにいても有給休暇。BC州は法定休日にしなかったけど、州政府関係の機関と学校は休み。一般のビジネスは有休を与えるように勧告しただけなので、ほとんどは平常通りの営業ということで、急な休校で子供を預けるところを探さなければならなくなった親たちはおかんむり。市町村のレベルで子供のための1日プログラムを用意したようだけど、やっぱり公務員と教師だけ休みというのは、庶民には納得が行かないんじゃないかな。まあ、これでひとつの「時代」が終わったわけだけど、在位70年ともなると、ほとんどの人にとって生まれてこの方ずっとエリザベス女王が君臨していたわけで、後を継いだチャールズ国王はあまり人気がないから、感慨よりも戸惑いのような感情の方が大きいかもしれないな。女王様、どうぞ安らかに。

カレシは今日もウォーキングをスキップして、午前中はもっぱらソファでうとうとしたり、本を読んだり。ワタシも衣類の入れ替えが済んだら、めったに座ることがない「ワタシの椅子」に座って、オットマンに足を投げ出して、椅子を揺すりながらスマホでニュースめぐり。いつの間にか太陽がずいぶん低くなって、リビングはすっぽり陽だまりなもので、のんびりしていたら眠くなってしまいそう。久しぶりにサレーセントラルのタワー群の後ろにベーカー山が見えているのは、アメリカ側の山林火災の煙が晴れて来たということかな。ランチの時間が近づいて、目を開けたカレシが「スープがいいなあ」。そうねえ、おなかにやさしいしねえ。でも、パントリーにあるのはキャンベルの濃縮マッシュルームスープだけなんだけど、はて、冷凍庫にだいぶ前に作ったSimply Delishのスープがあったっけ。クラムチャウダーとマッシュルームスープ。それじゃあ、マッシュルームスープを半解凍して火にかけて、シャンテレルきのこの形の崩れたのを加えて、さらにキャンベルの「マッシュルーム&ガーリック」スープの3分の1ほどと牛乳を少し。あは、けっこうグルメっぽいおいしいスープができたじゃないの。郊外の若い起業家カップルが作っているもので、基本的にヴィーガンだけど、肉や野菜を好きなように足せるし、材料全部をだんだらに詰めたチューブ1本でランチ3回分のスープができて便利至極。これから寒くなって来るから、そろそろ注文しようっと。

温かスープで元気が出たカレシは「菜園」の水遣り。後についてバルコニーに出たら、あらら、あちこちにミニトマトが転がっているじゃないの。たわわに成って熟したのが、枝から落ちて、ころころという構図で、ちょっと揺すっただけで枝から外れて落ちるから、ワタシは前に収穫したトマトが残っている水切りかごを持ち出して来て、トマト拾い。マティニの時間になって、キッチンからバルコニーの外を見たら、あら、このところ(というかわりと頻繁に)発砲事件や事故で何かと騒がしい川向こうのサレーで黒っぽい煙がもくもく。きのうもサレーで灰色の煙が立ち上っていたけど、また火事かな。ニューウェストミンスターのど真ん中の一番高い丘に突っ立っているマンションの高層階なもので、周りの6つの市のどこかで火事があると煙が見えるから、つい野次馬になってしまう。さて、収穫したてのかわいいトマト、今日もサラダにして食べようね。食べ残した1個のトマトから育ったのが、外にはまだまだたっくさんあるんだから。