リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

薬を信用しない人に効く薬はある?

2017年02月12日 | 日々の風の吹くまま
2月11日(土曜日)。曇り。きのうからの風も収まって、気温はばっちりプラス。カレシも痛み
で目を覚まさずにぐっすり眠れているようで安心。マットレスカバーの素材の高機能性繊維
セリアントは身体から出る遠赤外線を利用して身体を温め、血液循環を促進して、筋肉疲
労や痛みを和らげたり、睡眠の質を向上させるの有効なことが臨床的に証明されているそ
うで、カレシもそれを証明しているような感じ。旧居で使っていた古いマットレスはちょっと動
くたびに揺れたから、ひと晩中痛みで目が覚めては悶々としていたかも。

カレシがいつもやっているけど怪我のせいで(一時的に)できなくなったことがけっこうあって、
ワタシは朝ご飯のしたくからダブルシフト。まじめ掃除の日の今日はワタシ担当の埃払いと
掃き掃除とモップかけを済ませてから、カレシ担当のごみ集めをして、ごみ袋とリサイクル
品のバケツ2個と生ごみのバケツ1個をひとりでごみルームに運んで捨てて来たけど、バス
ルームのシンクやトイレの掃除はめんどうくさぁい。でも、たとえ少しでもカレシが家事をして
くれるようになってずいぶん助かってたんだなあ。カレシは「いろいろとやらせてごめん」。い
えいえ、「お願い」ポイントを貯めていると思えばちっとも苦はならないよぉ~と笑い飛ばす
ワタシ。

カレシが痛みがあるたびに胸や背中の筋肉が痙攣するから鎮痛剤を試してみたいというの
で、掃除の後でSave-On-Foodsへひとっ走り。薬の棚には定番のアスピリン、タイレノー
ルの他にAdvil、Motrin、Aleve、Robaxと鎮痛剤の箱ががずらり。普通の鎮痛剤では安心
できないのか、頭痛用、解熱用、関節炎用といろいろあって、それも「レギュラー」がダメなら
「強力」。どれも一番小さいので24錠入り、すごいのになると「お徳用」130錠!ひゃあ、我
が家では10錠入りのタイレノールでも使わないままで期限切れにしちゃうのに。

今どきはちょっとした痛みでも薬に飛びつく人たちがこんなにもいるってことで、There’s an
app for that(そのためのアプリがあるよ)と冗談に言うけど、まさにチクッとしたら「あっ、薬
(アプリ)があるよ」なんだろうな。どうりで鎮痛剤依存症になる人が増えるわけで、我慢をし
なくても良くなった時代ってあんがい不幸なのかも。棚に並んでいる薬の箱を片っ端から手
に取って、成分や効能(字が小さい!)をじっくり読んで、結局は消炎鎮痛薬に筋肉弛緩薬
を配合したRobax Platinumを選んだけど、頭から薬を信用しないカレシに効くのかな?

予算消化の魔の3月がやって来る

2017年02月11日 | 日々の風の吹くまま
2月10日(金曜日)。曇り。ルーフデッキの雪は今回は積もって日が経っていないので、融
けるのも超スピードで、水曜日の夜から今朝にかけて80%くらい消えた。やれやれだけど、
カレシは何か停戦の前の日に流れ弾に当たった兵士みたいで、不運というか何というな。
せっかちな人が思うように動き回れないものでちょっぴりイライラ。でも、「障害者の大変さ
が良くわかった」というのは人生勉強になったということかな。だって、毎日たくさんの人たち
がいろんな事故や事件で大怪我をして一生の障害を持ってしまうんだから。入院するような
大怪我をせずに済んだのは幸運の星のおかげ・・・。

きのう行ったクリニックでは家庭医が新しい患者を受け入れていると言うので、サイトを見た
ら何とクリニックそのものが先週オープンしたばかり。家庭医のリウ先生は名前からして中
国系の女医さん。かかりつけの医者がいる方がいいので早速申し込んだけど、現在家庭医
のいない人を優先する方針だそうで、長年私たちの家庭医だったマー先生は場所が不便で
もう10年も行っていないし、電車やバスを乗り継いで1時間以上かかる今は家庭医はいな
いと見てくれたらめっけもん。

ちょっと前にやった仕事に「介護離職」という英語には対応する名詞がない日本語が出て来
て困ったけど、座ったままのカレシから何かとこまごまとした「お願い」があるもので、「介護
役」のワタシはあっち、こっちとちょこまか。まあ、旧居と違って階段を上り下りしなくてもいい
のが何よりだし、動き回っているとわりといい運動になるから別に煩わしいことはないけど、
こんなときに限って何で急に仕事が増え始める。ああ、「魔の予算消化期」の到来。昔から
年度末が迫る2月、3月は翻訳業も猛然と忙しくなるところへして、100%現役だった頃に
は自分の帳簿の年度末処理やGSTの第4四半期の申告、所得税申告の準備と重なって、
ねじり鉢巻とたすきが何本あっても足りないくらいだった。

あの頃に比べたら、GSTの登録抹消で徴収義務のない「零細事業者」になって四半期ごと
の申告がなくなったし、経費なんかそれこそすずめの涙だから帳簿処理もあっさりと片付い
てしまう。まあ、去年は最初の3ヵ月で1年の売上げの半分を稼いだから、今年も魔の3月
が終わるまでにがっちり稼いでおいて、後はぼちぼち入ってくる仕事をぼちぼちやりながら
余裕を持って趣味に邁進というシナリオで行こうっと。

最後の最後で滑って転んで怪我

2017年02月10日 | 日々の風の吹くまま
2月9日(木曜日)。雨!降ってる、降ってる。デッキに25センチあった雪がひと晩で18セン
チになって、大雨警報発令中。結局は「数十年に一度」の異常な冬もこれでほんっとにおし
まいにしてほしいな。カレシがずっと「子供のときにはこれくらい寒くて雪が降ってたよ」と言
い続けていたけど、カレシが「子どものとき」こそまさに数十年前。つまり土地っ子でもこんな
冬は生まれて初めての人が多いから、要は経験値の問題ってことか。まあ、冬の長いとこ
ろから来た人たちもしっちゃかめっちゃかぶりにはさすがにうんざりしたようだけど。

予報が本格的な雨になったので、カレシは英語教室のキャンセルをキャンセルして少し早
めに出かけて行ったけど、いつもより少し遅い時間に何とも深刻な顔つきで帰って来た。歩
道に張り付いていた氷を踏んで後ろ向きにでんっと転んで、嫌と言うほど背中を打ったもの
で、ちょっとした動きでも肩甲骨の下あたりに猛烈な痛みが走るとのこと。靴を脱ぐのもやっ
とで、歩くのも数歩ごとに悲鳴を上げる始末。あ~あ、大変だぁ、これ。じっと立っていると痛
みは感じないと言うから、肋骨などの骨折はなさそうな感じだけど・・・。

しばらくソファで横になっていたけど、クリニックに行くことに。屈めないので靴を履かせるの
にひと苦労したけど、後は数歩ごとに立ち止まりながら何とかモールの2階のクリニックへ。
アポなしで診てもらえる「ウォークインクリニック」は待ち時間が長いのが悩みだけど、待っ
ていたの3人くらいで、30分ほどで呼ばれた。カレシに付き添って診察室に行ったら、おお、
今日の担当は中国系美人のかっこいいキー先生。最近は医学部も半分以上が女性だそう
で、クリニックにも女医さんが多い。診察はていねいだし、きちんと質問に答えてくれる。カレ
シが悲鳴を上げるまで背中をあちこち押して、「脊椎は大丈夫。筋肉系の怪我だと思うので
来週まで様子を見ましょう」。

薬嫌いのカレシらしく痛み止めの処方は断って、そろそろと帰って来たけど、頭を打ったりし
たら致命傷になりかねなかったから、この程度の怪我で済んだのは不幸中の幸い。それに
旧居だったら一番近いクリニックでもワタシが車を運転して連れて行かなければならなかっ
たところで、何でもすぐそこにある街中に住んでいてほんっとに良かったね、カレシ。さて、ド
ラッグストアへひとっ走りして、サロンパスを買って来てあげようっと。

じじとばばの井戸端会議

2017年02月09日 | 日々の風の吹くまま
2月8日(水曜日)。曇りのち雪のち・・・?雪にするか雨にするか決めてくれないと下界の人
間は迷惑なんだけどなあ。この2ヵ月の間に事故続出で州営の自動車保険公社への保険
請求が激増。来年また保険料が上がるのかなあ。バンクーバー市では雪道に対応していな
い車が混乱に輪をかけるんだと、冬タイヤの装着などを義務付ける「条例」を検討中。月光
市長どんは条例さえ作れば問題解決だと思っているらしい。一番の問題はせっせと撒いた
融雪塩のおかげで河川や地下水の塩分濃度が基準を超えて、生態系に悪影響を及ぼしそ
うなことかな。これって環境汚染だよね・・・。

今日は午前10時からマンション住人の交流を図る「コーヒークラブ」の第1回目。魔法瓶に
入れたコーヒーとカップを持って1階のパーティルームへ。エレベーター2号機には新しい
「1階」の押しボタンがついていたけど、表示ライトは赤じゃなくて白。ま、機能していれば色
なんてどうでもいいか。ロビーやエレベーターのモニターで案内していたけど、午前中なの
で集まったのは企画した老夫婦(デイヴィッドとベル)、その隣のヘレン(ゴードンの奥さん)、
ひとり住まいのドリス、そして私たちのシニアばかり6人。

それでもわいわいとニューウェストやバンクーバーの昔話をひとしきり。クリスマスツリーの
飾りつけにも来ていたドリスは杖をついているので、この天気でひとりで大丈夫なのか聞い
てみたら、子どもや孫のほとんどがニューウェストに住んでいて、入れ替わり立ち代り来て
は買い物や掃除の世話をしてくれているという返事。「今年88歳になるのよ」と言うので、
日本では88歳は盛大に祝うおめでたい年齢だと教えてあげたら、「あら、子どもたちにそう
言っておかなくちゃ」とうれしそう。とってもすてきなかわいいおばあちゃま・・・。

ヘレンが泥棒が入った経緯を説明。どうやら駐車場からロビーに入り、ロックされていない
防火ドアから非常階段に入って、最上階(26階)へは防火ドアのロックをカードか何かで開
けて入ったらしい。ロックは警察官がクレジットカードで開けて見せたくらいちゃちなものだっ
たそうで、全館の防火ドアと希望者の部屋のロックを取り替える見積もりを取っているところ
だとか。最後におばあちゃん4人がコーヒークラブを理事会の「影の内閣」にしてコミュニティ
作りに貢献しようと気勢を上げて、今日の「じじばば井戸端会議」はお開きとなった。

盗まれたエレベーターの押しボタン

2017年02月08日 | 日々の風の吹くまま
2月7日(火曜日)。晴れ!雪が降っていたら英語教室はキャンセルということにしていたカ
レシ、テレビのニュースを見て「や~めた」。あ、やっぱりキャンセルする?まあ、生徒さんは
ほとんどが60代、70代の人たちで、凍りついた歩道が滑って怖いとこぼしていたそうだか
ら、空からは雪が降っていなくても地面の雪を見たら誰も来ないかもしれないな。また風雪
警報みたいなのが出ていて、水曜日の午後から雪が降り出して、夜から木曜日の朝にかけ
て凍雨から雨に変わると言うタイヘンな予報で、結局は木曜日の教室もキャンセル・・・。

でも、今回はマンション周辺の歩道の除雪が完全で、買い物にはあまり支障がないのがう
れしい。前回一番困ったのはマンション隣の空き地に隣接する歩道で、元ガソリンスタンド
だったらしい角の空き地は市有地になっているので、市の条例によれば市に除雪の責任が
あるはずなんだけど、気温が上がって自然に解けるまで一度も除雪されず、踏み固められ
てつるつるに凍った歩道はブーツを履いていても滑った。それが今回は雪が降ってから2日
目には人1人が通れる幅だけきれいに除雪されていたからびっくり。きっとすごい数の苦情
が来たに違いないな。

午後、買い物に行くためにエレベーター(2号機)に乗ったら、あらら、「1階」の押しボタンが
なくなって、ぽっかり丸い穴が空いている!何かで無理にこじって外した形跡がないけど、
誰かのいたずらかな。階段を使おうにも1階の防火ドアはロックされているから、2号機が来
てしまったら、G階(ロビー)に下りて1号機に乗り換えるとかしないと、フィットネスルームの
ある1階に行けないじゃないの。誰のしわざなんだか。エレベーターのボタンなんて持って
いても何の価値もないだろうに・・・。

そういえば、先週泥棒に入られた部屋があるというメールがあって、最上階に住むゴードン
とエレベーターに乗り合わせてその話をしたら、何と「やられたのはうち。ロックを壊して入っ
たんだ」。奥さんのアクセサリーや金目のものをみんな持って行かれたとしょげていたけど、
ペントハウスには金持が住んでいるという通説みたいなものがあるから狙われたのかもし
れないな。それにしても、玄関もエレベーターもキーフォブがないと操作できないのに、どう
やってセキュリティを通り抜けたんだろう。まさかエレベーターのボタンがなくなったのとは関
係ないとは思うけど・・・。

デジタル思考は二択?一択?

2017年02月07日 | 日々の風の吹くまま
2月6日(月曜日)。曇り。大雪警報発令中。明日の午後には晴れ間が出るそうだけど、気
温が上がらないので雪解けはまだ期待できないとか。元凶はどうやら南隣のワシントン州
を移動中の低気圧で、カナダ側に居座っている北極の寒気団と国境で鉢合わせして雪を降
らせているらしい。寒気団が北へ後退すれば雨になるんだろうけど、それよりもアメリカ側
から来る低気圧を入国禁止にすればいいのにな。人間相手のトランプと違ってマザーネイ
チャーが相手だからできるわきゃないけど、もしもできたら南の暖かい低気圧が来なくなっ
て、メトロバンクーバーは厳寒の地になってしまうかも・・・。

ある評論家が「メディアはトランプのおかげでノイローゼになっている」と言っているのを聞
いてカレシと大笑い。欧米のメディアは長いこと悪い意味で自己完結していたところがある
から、トランプのような人物を読み切れなくて、いいように振り回されているという感じがする。
ネット社会を徘徊するいわゆるSJW族(社会正義の闘士たち)も同じように自己完結して
いて、何が何でもトランプ嫌い、その名前さえ憎しで問答無用で排斥を要求する一種の「ヘ
イト集団」になり下がった観があって、ミイラ取りがミイラになるという諺を地で行っているよ
うな感じ。左でなければ右、好きでなければ憎いと、いわば「1」か「0」しなかいデジタル型
思考が人間の感情にも及んでいると言うことかも・・・。

小町横町には「中間層がなくなって来た感じがする」と言うトピックが上がっていて、投稿主
は貧富の差の拡大のことを言っているんだけど、実際のところは経済的な面だけじゃなくて、
行動や思想、感情、感性、はては五感の領域さえも、「AかB」の二択が「AでなければB」
という一択の「対立の構図」に追い込まれて、「AでもBでも(ない)いい」という「中間層」が
なくなりつつあるような気がする。要するに人間のデジタル化が進んでいると言うことのよう
に見える。ネット文化の爛熟をもたらしたデジタル技術の発達が中間層(アナログ的思考)
を駆逐しつつあると言うことなのかも。

「悪貨は良貨を駆逐する」と言うのはグレシャムの法則だけど、ネット社会はトランプが登場
するよりもずっと前から個人攻撃や数を頼んでの異見の排斥の場になっていたし、今では
嘘ニュースが蔓延して、人は振り回されるばかり。姿の見えない悪意によって人間としての
良識が駆逐されつつあるとしたら・・・?

雪に降り込められても

2017年02月06日 | 日々の風の吹くまま
2月5日(日曜日)。曇りのち雪。夜のうちにまたどんと積もってほぼ25センチ。ほんっとに
やんなっちゃうなあ。下の6番ストリートは先手を打っての塩まきの効果と早朝の除雪が行
き届いたせいか、車の流れはスムーズだけど、12月始めの最初の大雪で「氷爆弾」の問題
が起こったアレックスフレーザー橋は今日はまた着雪と着氷で全面閉鎖。この雪、まだ降る
つもりのようだから、月曜日の朝になっても開通しなければ通勤ラッシュはまた混乱しそうな
雲行き。こういうときはご隠居さんの身で良かったぁと思うけど、やっぱり、やぁだっ。

札幌では今日から雪祭りだって。今年はどか雪が降ったりしたから、雪不足はないみたい。
ススキノ近くのオフィスで働いていたときは昼休みに雪祭りを見に行ったりしたっけ。本州か
らの観光客が凍った歩道をおっかなびっくり歩いているのを横目にヒールですいすい。靴の
にトレッドがついているのであまり滑らない。人間もスノータイヤをつけるようなもんで、秋が
深まると靴屋の店頭に夏の靴にトレッドをつけた冬バージョンが並んだし、靴修理のショッ
プでトレッドを貼り付けてもらうこともできた。北海道の人の知恵だと思う。こっちでも靴底に
トレッドをつけて売り出せばいいのにと思うけど、ピンヒールが流行っているときはムリかな。

そういえば、8年前の大雪の冬に雪が凍りついた歩道で難儀した後、Yaktraxという雪道で
の滑り止めを買ったんだけど、ずっと大雪の冬がなくて使わないままで、引越しのときに隣
のパットにあげて来てしまった。靴の底にはめて使うステンレスのコイルのかんじきかアイ
ゼンのようなもので、けっこう高いものだったし、こんなに雪が降って足元に苦労するんだっ
たら引越し荷物に入れたところだけど、今になっては後の祭り。街中に引っ越すんだからも
ういらないだろうと思ったんだけど、思惑は見事に大外れ。ニューウェストでは商店街でも除
雪していない歩道が多くてつるつる。まあ、みんなけっこう慣れた感じでそろり、そろりと歩
いていたけど・・・。

と言うわけで今日も冬ごもり。フリーザーには冷凍で買った鴨や刺身用の魚があるし、作り
すぎて余ったカレーやチリ、カスレも冷凍してあるから、数日は食べるのに困らないし、必需
品を切らしてもスーパーは道路のすぐ向かいだから1、2品買う程度なら何とか買いに行け
るし、やっぱり年を取って来ると街中住まいが便利でいい・・・。

雪の土曜日は冬ごもり

2017年02月05日 | 日々の風の吹くまま
2月4日(土曜日)。雪。起きてみたらルーフデッキにまた15センチくらい積もっていた。やれ
やれ。きのうなんかバスの運行が終日混乱したようで、待っている人たちは「遅い」、「何で
来ないんだ」、「遅刻したらクビになるのに」、「車の運転がタイヘンだからバスにしたのにぃ」
と文句、文句。でもねえ、雪のおかげで乗用車を運転しにくいんだったらバスだって運転し
にくいだろうとか、乗用車がのろのろ運転ならバスだってのろのろ運転だろうとか考えたら、
時刻表通りには動かないと予想がつきそうなもんだと思うけど、共感力がないのか、想像力
がないのか・・・。

カレシのダイエットに付き合っているわけじゃないのに、目が覚めると腹ぺこ。夕食の量は
ちょっとだけ減ったかもしれないけど、朝と昼は普通に食べているし、無塩ポテトチップを肴
にひとりで寝酒もやっているのに、なぜか朝はいつも空きっ腹で、起きたらまず快便。朝の
体重はほとんど変わらなくて、寝る前と起き抜けの体重の差は1キロちょっと。昔は300グ
ラムくらいしか減らないこともあったから、転居して普通の生活時間になってから基礎代謝
量が向上したってことだろうと思う。まあ、朝から元気いっぱいだから健康でいいってことで、
しっかり朝ごはんを食べて、まずは掃除。身体を動かすことが増えたのも影響しているかも。

今日はファーマーズマーケットのある日で、この雪でまた中止になるのかと思ったら、雨天
決行ならぬ雪天決行。でも、野菜類の店は積雪量の多い遠い郊外から来るので無理だろう
と思ったけど、11時半ごろに出て行ってみたら、テントの数はいつもの半分以下で、客足も
まばら。それでも、お気に入りのパン屋さんが来ていて、おおっ、あるっ。久しぶりのブリオ
シュローフがあるじゃないの!ばんざぁい!他のパンには目もくれずに、おじさぁん、ブリオ
シュローフ、ちょうだぁいっ。今日は1個しかないのかと聞いたら、「もう1個あるよ」。おおっ、
それもいただきぃっ。もう3ヵ月もご無沙汰してたんだもん、うれしくて、うれしくて・・・。

また雪が降り出した午後は、オフィスにこもって仕事の仕上げ。面談の記録をテープから起
こした原稿は全体が今どきの話し言葉による供述なので、翻訳はなかなか骨の折れる作業
だけど、ちょっぴり文芸翻訳をやっている気分になれて楽しい。午後8時、延々8ページの
見直しを完了。雪、あとどれだけ降るのかなあ・・・。

ダイエットとフィットネスに挑戦中

2017年02月04日 | 日々の風の吹くまま
 

2月4日(金曜日)。雪!またまた一面の銀世界。あ~あ、ほんとにもう見飽きちゃったなあ、
この景色。冗談じゃない、2月でしょ、2月。もしかしたら日なたでクロッカスが芽を出してい
る頃でしょうが。でも、きのうのグラウンドホッグデイで、冬はあと6週間続くと予報したグラ
ウンドホッグがけっこういたっけ。もっとも、せっかく眠っているところをグラウンドホッグデイ
だからと叩き起こされてむくれたグラウンドホッグが早く穴に戻って寝直したいばかりに「ま
だ冬だよぉ~」と言っただけの話だろうと思ったんだけど、予報ってこういうのだけぴたっと
当たるんだよねえ・・・。

ま、カレシもワタシも特に出かける予定がないから、ヤダヤダと言いながらもテレビのニュー
スを見ながら朝ごはん。朝の7時ごろから降り出したらしいけど、どの市役所も「今度は用
意万端!」と胸を張っていたのにけっこう混乱しているじゃないの。(先月川向こうの埠頭で
融雪塩らしいものを船に横付けした艀に下ろしていたから、そっちは万端なのかもしれない
けど。)電車は平常通りに動いているそうだけど、駅に着いても乗り継ぎのバスが来なくて、
歩道には傘をさした人の長蛇の列だし、バーナビー山頂上のサイモンフレーザー大学はま
たぞろ休校だし・・・。

ワタシは日曜日夕方が期限の仕事。カレシはこの雪では夕食後の散歩に行けそうにない
からと、トレッドミルで歩いて来ると言って1階のフィットネスジムへ。はけるズボンがなくなっ
たのがずいぶんショックだったようで、33インチのがはけるようになるまでは運動とダイエッ
トの両面作戦で行くとか。北米にはびっくり仰天するような超デブが多いもので、アジア人の
生徒さんたちからは「ちっとも太ってない」と言われるけど、おなかにはしっかりと「出窓」。つ
まりは体重の問題じゃなくて、皮下脂肪の分布の問題なんで、ワタシとしては食事量を減ら
すよりも運動量を増やして溜まった脂肪を燃やしてしまう方がずっと効果的な対策じゃない
かと思うんだけど・・・。

しばらくして戻って来たカレシ、開口一番に「20分歩いて膝が疲れた」。まさかぁ。散歩だっ
て20分以上歩いてるじゃないのと言ったら、「散歩のときは赤信号で止まれるけど、トレッド
ミルはぶっ通しで20分歩きっぱなしだから疲れるの」。じゃあ散歩よりもいい運動になるじゃ
ないの。それで雪が消えるまで続けたら効果てきめんかも・・・。

はけなくなったズボンと違反切符の関係

2017年02月03日 | 日々の風の吹くまま
2月2日(木曜日)。快晴。でも、明日からまた雪の予報。今日はGroundhog Day。リスの
一種であるグラウンドホッグが穴から出て来て、春が近いかどうかを占ってくれるアメリカ発
祥の行事で、晴れていればあと6週間の冬。自分の影を見てびっくりして穴に戻ってしまう
からだそうだけど、春はまだというところは天気予報と一致しちゃっている感じ。晴れている
とうれしいけど、この先6週間、雪よりは雨の方がいいなぁ・・・。

きのうは芝居を見に行くのに出かける間際からしてしっちゃかめっちゃか。カレシがちょっと
めかす気になって、クローゼットに何本もぶら下がっているズボンにアイロンをかけ始めた
のはいいけど、はけるのかと聞かれて、試してみたらどれもこれも前のボタンを留められな
い。きゃはは。日本のLサイズにあたるウェスト32インチと33インチのは全滅。ウェストが
伸びるようになっているのがかろうじてはけるのでそれで行くことにしたけど、簡単に夕食を
して、いざ出かけるしたくを始めたら、あはっ、ボタンが留まんなぁい。ひと騒ぎしているうち
に5時を過ぎてしまったので、しょうがいないからちょっと散歩などに出るときにはくジーンズ
で間に合わせて、なんとか出発・・・。

スタンリー劇場のあるグランヴィルストリートに着いたのが6時で、駐車メーターはもう空き
がない。しょうがないからぐるっと回って、横道に空いているメーターを見つけて駐車。最大
限2時間分のコインを入れて、劇場まで駆け足して、前で待っているトロリーバスを捕まえて
レセプション会場に滑り込みセーフ。でも、飛び入りで長々とスピーチした御仁がいたおか
げで劇場前に戻ったのは7時20分。メーターの残り時間は40分だけど、開演前にメーター
にコインを足して来るのは走って行っても無理なので、この寒空だから見回りなんかしない
かもと高をくくって運を天に任せることに・・・。

なかなか奥の深い2時間ちょっとのドラマを堪能して車に戻ってみたら、あら、ワイパーに何
やら白いものがひらひら。あはは、時間超過で駐車違反チケットを切られちゃったんだぁ。
罰金は約7千円で支払期限が3月8日のところ、2月15日までに払えば割引して約4千円
(期限を超えると課徴金が付いて1万円)と書いてあるので、さっさと朝一番にオンラインで
払ってしまったけど、やれやれ、カレシのズボンが小さくなってしまったばかりに4千円って、
笑っていいのかどうか・・・。

仕事の前にもうひと遊び

2017年02月03日 | 日々の風の吹くまま
2月1日(水曜日)。快晴。風が出て来た。昼ごろにはかなり強くなって、南東向きのバルコ
ニーに並べてあったヒバの鉢が次々と横倒しになるもので、起こしてやりに出たり入ったり。
管理人のシェリーが25階の南西向きバルコニーに置いてあったラウンジチェアが突風に持
ち上げられて、手すりを越え、建物の西の角を回って、北西側の玄関前の道路を越えて、
反対側の歩道に落ちたと言うのでびっくり仰天。人にも物にも当たらなかったのは奇跡中の
奇跡だけど、さぞかし奇怪な光景だったろうな。これが「春一番」だったらうれしいけど、金曜
日はまた雪の予報。やぁだねえ、もう・・・。

夢中になって推敲を重ねて、書き直しをしていた脚本(と言うより習作かな)を印刷したとこ
ろで、待っていたように仕事。タイミング、良すぎやしないかなあ、もう。でも、脚本はあともう
一度だけ見直しをという誘惑に負けずにひとまず横に置いといて、仕事の算段。いつものと
ころからのいつもの悩み多き職場の問題に関する報告。こっちも読んでいるとけっこうドラ
マになってる感じ。みんな公共の広場ではダイバーシティだの何だのと高邁なことを言って、
そうだそうだと同調して「意識高い感」に浸っていても、職場や家庭のような四方を壁に囲ま
れたところにこもると本音が出て来るものらしく、自分がいつも批判、誹謗、攻撃している相
手と同じような言動になってしまっているからおもしろい。

さて、今夜は楽しみにしていた『The Audience』のオープニングナイト。プロモーションの写
真を見ると、登場する7人の歴代首相を演じる俳優さんたちがどれも実物によく似ているか
らおもしろい。チャーチルはブルドッグのようなチャーチルだし、ウィルソンもサッチャーも、
エリザベス女王までそっくりさんコンテストでもやって見つけて来たのか思ってしまうくらい。
ブレアとキャメロンは同じ俳優が演じるので、それぞれの役作りの結果とメークの技術そう
なるのかな。レセプションでチャンスがあったら聞いてみようっと。

前のシーズンから週中の3日だけ開演時間が30分繰り上がったので、レセプションも30分
繰り上がって6時から。郊外に住む人たちがダウンタウンでの仕事を終えた後に芝居を観
て帰っても遅くなりすぎないためだけど、郊外から行く私たちには4時には夕食、5時前には
出発と慌しい。でもまあ、たしかに11時前には帰り着けるようになったから、いいか・・・。

車を2台持つ必要ってある?

2017年02月01日 | 日々の風の吹くまま
1月31日(火曜日)。晴れ。寒っ!でも、雲ひとつない青空は気持も広くなるからすばらしい。
カレシを教室に送り出して、ひと息ついたら掃除。日差しがまぶしいもので、床の汚れと埃
がやたらと目立つから、箒でていねいに掃いて、ごしごしと力を入れてモップがけ。掃除が
終わったら、大汗をかいたので、本を持ってバルコニーに出て、日向ぼっこをしながら読書。
気温は5、6度らしいけど、太陽をいっぱいに浴びていると薄い部屋着のままでもぜんぜん
寒くない。うん、早く春が来ないかなあ。

日の出の位置がだんだん東の方に寄って来て、寝室のブラインドの隙間から朝日が差し込
む位置がじりじりとワタシの枕に近づいて来た。日の出は8時前なので、天気のいい日には
朝日に直撃されて目が覚めて、まぶしさに目が眩んでしまう。そこで冬の間クローゼットの
奥にしまってあった遮光パネルを出して来たら、あら、カーテンレールがみごとにぐにゃり。
クリスマス飾りの段ボール箱を出し入れしたときに何かの弾みで曲がってしまったんだろう
けど、ま、伸長式の細いレールだからけっこう華奢だからしょうがない。さっそくウォルマート
に直行して新しいレールを買って、ついでにオフィスのデスクにつけるクリップ式のLED照
明も。緊急の買い物なのに何で必要な1品だけですまないんだろうなあ。

カレシが帰って来て、ランチを済ませたら、トラックの保険の更新に道路向かいのBCAAへ。
(ああ、便利すぎ。)1年間の保険料は約14万円。地下の駐車場でじっとしていることの方
が多いトラックの経費としてはちょっと高いなあ。保険請求の履歴に基づく等級に応じた割
引が最高限度の43%でもこの保険料。何しろ基本的な自動車保険は州の保険公社でか
けなければならない「独占事業」だから、無事故でも保険料は上がる一方。はて、ついこの
間のラジオで中古のピックアップトラック(小型トラック)は需要があるのでけっこう高値で売
れていると言ってたなあ。我が家のトラックは2008年型で、カレシがへまをして作ったへこ
みがいくつかあるけど、走行距離は1万キロちょっと。やっぱり思い切って売った方がいいと
思うけど、どう?

電車の駅やバス停の便はいいし、日常生活は徒歩数分の圏内で済んでいるから、ちょっと
した荷物と人間4人を運べるサイズの車1台にするのが一番の得策ではあるんだけど、こと
車となると男ってヘンな愛着とこだわりを持っているから・・・。