今回でとうとう5回目を向かえたこのシリーズ。 そろそろお口直しに違うのを挟んでおこうかな? まぁでも取り合えず続きです。 頂上付近には面白いものがあると予告してたように、今回はそれを紹介しましょう。
まずはお皿ですね。 こんな山の上の方で誰かがいた、住んでいた証です。 沢沿いのような炭焼きをする場所ではないので違う目的でいたんだと想像出来ます。
そして大量のビール瓶。 こんな山の中でビールを飲んでいたんでしょうか?、否。 何人かの方から昔の話を色々聞いていると、どうもビールをそのまま持って来ていたんじゃんなく、ビールを飲んだ後の瓶に泡盛や燃料を入れて山に持って行っていたようです。 特に泡盛を入れて持って行ってたというのは良く聞きます。 色が付いた瓶だから暖かい石垣でもある程度品質保持も出来るし、泡盛なら常温でも飲むお酒だから丁度良かったんでしょうね。 中には当時の品質の悪いソーダ色の瓶も混じってました。 そっちは何を入れてたんでしょうね?
これは何の穴でしょう? ただの穴じゃなくコンクリートで形成された穴です。 案内役だったHさんが調べた所、平久保にあった旧日本軍の建物が爆撃で壊され、新たな軍の建屋を建てる場所として選ばれたのが、敵軍に見付かり難いこの安良岳の山中だったそうです。 その建屋の柱が建てられた跡がこの穴で、実はこの付近にはこういう穴が何個もありました。 かなり大規模な建物だったようですね。
他にも戦跡がいろいろあり、次回はまたその残りを紹介したいと思いますが、最初に書いたようにそろそろ飽きが来てる方もいるかも知れないので違うネタを間に噛ますかも知れません。
とりあえず続く。