もう一つ、別の沢からの取水堰がこれです。 ここの水と前回の沢からの水を併せて一つに繋げ流していたそうです。
こちらは直接水を流さず、まず最初にご覧のような沈砂枡のような物があり、ゴミや砂を多少なりともろ過していたんじゃないでしょうか? もしかしたら前回のもそういうのがあったけど、埋もれてて気づかなかったのかも知れませんね。 山中には他にパイプを使って水を溜めるコンクリ設備が何個かあり、塩ビ管や金属の管が付いていたので、そっちは時代が違うのかもしれません。
そのあと前回のと同じように、コンクリ製の水路に流していたようです。 ただこちらのはかなり高い位置を通す水路橋があり、だからだと思うんですが補強が結果的に格好良い模様となって、かなり良い感じの水路橋(水道橋)になってます。 長い年月のすえ落ち葉等が溜り、良い感じのプランター?見たくなってるのもまた良いでしょ(笑)。
どうですか?亜熱帯ジャングルの中に突如出てくる人工物。 インカの遺跡とかと比べれば時代が浅すぎますが、何も知らないで突然↓のような感じで出てきたら結構興奮しますよ!
オイラの山の先生・Mさんが地元新聞に、他の場所のコンクリ水路も紹介してました。 水路や炭焼釜、遺跡・戦跡など、皆さんの家の側にも色んな興味深い物があるはずなので、探してみて下さい。 区や市の広報紙に目を通すと、自然観察会と同じように史跡巡りも年に何回か載ってるはずです。 まずはそういうのに参加してみると解説もあって良いと思います。 地域によっては化石とかお城とか色々あって面白そうですね。