イラブー(模様からすると多分、ヒロオウミヘビ・コブラ科)がお亡くなりになっていました。 日本のウミヘビは全部ではありませんが比較的穏やかな性格が多いらしく、咬まれ亡くなった方はそんなにいません(海外では毎年何人か出ています)。 咬まれるどころか沖縄ではイラブー汁として高級食材というか薬膳料理ですね。 特に良く見られるのはヒロオウミヘビとエラブウミヘビ、アオマダラウミヘビの3種ですが、全部エラブウミヘビの亜種だそうで似てます。 違いはヒロオウミヘビは黒い帯の部分が青い帯より広いか同じくらい、エラブは黒帯と青帯が台形を上下順番に並べたような感じです。 アオマダラは簡単、顔の先が黄色っぽく他の2種のように鼻黒じゃないって事さえ覚えておけば、バッチリさ!
コブラ科だし毒自体もハブなんか比べ物にならないくらい猛毒ですが、性格もそうですが牙が奥の方にあるので咬まれたと思っても牙は当ってない事が多いそうです。 オイラはシュノーケル中に浅瀬(水深2mくらい)の石の間におそらく流されないようにだと思いますが、頭を突っ込んで棒がユラユラ揺れてるように寝てた、夜に産卵に上がって来た、石灰岩の岩場の奥でトグロを巻いて寝ているのに遭遇した、など結構お会いしてますが、目覚めても「ん?」と言う感じでチョッと頭を上げて寝ぼけ眼な感じで見てるだけで、チョッと離れるとまた寝ちゃったりでした。 もちろん基本的には猛毒なので近寄らないのが一番ですけどね。 交尾期にぶつかると普通のヘビ同様に、こっちは夜間ですが数十匹単位(多い時は百匹以上!)で遭遇しちゃう時もあるから気を付けてね。 でもオイラも一度見てみたいな!