リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2 

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沢を登って滝も越えて、桃源郷へ行って見たい~終了

2015年03月13日 | 山が好き!

2週ほど引っ張って来たこのシリーズもようやく完結!感動の最終話は・・・ありません。 何時も通り、ス~と行きます(笑)。 さてもう登ったり下りたり、登ったり下りたりで面倒臭くなって来て、「え~いもう、行けそうなら滝を登ってしまえ!」、と言う事でこれ滝の直ぐ横です。 60才過ぎてるMさんですが、今回のパーティーでも一番達者。 誰よりも速く登って行きます。

引きで撮るとこんな滝です。 ロープ無しで登るには何かあったらやばそうな感じですね。 絶対にお客様はお連れ出来ません! 

かなり標高稼いでる筈なんですが、何時までたっても目的の場所に着きません。 「オカシイなぁ~」 そうこうしてるうちに水流が無くなって来ました。 そろそろ分水嶺に着きそうです。 この日は14時くらいから雨が降る予報なので、帰りの事も考えるとあんまり粘ってはいられません。 「よし、取り合えず腹ごしらえをしてから考えよう!」、と言う事でお弁当休憩。 エネルギー補給してから作戦会議です。

結局「今回は諦めて引き上げよう、今度来るとしたらもっと早い時間に来て、雨の心配がない日にしよう」、と言う事で撤退する事に決定~! 正しい判断です。 帰りは「このまま沢を下りて行くと鉄砲水も怖いし、尾根に上がってある程度下りた方が早いだろう」、と言う事で沢から上がります。 元々地図と経験だけで何所にでも行けちゃうMさんでしたが、今回はGPSまで持ってたのでさらに無敵でした。 中盤で藪漕ぎ中にマーキングした目的の場所にドンピシャ! オイラがつけたテーピングが突然目の前に出て来た時には感激! 「オイラも早くGPSを手に入れなければ」、と深く心に誓う46の冬でした。

尾根に上がって移動してると大岩があったので皆で登って景色を見ながらあれやこれや。 「直線距離で見ると、これしか来て無いんだなぁ~」、「タケコプターがあれば直ぐなのになぁ~」。 正面の山は於茂登岳です。 結局これだけ引っ張ったのに「桃源郷」をお見せする事が出来なくてすみません。 まぁでもまたトライしますので、その時をお楽しみに。 

予断ですが、山の先輩方の話なんかを聞くと、「若い頃は分水嶺を越えて向こう側に下りた」とか、面白そうな話を沢山聞きます。 石垣島の自然関係の長老の一人・Mさん(今回のMさんじゃありません)なんかは息子達(当時中学生と小学生ったかな?)と西表横断をした時、普通使う「西表横断道路」じゃなく、自分達で考えたコースとして逆Y字の川を登って行き、逆Y字の枝分かれした片方の川が島の反対側に出るというコースで行くと言う凄い事をやってます。 ある大学の山岳部が偶然同じコースを挑戦したらしく、途中「無念、ここまで、○×大学山岳部、引き返す!」、と書き残した崖だか滝があったんですが、そこも乗り越え無事横断に成功しています。 

ところが島の反対側に出たらえらい怒られたそうで何事かと思ったら、さっきの山岳部が山に入って数日たっても下りて来ないと言う事で、村の人達総出で救助に向かって大変だったとの事。 山岳部は引き返して帰ったので予定日を過ぎ、日数が倍掛かったんですね。  そんな事とは露知らず、その翌週位の出来事だったので、「またしても無謀な登山者が!」、見たいな事に。 タイミングが悪かったんですね。 「こんな子供を連れて、あんたはそれでも親か!」とまで言われたそうですよ(笑)。 まぁでも地元でしょっちゅう「亜熱帯・八重山」の山に入ってる人と内地の山岳部とどっちがスキルが上かっていうと、答えは瞭然ですね。 

コメント
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