今年の冬に撮影で夜の山中に入った時の下山途中、シマアケボノソウ(リンドウ科、絶滅危惧種)を見つけたので撮影したものです。ただストロボでバンッと撮っても面白くないので少し工夫をしてみました。もともと他の撮影が目的で入山し、それが終わってからなので既に結構な時間です。真っ暗な山の中、思い付きのアイデアと限られた道具で汗だくになりながら虫に刺され、1時間ぐらいかかって撮影しました。
2枚目は花芯にピンを合わせましたが、もうちょっと絞りたかった。でも手持ちISO6400でやっとだったので無理があります。風との戦いと、チョットの差で光の加減が狂い、変な体制なまま腰は痛くなって来るし、腕もシビレタ~!
岩場が好きな植物ですが、沢沿いの鬱蒼とした場所でも見かけます。センブリ属の仲間なので薬効がありますが、大抵見かけるのは保護地区内なので採取する人はいないと思います。保護地区でなくても絶滅危惧種なので止めておきましょうね。
今回は自己満足でした(笑)。